イェルク・モイテン

ドイツの政治せいじ家か イェルク・モイテン Jörg Meuthen
2015年ねんのイェルク・モイテン
生年月日せいねんがっぴ	(1961-06-29) 1961年ねん6月29日にち（63歳さい）
出生しゅっしょう地ち	西にしドイツ・エッセン
出身しゅっしん校こう	ケルン大学だいがく
所属しょぞく政党せいとう	ドイツのための選択肢せんたくし（2013年ねん - 2022年ねん） 中央ちゅうおう党とう（2022年ねん - ）
称号しょうごう	経済けいざい学がく博士はかせ

イェルク・フーベルト・モイテン（ドイツ語ご: Jörg Hubert Meuthen、1961年ねん6月29日にち - ）は、ドイツの経済けいざい学者がくしゃ、政治せいじ家か。

バーデン＝ヴュルテンベルク州しゅうにあるケール専門せんもん大学だいがくの国民こくみん経済けいざい学がく（マクロ経済けいざい学がくを含ふくむ）と財政ざいせい学がく担当たんとう教授きょうじゅである。ケール専門せんもん大学だいがくにおける経済けいざい、情報じょうほう、社会しゃかい科学かがく学部がくぶの学部がくぶ長ちょうでもある。イェルク・モイテンは2015年ねん7月がつ以降いこう、ドイツのための選択肢せんたくし（AfD）党首とうしゅの一人ひとり（二人ふたり代表だいひょう制せい）でもあった（2022年ねん1月がつ辞任じにん・離党りとう）。彼かれはバーデン＝ヴュルテンベルク州しゅう党とう代表だいひょうの1人ひとり（3人にん代表だいひょう制せい）であり、2016年ねんの州しゅう議会ぎかい選挙せんきょにおいてドイツのための選択肢せんたくし（AfD）州しゅう首相しゅしょう候補こうほでもあった。

経歴けいれき

イェルク・モイテンはノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅうの工業こうぎょう都市としエッセンの労働ろうどう者しゃ街まちで育そだった。8平方へいほうメートルという大おおきな部屋へやを弟おとうとと一緒いっしょに分わけ与あたえられ育そだった。子供こども時代じだいをとても素晴すばらしい時間じかんだったと彼かれは回顧かいこしており、家族かぞくの経済けいざい状況じょうきょうに関かんしても豊ゆたかではなかったが、決けっして貧まずしくはなかったと語かたっている。生徒せいととして成績せいせきもよく、2点てん（ドイツの学校がっこうにおける成績せいせき評価ひょうかの最高さいこう点てんは「1」点てん）をよく取とったが、とりわけ数学すうがくに興味きょうみを持もった。ローマ・カトリック教会きょうかいに熱心ねっしんに通かよったのは初はつ聖体せいたい拝領はいりょう時ときまでだった。その後ご、ヨーゼフ・ラッツィンガー（後ごのローマ教皇きょうこうベネディクト16世せい）の神学しんがく書しょを読よんで教会きょうかいに戻もどっている。自身じしんのローマ・カトリック教会きょうかいへの回帰かいきを宗教しゅうきょう的てき社会しゃかい化かと彼かれはい表いあらわしている。学校がっこう時代じだい、進歩しんぽ的てきな級友きゅうゆうたちを挑発ちょうはつ的てきするかのように、彼かれは保守ほしゅ的てきな政治せいじ家かフランツ・ヨーゼフ・シュトラウス（CSU）の味方みかたをした。家族かぞくが転居てんきょしたラインラント＝プファルツ州しゅうでモイテンはアビトゥーアに合格ごうかくした。 モイテンはケルン大学だいがくのクラウス・マックシャイト教授きょうじゅの下したで教会きょうかい税ぜいをテーマにした財政ざいせい学がくの博士はかせ論文ろんぶんを1993年ねんに執筆しっぴつした。 その後ご、彼かれはヘッセン州しゅう財政ざいせい局きょくにおいて予算よさん案あん作成さくせいに従事じゅうじした。職場しょくばのヒエラルヒーに適応てきおうするのに難むずかしく、ユーロで予算よさん案あんを作成さくせいすることも快こころよく思おもわなかったので、1997年ねんにケール専門せんもん大学だいがくの管理かんり部門ぶもんに転職てんしょくした。

