エアアジア X

AirAsia X

IATA D7 ICAO XAX コールサイン XANADU
法人ほうじん番号ばんごう	9700150007682
設立せつりつ	2006年ねん
ハブ空港くうこう	クアラルンプール国際こくさい空港くうこう (KLIA2)
マイレージサービス	BIG
親会社おやがいしゃ	AirAsia X Sdn Bhd
保有ほゆう機材きざい数すう	12機き（2023年ねん）
就航しゅうこう地ち	18都市とし（2023年ねん）
本拠地ほんきょち	マレーシア クアラルンプール
代表だいひょう者しゃ	Azran Osman-Rani (CEO) トニー・フェルナンデス
外部がいぶリンク	www.airasia.com

エアアジア X (AirAsia X) は、マレーシアの航空こうくう会社かいしゃであり、中なか・長距離ちょうきょり路線ろせんを運航うんこうしているエアアジアの関連かんれん会社かいしゃである。

概要がいよう

フライ・アジアン・エクスプレス

フライ・アジアン・エクスプレスのDHC-6

2006年ねん、マレーシア航空こうくうの経営けいえい再建さいけんの為ため、国内こくないローカル路線ろせん96路線ろせんがエアアジアに移管いかんされた。ボルネオ島とうのサラワク州しゅう及およびサバ州しゅうのローカル路線ろせんの運航うんこうの再さい委託いたく先さきとして、同年どうねん8月がつ1日にちにフライ・アジアン・エクスプレス (Fly Asian Xpress Sdn Bhd, FAX)が設立せつりつされ、約やく40路線ろせんが運航うんこうされていた。

2007年ねん4月がつ11日にち、エアアジアCEOのトニー・フェルナンデスが、同社どうしゃの運航うんこうする路線ろせんをファイアフライへ移管いかんさせる提案ていあんをした。同年どうねん9月30日にち、フライ・アジアン・エクスプレスは全すべての路線ろせんの運航うんこうを終了しゅうりょうした。翌よく10月1日にちよりマレーシア航空こうくうが設立せつりつした子会社こがいしゃ、MASwings が全すべての路線ろせんを引ひき継ついだ 。

2007年ねん10月、社名しゃめいをAirAsia X Sdn Bhdへと変更へんこうした。名前なまえの由来ゆらいは日本にっぽんの有名ゆうめいロックバンドX JAPANから取とったとエアアジアCEOのトニー・フェルナンデスが明あかしている。

エアアジア X

エアバス A330-300

2007年ねん1月がつ5日にち、「AirAsia X」のブランド名めいで、国際こくさい長距離ちょうきょり路線ろせんに参入さんにゅうすると発表はっぴょうした。2007年ねん8月がつ、ヴァージン・グループが20%の株式かぶしきを取得しゅとく、2008年ねん2月がつ、オリックスが10%の株式かぶしきを取得しゅとくした。A340型かた機き退役たいえき以降いこうはA330シリーズのみで運航うんこうしていて、2018年ねん以降いこう、2015年ねんに発注はっちゅうしたA330neo、A350型かた機きの導入どうにゅう予定よてい。

2007年ねん11月2日にち、クアラルンプールからオーストラリアのゴールドコースト間あいだに初はつ就航しゅうこうした。2008年ねん2月がつには中国ちゅうごくの杭州こうしゅうへ就航しゅうこうした。2008年ねん10月がつに新規しんき機材きざいが納入のうにゅうされ、2008年ねん11月からオーストラリアへの就航しゅうこう都市としが増加ぞうかした。アブダビ国際こくさい空港くうこうを中東ちゅうとう地域ちいきのハブ空港くうこうとし、アブダビからはサウジアラビア（ジェッダ）、エジプト、ヨルダン、イランへ就航しゅうこうさせる計画けいかくがあった。しかし、2012年ねん3月がつ以降いこうインド、ヨーロッパの税制ぜいせいや燃料ねんりょう費ひの高騰こうとうからロンドン線せん等とうのヨーロッパ線せんや中東ちゅうとう線せんを運休うんきゅうした。 ヨーロッパではパリオルリー空港くうこうといったような主要しゅよう空港くうこうと異ことなる空港くうこうに着陸ちゃくりくして道みちに迷まよう顧客こきゃくもいたが、セール時じには破格はかくの安やすさで売うりであり、ほのぼのとした雰囲気ふんいきが特徴とくちょう的てきな人気にんきの高たかい路線ろせんであった。

