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キティ・プライド

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
キティ・プライド
出版しゅっぱん情報じょうほう
出版しゅっぱんしゃマーベル・コミック
はつ登場とうじょうUncanny X-Men #129 (Jan. 1980)
クリエイタークリス・クレアモント
ジョン・バーン英語えいごばん
作中さくちゅう情報じょうほう
本名ほんみょうKatherine "Kitty" Anne Pryde
種族しゅぞく人間にんげんのミュータント
所属しょぞくチームX-メン,
エクスカリバー,
S.H.I.E.L.D.,
ニューミュータンツ, グラディエイターズ
著名ちょめい別名べつめいAriel, Sprite, Cat, Kate Pryde/Widget (Earth-811)
能力のうりょくてき効果こうかともな物質ぶっしつ通過つうか
天才てんさいレベルの知能ちのう
格闘技かくとうぎ達人たつじん

キャサリン(キティ)プライド(Katherine "Kitty" Pryde、コミックスちゅうでも間違まちがわれることがあるが、Prideはあやま表記ひょうき。)はシャドウキャットのコードネームでられるマーベル・コミックのミュータントのスーパーヒーロー(スーパーヒロイン)でX-メン一員いちいんである。作家さっかクリス・クレアモント画家がかけんども作家さっかジョン・バーン英語えいごばんによって制作せいさくされた彼女かのじょアンキャニィX-MEN#129(1980ねん1がつ)ではつ登場とうじょうした。プライドはスプライト(Sprite)アリエル(Ariel)という名前なまえ使つかことがある。

キティ・プライドは同調どうちょう(Phasing)能力のうりょくち、彼女かのじょ自身じしん彼女かのじょれているもの物質ぶっしつをすりぬかさせることが出来できる。この能力のうりょくはまた、彼女かのじょ通過つうかするあらゆる電気でんきてきなフィールドを混乱こんらんさせたり、彼女かのじょ擬似ぎじてき浮遊ふゆうさせ、文字通もじどおり「空中くうちゅう歩行ほこう」することができる。彼女かのじょ天才てんさいレベルのIQをっており、コンピュータのエキスパートであり、格闘技かくとうぎでもかなりの腕前うでまえつ。

入団にゅうだん当時とうじ、キティはかつてX-メンにくわえるためまねかれたものたちなかでも最年少さいねんしょうであった。はいってあいだもないころは、おおくの年上としうえのX-メンメンバーからキッド・シスター表現ひょうげんされており、よりおおくの確立かくりつされたキャラクターたちにとってやくとなっていた。しかし、登場とうじょうから年月としつき成長せいちょう成熟せいじゅくし、様々さまざま進行しんこうちゅうのコミックブックやミニシリーズ、カートゥーンで主要しゅようなキャラになっている。

バイオグラフィー

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キャサリン・アン・キティ・プライドはイリノイしゅうデアフィールドでカルメン・プライドとテレサ・プライドのあいだまれた。ユダヤじん家柄いえがら父方ちちかた祖父そふ・サミュエル・プライドマンはだい大戦たいせんナチスのコンセントレーションキャンプにとらわれた。

X-メンとの出会であ

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キティは13さいころから頭痛ずつうこすようになり、それは彼女かのじょのミュータント能力のうりょく目覚めざめをらせるものだった。彼女かのじょはそれぞれの目的もくてきためにリクルートしたいとかんがえるX-メンのエグゼビア教授きょうじゅとヘルファイアクラブのホワイトクイーン(エマ・フロスト英語えいごばん)の双方そうほうからアプローチをけた。キティはホワイトクイーンが自分じぶんをあたかも「美味おいしそうなご馳走ちそう(something good to eat)」であるかのようにつめるのをみて狼狽ろうばいした。彼女かのじょはエグゼビアとかれをキティとキティの両親りょうしんわせるためにエスコートしてきた3にんのX-メン(ストームウルヴァリン、コロッサス)と仲良なかよくなり、オロロとすぐに友達ともだちになった。オロロはキティに自分じぶん正体しょうたいとX-メンについてかたり、そのことでティーンエイジャーはエグゼビアの学園がくえんおもむことをよりつよのぞむようになった。

