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セーケシュフェヘールヴァール (Székesfehérvár) は、ハンガリー中西部の都市である。ドイツ語ではシュトゥールヴァイセンブルク (Stuhlweißenburg) 。
かつて、ハンガリーの歴代国王が戴冠・埋葬された都市として知られる。ハンガリー語名 (Székes-fehér-vár) 、ドイツ語名 (Stuhl-weißen-burg) ともに「椅子(王座?)・白い・城」を意味する。白はハンガリーで王室を象徴する色である。
歴史
ローマ帝国時代の集落がその起源で、11世紀からはハンガリー王国の王宮がおかれた。以降、16世紀前半までこの地で国王の戴冠式も行われた。16世紀から17世紀にかけて、オスマン帝国の支配下で一時荒廃したが、17世紀末よりハプスブルク家の支配下に入ると、再び発展していった。第二次世界大戦後は、急速な工業化が進んだ。戦後まもなくは3万人程度だった人口も、70年代までには10万人に成長している。
地勢・産業
約60キロほど北東に首都ブダペスト、約250キロほど南西にクロアチアの首都ザグレブが位置しており、両都市を結ぶ鉄道の通過点に当たる。南西約30キロの所にバラトン湖がある。第二次世界大戦後、工業都市として急速に発展した。その他、ワインの醸造も盛ん。
文化
イシュトヴァーン博物館では、ハンガリーの初代国王イシュトヴァーン1世についての関連物のみならず、鎧や馬具、装飾品などが展示されている。
出身者
姉妹都市
交通
鉄道
バス
外部リンク
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