2010年ねん12月9日にちからクアラルンプール-東京とうきょう/羽田はた線せんに就航しゅうこうした。2011年ねん11月30日にちからクアラルンプール-大阪おおさか/関西かんさい線せんに就航しゅうこうした。2015年ねん10月がつ1日にちより新しん千せん歳さい線せんに就航しゅうこうした。

2020年ねん、世界せかい的てきな新型しんがたコロナウィルス感染かんせん拡大かくだいの影響えいきょうで全便ぜんびんの運航うんこうを停止ていし。それに伴ともない急速きゅうそくに財務ざいむ状況じょうきょうが悪化あっかし、債務さいむ再編さいへん計画けいかくの申請しんせい書しょを裁判所さいばんしょに提出ていしゅつした。裁判所さいばんしょの許可きょかがあるまで、予約よやくの変更へんこうや払はらい戻もどし手続てつづきも停止ていしした。

保有ほゆう機材きざい

• エアバスA330-300型がた機き（C12/Y365）： 12 機き（エコノミークラスが3-3-3アブレスト（9席せき）であり、通常つうじょうより座席ざせき数すうが多おおい）

就航しゅうこう都市とし

新型しんがたコロナウイルス感染かんせん症しょうの影響えいきょうにより2020年ねんより全便ぜんびんを運休うんきゅうしていた。

エアアジア X　就航しゅうこう地ち一覧いちらん

地域ちいき	国くに	就航しゅうこう地ち
東南とうなんアジア	マレーシア	クアラルンプール
	タイ	バンコク/スワンナプーム
	インドネシア	バリ島ばりとう
東ひがしアジア	中国ちゅうごく	北京大ぺきんだい興きょう、上海しゃんはい浦東ほとう、杭州こうしゅう、成都せいと天たかし府ふ
	台湾たいわん	台北たいぺい/桃園ももぞの
	大韓民国だいかんみんこく	ソウル/仁川にがわ、釜山ぷさん
	日本にっぽん	東京とうきょう/羽田はた、大阪おおさか/関西かんさい
南みなみアジア	インド	デリー、アムリトサル
オセアニア	オーストラリア	シドニー、メルボルン、ゴールドコースト、パース
	ニュージーランド	オークランド（シドニー経由けいゆ）

2024年ねん1月がつ現在げんざい

サービス

• プレミアムフラットベッド という、ビジネスクラス相当そうとうのサービスがあり、座席ざせきはライフラットのベッドになる。事前じぜん座席ざせき指定してい、優先ゆうせんチェックイン、優先ゆうせん搭乗とうじょう、機内きない食しょく、枕まくらと毛布もうふのレンタル、機内きない預あづけ荷物にもつの優先ゆうせん等とうのサービスがある。料金りょうきんはエコノミーの約やく2-3倍ばいである。
• 事前じぜん座席ざせき指定していは、足元あしもとが広ひろく優先ゆうせん搭乗とうじょうできるホットシート、ツインシート、クワイエットゾーンなどを有償ゆうしょうで選択せんたくできる。
• 預あづけ手荷物てにもつは有償ゆうしょうで受うけ付つける。
• 機内きない食しょくは有償ゆうしょうで販売はんばいされる。事前じぜん予約よやくも可能かのうであり、マレーシア料理りょうり、多た国籍こくせき料理りょうり、ベジタリアン料理りょうり、子供こども向むけ料理りょうり等とうから選択せんたく可能かのうである。
• 毛布もうふ、枕まくら、アイマスクのセットを航空こうくう券けん予約よやく時じに購入こうにゅうできるほか、機内きない販売はんばいしている。

関連かんれん項目こうもく

• 格安かくやす航空こうくう会社かいしゃ
• エアアジア
• タイ・エアアジア X
• インドネシア・エアアジア X

外部がいぶリンク

• AirAsia （英語えいご）（日本語にほんご）
• AirAsia X（英語えいご） - 企業きぎょう情報じょうほう