しかし彼等かれら会話かいわ彼等かれらがフロストとヘルファイアクラブにやとわれた武装ぶそうした傭兵ようへいたちによる攻撃こうげきによってさまたげられた。X-メンはその攻撃こうげきしゃたちをたおしたが、その直後ちょくごホワイトクイーンのテレパシー能力のうりょく屈服くっぷくしてしまう。混乱こんらんのなか、X-メンとはなればなれになったキティは彼等かれらつかまることはなかった。彼女かのじょはどうにかしてサイクロップスやジーン・グレイ、ナイトクローラー接触せっしょくした。ダズラーとプライドのたすけをりて、X-メンはチームメイトとおなじくとらわれていたエグゼビアを救出きゅうしゅつした。

ホワイトクイーンは戦闘せんとうによってんだかとおもわれ、それは彼女かのじょがもはやエグゼビアとキティの両親りょうしんとの承認しょうにんめぐってあらそわないこと意味いみしていた。不幸ふこうにもキティの両親りょうしんいちにち以上いじょう彼女かのじょ消息しょうそくつかめなかった。それというのもそのあいだ彼女かのじょはじめてヘルファイアクラブのおとこたち追跡ついせきされX-メンととも彼等かれら友人ゆうじんすくためはたらいていたからである。両親りょうしんっていたのはキティがソーダのためにエグゼビアの生徒せいとともにでかけていたことであり、ソーダショップが襲撃しゅうげきけていた記録きろくがあり、キティはそれ以降いこう行方ゆくえ不明ふめいになっていた。無理むりもないが、彼等かれら最終さいしゅうてきにエグゼビアがキティととももどってきたときはらてていた。最初さいしょのうちはキティが学園がくえんにきてX-メンにくわわることゆるされる余地よちはないかにおもわれたが、フェニックス(ジーン)が自分じぶんのテレパシー能力のうりょくでキティの両親りょうしんから記憶きおくし、にせ記憶きおくけることで、両親りょうしんのエグゼビアにたいする態度たいどはがらりとわった。このようなやりかた精神せいしん干渉かんしょうすることたいするモラルの問題もんだいべつにして、キティは両親りょうしん了解りょうかいてエグゼビアの学園がくえん参加さんかゆるされることになった。彼女かのじょはその時点じてん最年少さいねんしょうでX-メンにくわわった。

X-メンへの参加さんか

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じゅうだいあいだ、キティは学園がくえんやX-メンのなかおおくの親密しんみつ関係かんけいきずいていった。彼女かのじょはコロッサスに夢中むちゅうになり、かれいもうとのイリアナ・ラスプーチンとは親友しんゆうとなった。当初とうしょはナイトクローラーら異形いぎょうのミュータントを苦手にがてとしていたが、最終さいしゅうてきには克服こくふくし、親友しんゆうとなった。キティはドラゴンのような姿すがた高度こうど知能ちのうつエイリアン、ロッキードとも友達ともだちとなった。かれそと宇宙うちゅうでのミッションのあと彼女かのじょについてきた。ロッキードはキティに非常ひじょう忠実ちゅうじつで、二人ふたりはサイキックバンドを共有きょうゆうしている。ウルヴァリンは平時へいじ荒々あらあらしい性格せいかくだが、あるしゅ指導しどう教官きょうかんとなった。

