カチャーシー
カチャーシーは、テンポの
基本 的 な踊 り方 [編集 ]
腕 を伸 ばして両手 を真上 にあげて、手 のひらを開 いて前 に向 ける。男性 は手 を握 り、力強 く踊 る。女性 は指 を伸 ばして、優雅 にひらひらと踊 る。扉 を開 けるように、両 手 のひらを右 に向 けて、腕 を右 に振 る。手 の位置 は頭 よりも高 いほうがきれいに見 える。扉 を閉 めるように、両 手 のひらを左 に向 けて、腕 を左 に振 る。腕 を左右 に振 るのを繰 り返 す。この時 、麦踏 みの要領 で足踏 みをする。
変化 形 や地域 差 [編集 ]
沖縄 本島 では「唐船 ドーイ」、「豊年 音頭 」などの曲 に合 わせて踊 られる。その場 で足踏 みすることが多 いが、足 を開 いて回転 するような動作 を加 える人 もいる。また、場合 によっては聴衆 が環 形 に並 んで、練 り回 る場合 もある。座 の多 くが輪 に加 わるが、入 らずにその場 で踊 っていても良 い。たいていは年長 者 は自分 に似合 った踊 り方 を身 に着 けていて巧 く見 える。八重山 地方 では「モーヤー」(舞 い、乱舞 の意味 )と呼 び、一般 的 には沖縄 本島 よりもテンポがやや遅 い「六 調節 」を用 いる。踊 り方 として、手 踊 り(ティーブドゥル)のスタイルは、カチャーシーとほぼ同様 であるが、足 や腰 を十分 に使 い、回転 する動作 を加 えることが多 い点 で異 なる。鹿児島 県 奄美 群島 の内 、南部 の与論島 、沖永良部島 では沖縄 本島 と同 じくカチャーシーが踊 られる。但 し、カチャーシー、琉球 舞踊 、あるいはエイサーは第 二 次 世界 大戦 後 に盛 んになってきたもので、伝統 的 な踊 りは沖縄 本島 とは大 きく異 なる。このため、沖縄 本島 の曲 「唐船 ドーイ」とほぼ同 じ旋律 の「畦 し越 い(あぶしぐい)」で、カチャーシーではなく沖永良部島 伝統 の奴 踊 りを踊 る例 も見 られる[1]。徳之島 以北 の、奄美 大島 などでは八重山 と似 た六 調 が踊 られるが、テンポは八重山 よりも速 く、リズムを刻 む太鼓 は独特 のちぢんという楔 絞 め太鼓 を使 う。なお、六 調 は九州 から奄美 を経 て八重山 まで伝 わったものと考 えられており、歌詞 や音階 は大和 調 のものである。奄美 大島 などでは、カチャーシーとは呼 ばず、「手 舞 い」、「手 踊 り」と呼 び、沖縄 とは異 なり、男性 も手 を握 らずに指 を伸 ばして踊 ることが多 い。曲 は六 調 が使 われることがほとんどなので「六 調 」という言葉 が手 舞 いを指 すようにもなっている。ただし、リズムの早 い曲 がかかると、他 の曲 であっても手 踊 りをする人 もいる。宮古 では、祝 いの場 などのクライマックスの踊 りとして、クイチャーという踊 りが行 われることが多 い。自由 乱舞 型 のカチャーシーとは異 なり、本州 の盆踊 りのように全員 が同 じ動作 をしながら輪 になって踊 りまわるものである。
カチャーシーのために演奏 される代表 的 な曲 [編集 ]
カチャーシーが登場 する作品 [編集 ]
男 はつらいよ寅次郎 ハイビスカスの花 - ナビィの
恋 - ちゅらさん
- 琉神マブヤー
- カチャーシ☆ブギ - 『みんなのうた』で
放送 された、沖縄 出身 の音楽 グループ「きいやま商店 」の4thアルバム『ダックァーセ!』収録 曲 。