いばらのもり

いばらのもり
ジャンル	バラエティ番組ばんぐみ
ディレクター	竹本たけもと英樹ひでき、中島なかじま敬たかし太郎たろう; 福屋ふくや渉わたる、大泉おおいずみ洋ひろし
出演しゅつえん者しゃ	森崎もりさき博之ひろゆき; 大泉おおいずみ洋ひろし; 安田やすだ顕あらわ; 音おと尾お琢みがく真しん; 鈴井すずい貴之たかゆき; 藤尾ふじお仁志ひとし; 河野こうの真しん也
ナレーター	AKI、谷口たにぐち直樹なおき
製作せいさく
プロデューサー	土井どい巧たくみ、福屋ふくや渉わたる
制作せいさく	北海道テレビ放送ほっかいどうてれびほうそう
放送ほうそう
放送ほうそう国こく・地域ちいき	日本にっぽん
	いばらのもり公式こうしきサイト
いばらのもり
放送ほうそう期間きかん	2000年ねん4月がつ5日にち - 2002年ねん12月がつ20日はつか
放送ほうそう時間じかん	水曜すいよう23:39 - 23:54; （初回しょかい～2002年ねん3月がつ）; 金曜きんよう24:15 - 24:45; （2002年ねん4月がつ～最終さいしゅう回かい）
放送ほうそう分ぶん	15分ふん; 30分ふん
回数かいすう	103
いばらのもりリターンズ; （「いばらのもり」の再さい編集へんしゅう版ばん）
放送ほうそう期間きかん	2010年ねん4月がつ5日にち - 8月がつ23日にち
放送ほうそう時間じかん	月曜げつよう24：15 - 24：45
放送ほうそう分ぶん	30分ふん
回数かいすう	20
	テンプレートを表示ひょうじ

この項目こうもくには、JIS X 0213:2004 で規定きていされている文字もじ（ハートマーク）が含ふくまれています（詳細しょうさい）。

『いばらのもり』（IBARA no MORI）とは、北海道テレビ放送ほっかいどうてれびほうそう（HTB）で放送ほうそうされていたローカル情報じょうほうバラエティ番組ばんぐみであり、森崎もりさき博之ひろゆきの冠かんむり番組ばんぐみ^[1]。2010年ねん4月がつ5日にちより、再さい編集へんしゅう版ばん『いばらのもりリターンズ』が放送ほうそうされていた。

概要がいよう[編集へんしゅう]

北海道ほっかいどうを拠点きょてんに活動かつどうしているローカルタレントであり、演劇えんげき集団しゅうだんTEAM-NACSのリーダー・森崎もりさき博之ひろゆきがメインで出演しゅつえんし、同どうメンバーの大泉おおいずみ洋ひろしが自みずからディレクターを志願しがんして、企画きかく・ロケ・編集へんしゅうまで手てがけた作品さくひんである。

HTBの深夜しんや番組ばんぐみらしく、TEAM-NACSのメンバー^{[注ちゅう 1]} を初はじめ、芸能げいのう事務所じむしょのCREATIVE OFFICE CUE所属しょぞく者しゃが多数たすう出演しゅつえんしており、「胃いカメラ大声おおごえ選手権せんしゅけん」、「世界せかいの童話どうわ」といった体当たいあたり企画きかくや、「モ父とうさん」、「ヌ王おう」などのシュールなコント・キャラを前面ぜんめんに押おし出だした、「今いまのバラエティ番組ばんぐみの常識じょうしきを覆くつがえす^[2]」内容ないようであった。

番組ばんぐみ名めいの由来ゆらいは「いばらの道みちを森崎もりさきが進すすむ」をコンセプトにしており、「いばらの道みち」＋「森崎もりさき」で「いばらのもり」という番組ばんぐみ名めいになった。

番組ばんぐみ当初とうしょ、大泉おおいずみは裏方うらかたに徹てっするべく後姿うしろすがただけの出演しゅつえんやマスクをするなどして顔かおが映うつらないようにしていたが^{[注ちゅう 2]}^{[注ちゅう 3]}、最終さいしゅう的てきに出演しゅつえん者しゃとなった。