イェルク・モイテンは既婚きこん者しゃであり、5人にんの子供こどもがいる。現在げんざい、カールスルーエで暮くらしている。

政治せいじ活動かつどう

2013年ねんドイツ連邦れんぽう議会ぎかい選挙せんきょ当日とうじつの夜よる、ギュンター・ヤウフが司会しかいする番組ばんぐみに出演しゅつえんしていたドイツのための選択肢せんたくし（AfD）党首とうしゅベルント・ルッケの姿すがたを見みて、ドイツのための選択肢せんたくし（AfD）への入党にゅうとうをモイテンは決断けつだんしている。そのテレビ番組ばんぐみで、キリスト教きりすときょう民主みんしゅ同盟どうめい（CDU）の政治せいじ家かで財務ざいむ相しょうのヴォルフガング・ショイブレがドイツのための選択肢せんたくし（AfD）党首とうしゅベルント・ルッケを見下みくだして嘲笑ちょうしょうしたのである。財務ざいむ相しょうの嘲笑ちょうしょうが権力けんりょく者しゃの高慢こうまんさに思おもえて、怒いかりがこみ上あげたからである。20代だいの終おわりに自由民主党じゆうみんしゅとう（FDP）に入党にゅうとうしていたが、彼かれはこのリベラル派は政党せいとうから離党りとうすることを決断けつだんした。経済けいざい学者がくしゃだったモイテンは政治せいじ的てきにはリベラルと見みなされていた。しかしながら、社会しゃかい政治せいじ的てきに彼かれは保守ほしゅ的てき見解けんかいも主張しゅちょうしていた。

2013年ねん11月、ドイツのための選択肢せんたくし（AfD）のバーデン＝ヴュルテンベルク州しゅう支部しぶの役員やくいん、2015年ねん1月がつには党とうの州しゅう支部しぶ副ふく代表だいひょうになり、2015年ねん7月がつに党とうの州しゅう支部しぶ代表だいひょうの一人ひとりになった（3人にん代表だいひょう制せい）。2014年ねん10月がつ以降いこう、「働はたらきと義務ぎむ」と呼よばれる連邦れんぽう党とう専門せんもん委員いいん会かいの委員いいん長ちょうである。加くわえて、彼かれは「労働ろうどうと社会しゃかい」と呼よばれる党とう州しゅう支部しぶ内ない専門せんもん委員いいん会かいを設立せつりつして、2015年ねん3月がつまで指導しどうしていた。2014年ねんの欧州おうしゅう議会ぎかい議員ぎいん選挙せんきょに際さいして、比例ひれいリスト10番目ばんめの候補者こうほしゃであった（当選とうせん者しゃは7名めいだったので落選らくせん）。 イェルク・モイテンは2015年ねん7月がつ、ノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅうエッセンで開催かいさいされた党とう大会たいかいで62%の支持しじ票ひょうを得えて党首とうしゅの１人にん（2人ふたり代表だいひょう制せい）に選出せんしゅつされた。 2015年ねん10月がつ、バーデン＝ヴュルテンベルク州しゅうホルブ・アム・ネッカーで開催かいさいされた州しゅう党とう大会たいかいで2016年ねんにおこなわれるバーデン＝ヴュルテンベルク州しゅう議会ぎかい選挙せんきょにおいて州しゅう首相しゅしょう候補こうほに選出せんしゅつされた。

著作ちょさく

単たん著ちょ

• Die Kirchensteuer als Einnahmequelle von Religionsgemeinschaften. Eine finanzwissenschaftliche Analyse. Lang, Frankfurt am Main 1993, ISBN 3-631-46619-6 (Rezension).

共著きょうちょ(雑誌ざっしおよび論集ろんしゅう)

• mit Klaus Mackscheidt: Der Wohneigentumsmarkt im Lichte der geplanten Verbraucherschutzrichtlinien der Europäischen Gemeinschaft. In: Klaus Mackscheidt (Hrsg.): Entwicklungen in der Wohnungspolitik. Festgabe für Hans Hämmerlein zum 70. Geburtstag. Nomos, Baden-Baden 1994, ISBN 3-7890-3343-X, S. 179–196.
• mit Rudolf Kriszeleit: Kredithöchstgrenze und Haushaltsvollzug. In: Die öffentliche Verwaltung. Bd. 48 (1995), H. 11, S. 461–466.
• mit Klaus Mackscheidt: Kirchen als parafiskalische Organisationen. Einige Überlegungen zur Klassifizierung der Kirchen als Parafiski. In: Klaus Tiepelmann (Hrsg.): Politik der Parafiski. Intermediäre im Balanceakt zwischen Staats- und Bürgernähe. S + W Steuer- und Wirtschaftsverlag, Hamburg 1997, ISBN 3-89161-891-3, S. 137–161

外部がいぶリンク

• Parteitagsrede von Jörg Meuthen am 24. Oktober 2015 bei der Alternative für Deutschland Baden-Württemberg
• Jörg Meuthen an der Hochschule Kehl
• Portrait bei Welt Online