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Է

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
Էとէ
筆記ひっきたい
Էとէの様々さまざま書体しょたい

Է, էアルメニア: է発音はつおんはe)は、アルメニア文字もじの7番目ばんめ文字もじである。405ねんごろにメスロプ・マシュトツによって作成さくせいされたとられる。1922ねん正書法せいしょほう改正かいせいですべて「Ե」にえられて廃止はいしとなったものの、1940ねん復活ふっかつされて現在げんざいいた[1]

使用しよう

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古典こてんアルメニアではえんくちびるぜんしたはんせま母音ぼいん[e]をあらわす。現代げんだいひがしアルメニア西にしアルメニアではえんくちびるぜんしたはんこう母音ぼいん[ɛ]をあらわす。ラテン文字もじするときは「E」または「Ē」としる[2]記数きすうほうでは7をあらわす。また、「Ե」もおおよそおな発音はつおんであるが、ソ連それん時代じだいおよび現行げんこうアルメニア共和きょうわこく正書法せいしょほうでの文字もじ整理せいりにより、「Ե」のほう使用しよう頻度ひんどたかくなり、この「Է」は語頭ごとう複合語ふくごうごにしかなくなる(մէջ → մեջ、սէր → սերなど)[1]。なお、「էօ」の文字もじ西にしアルメニアたん母音ぼいんえんくちびるぜんしたはんこう母音ぼいん[œ]と発音はつおんされる。

書体しょたい

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符号ふごう位置いち

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文字もじ Unicode JIS X 0213 文字もじ参照さんしょう 備考びこう
Է U+0537 - Է
Է
է U+0567 - է
է

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b (Russian) http://baas.asj-oa.am/39/1/1940-4-5%28111%29.pdf
  2. ^ 吉村よしむら貴之たかゆき平成へいせい25年度ねんど言語げんご研修けんしゅうアルメニアひがし研修けんしゅうテキスト1 ひがしアルメニア文法ぶんぽう東京外国語大学とうきょうがいこくごだいがくアジア・アフリカ言語げんご文化ぶんか研究所けんきゅうじょ、2013ねん、1ぺーじdoi:10.15026/95079ISBN 9784863371385NCID BB17916845https://hdl.handle.net/10108/950792022ねん1がつ10日とおか閲覧えつらん