『いばらのもり』が8年ねんぶりに2010年ねん4月がつ5日にちより『いばらのもりリターンズ』として放送ほうそうがスタート。番組ばんぐみDVDの発売はつばいもあって復活ふっかつ。全ぜん放送ほうそうをそのまま放送ほうそうするのでは無なく、「水曜すいようどうでしょう」と同おなじく再さい編集へんしゅうし、厳選げんせんした回かいを再さい放送ほうそうとなる。

番組ばんぐみ史し[編集へんしゅう]

2000年ねん4月がつ5日にち - 「いばらのもり」放送ほうそうスタート。放送ほうそう時間じかんは水曜すいよう23:39 - 23:54（以下いかJST）。
番組ばんぐみ開始かいしのきっかけはHTBのキー局きょくであるテレビ朝日てれびあさひが、同局どうきょくの深夜しんや番組ばんぐみ枠わく『ネオバラエティ』を45分ふんに枠わく拡大かくだいすることであった。しかし元々もともと30分ふん番組ばんぐみであった『水曜すいようどうでしょう』はそれに倣ならった枠わく拡大かくだいを行おこなわなかった。その残のこされた15分間ふんかんの穴埋あなうめ番組ばんぐみとして急遽きゅうきょスタートしたのが「いばらのもり」である。
2001年ねん12月5日にち - 第だい64回かい放送ほうそう。HTBにて放送ほうそうされた「森崎もりさき30歳さい記念きねんカート選手権せんしゅけん後編こうへん」の冒頭ぼうとう約やく43秒びょうにわたり、音声おんせいのみの黒くろい画面がめんが放送ほうそうされる放送ほうそう事故じこが発生はっせい。その後ご「しばらくお待まち下ください」と静止せいし画がが25秒びょう続つづき、提供ていきょう画面がめんやCM等とうも飛とんでしまった。
2002年ねん4月がつ5日にち - 直後ちょくごの番組ばんぐみ『トゥナイト2』終了しゅうりょうと『Matthew's Best Hit TV』の時差じさネットなどに伴ともない金曜きんよう24:15 - 24:45枠わくに移動いどう^{[注ちゅう 4]}。放送ほうそう時間じかんが15分ふん拡大かくだいされて30分ぶんの枠わくとなった。
2002年ねん12月がつ20日はつか - 「いばらのもり」全ぜん103回かいで放送ほうそう終了しゅうりょう。2003年ねんから、後継こうけい番組ばんぐみとして「ハナタレナックス」が始はじまる。
2010年ねん4月がつ5日にち - 月曜げつよう24:15 - 24:45枠わくで「いばらのもりリターンズ」として再さい編集へんしゅうの放送ほうそうがスタート。同年どうねん8月がつ23日にちまで続つづいた。

出演しゅつえん者しゃ[編集へんしゅう]

メイン出演しゅつえん者しゃ[編集へんしゅう]

森崎もりさき博之ひろゆき（TEAM NACS）

レギュラー出演しゅつえん者しゃ[編集へんしゅう]

大泉おおいずみ洋ひろし（TEAM NACS）

準じゅんレギュラー出演しゅつえん者しゃ[編集へんしゅう]

安田やすだ顕あらわ（TEAM NACS）
音おと尾お琢みがく真しん（TEAM NACS）
鈴井すずい貴之たかゆき（CREATIVE OFFICE CUE代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょう（当時とうじ））
藤尾ふじお仁志ひとし（オクラホマ）
河野こうの真しん也（オクラホマ） - 他たの準じゅんレギュラーよりも出演しゅつえん回数かいすうが多おおい
谷口たにぐち直樹なおき（HTBアナウンサー）
鈴木すずき淳一じゅんいち（当時とうじHTBアナウンサー）

主おもな企画きかく[編集へんしゅう]

onちゃん音頭おんど - 番組ばんぐみ1周年しゅうねんを記念きねんして贈おくられた「onちゃん音頭おんど」に、3人にん（onちゃん(安田やすだ)、noちゃん(大泉おおいずみ)、もん太ふとくん）が振付ふりつけや歌詞かしを考かんがえる企画きかく。
世界せかいの童話どうわ - 進行しんこう役やく（谷口たにぐちアナ）が読よみ上あげる、大泉おおいずみ作さくの架空かくうのストーリーに沿そって、登場とうじょう人物じんぶつがその通とおりに演えんじる。例れいえどんなに理不尽りふじんな内容ないようでも『絶対ぜったい服従ふくじゅう』で演えんじなければならず、あまりの理不尽りふじんさに森崎もりさきがキレた事こともある。
胃いカメラ大声おおごえ選手権せんしゅけん - 口くちから胃いカメラを入いれ、抜ぬいた直後ちょくごにどれだけ大声おおごえを上あげる事ことが出来できるかを競きそう。ただし胃いが荒あれている場合ばあいは無効むこう。この企画きかくで「ヌ王おう」が誕生たんじょうした。

主おもなキャラクター[編集へんしゅう]

（）内ないは、演えんじた人物じんぶつ。

もん太ふとくん（森崎もりさき） - この番組ばんぐみのマスコットキャラクター的てきなキャラ。1979年ねんから使用しようされていた初代しょだいHTBマスコットキャラクター『くん太ふとくん』の着きぐるみを流用りゅうよう。20年ねん以上いじょう倉庫そうこに保管ほかんされているうちに足あしが行方ゆくえ不明ふめいになったため下半身かはんしんは白しろタイツで代用だいよう(番組ばんぐみ終了しゅうりょう後ご、無事ぶじに下半身かはんしんも見みつかった)。
グモ（森崎もりさき） - onちゃんのペット「ぐち」をパロディしたキャラクター。
モリ侍さむらい（森崎もりさき） - 森崎もりさきが初はじめて演えんじた侍さむらいキャラクター。第だい5・6回かい放送ほうそうで初出しょしゅつ。現在げんざいでも自身じしんのラジオ番組ばんぐみで使つかう事ことがある。
ヌ王おう（森崎もりさき）　- 「胃いカメラ大声おおごえ選手権せんしゅけん」で「んんーーー、ぬおおおおおぉーーーっ！」と叫さけんだ事ことから誕生たんじょうした大声おおごえキャラクター。デシベルならぬ「モーン」と言いう単位たんいを用もちいて、あらゆる音おとや声こえに自分じぶんの大声おおごえ（「ぬおおおおぉーーー！」）で競せり勝かった。後のちに、日清食品にっしんしょくひんとのコラボレーション企画きかくとして、カップ麺めん「ヌオウ」が開発かいはつ・販売はんばいされた。
モ父とうさん（森崎もりさき）
Mr.モリック（森崎もりさき） - Mr.マリックを模もしたキャラクター。
noちゃん（大泉おおいずみ）- HTBマスコットキャラクター。『水曜すいようどうでしょう』では音おと尾おが演えんじていた。
onちゃん（安田やすだ）- HTBマスコットキャラクター。『水曜すいようどうでしょう』でも安田やすだが演えんじ、多数たすう登場とうじょう。
ダンスチーム（河野こうの） - 第だい5・6回かい初はつ登場とうじょうのダンサーのキャラクター。
モヒカン（藤尾ふじお） - この「モヒカン」は、第だい78〜82回かい放送ほうそうの「復活ふっかつ森崎もりさき博之ひろゆきダンスチーム」にて、森崎もりさきが藤尾ふじおに命名めいめいしたものによる。以後いご、藤尾ふじおはこの企画きかくだけのために本当ほんとうに頭あたまをモヒカンにしてしまった。企画きかく終了しゅうりょう後ごの藤尾ふじおの髪型かみがたはモヒカン頭あたまを全部ぜんぶ刈がり落おとし、しばらくの間あいだ丸まるボウズになった。
ミスターX（鈴井すずい） - 第だい63・4回かい放送ほうそうの「森崎もりさき30歳さい記念きねんカート選手権せんしゅけん」で登場とうじょう。その後ご、当時とうじ、CREATIVE OFFICE CUE副ふく社長しゃちょうで、夫人ふじん（当時とうじ）であった、鈴井すずい亜由美あゆみの希望きぼうで恐怖きょうふの「胃いカメラ大声おおごえ選手権せんしゅけん」に常つねに参加さんかすることになった。

ほか多数たすう。

放送ほうそうリスト[編集へんしゅう]