キティはのちわかきミュータントたちがX-メンの不在ふざい彼等かれらそと宇宙うちゅうにいた)に結成けっせいしたチーム「ニューミュータンツ」にくわわった。キティはエグゼビア教授きょうじゅ彼女かのじょ高度こうど知性ちせい成長せいちょう、そして彼女かのじょすでにチームのなかでもよく鍛錬たんれんんだメンバーであるという事実じじつもとづいてX-メンのフルメンバーのままにしておくべきだと確信かくしんさせた。このあいだキティはコロッサスとはじめるが、これはながくはつづかなかった。コロッサスが最初さいしょの「シークレット・ウォーズ事件じけんにおいてビヨンダーの惑星わくせい出会であったジャジ(Zsaji)という名前なまえほしじん女性じょせいへのおもいをつよめたためである。コロッサスのジャジへのおもいは最初さいしょ彼女かのじょ特有とくゆう治癒ちゆ能力のうりょくきずついたかれいやしたさい副作用ふくさようだった。おおかれすくなかれ、コロッサスのおもいは本物ほんもので、かれ彼女かのじょたいするかなしみにうちひしがれて地球ちきゅう帰還きかんした。かれはキティに浮気うわきみとめ、それは彼女かのじょふかきずつけ、交際こうさい終了しゅうりょうした。

1985ねんのミニシリーズ「キティ・プライド&ウルヴァリン」ではキティは悪霊あくりょうであり忍者にんじゃのオグンに支配しはいされてしまう。オグンはサイキックで彼女かのじょ格闘技かくとうぎにつけるため仮想かそうてき時間じかんさづけた。キティはウルヴァリンのたすけをりてオグンの神秘しんぴてきちから抵抗ていこうし、二人ふたり強固きょうこ師弟してい関係かんけい形成けいせいした。キティはX-メンにもどり、もはやこれまでの純潔じゅんけつ子供こどもではなく公式こうしきにシャドウキャットというコードネームを採択さいたくした。

モーロックの虐殺ぎゃくさつ

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キティは「ミュータント・マサカー」事件じけんにおいて、てきのミュータント、ハープーンによってひどきずつき、その結果けっかつね実体じったいすることになった。彼女かのじょはモイラ・マクタガートの配慮はいりょによってミューアとうだい虐殺ぎゃくさつのこったカジュアリティととも緊急きんきゅう搬送はんそうされた。マクタガートはキティの症状しょうじょう悪化あっかふせ完全かんぜん物質ぶっしつてき実体じったい喪失そうしつ存在そんざい消滅しょうめつ回避かいひすること出来できたが、それ以上いじょうこと出来できなかった。このときキティの通常つうじょう状態じょうたい実体じったいである。かつて彼女かのじょ物質ぶっしつするため意識いしきてき努力どりょく必要ひつようとしたが、いま固体こたいつづけていることに意識いしきてき努力どりょく必要ひつようとしていた。彼女かのじょ紆余曲折うよきょくせつファンタスティック・フォーリード・リチャーズによってたすけられた。X-メンは治療ちりょうほうもとめてリチャーズをたずねたが、かれたすけられるという確証かくしょうがないため最初さいしょことわった(リードはのFFのメンバーとのあいだ彼等かれら起源きげんめぐっていざこざをこしていた。彼等かれら自分じぶんたち能力のうりょくこととなった事故じこをリードがわざとこしたのだとおもっていた)。しょうしなったX-メンは、ファンタスティック・フォーの大敵たいてきドクター・ドゥームたずねた。これは双方そうほうにモラルジレンマをこした。FFはX-メンがキティのいのちすくためめた処置しょちめようとしたためにりょうチームはたがいにたたかった。最終さいしゅうてきにファンタスティック・フォー崩壊ほうかい危機ききとシャドウキャットのいのちすくわれた。ロッキードのたすけをりて双方そうほう正気しょうきもどらせたのはリードとスーの息子むすこ、フランクリン・リチャーズだった。

エクスカリバー

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きずつきミューアとうおくられたものはコロッサス(モイラの治療ちりょうから解放かいほうされてもなくのこりのX-メンとともに、アドバーサリーとたたかうミッションにつくためイギリスへとった。)とナイトクローラーだった。X-メンは自分じぶんたちのいのち犠牲ぎせいにしてアドバーサリーをたおし、そのたたかいはTVやラジオで世界中せかいじゅうつたえられた。X-メンはのち世間せけんかくされたままよみがえらされたが、てい姿勢しせいんだままであるとおもわせることにした。この戦略せんりゃくはより効率こうりつてきてきたたかためにとられたものであったが、同時どうじにキティをふくむ友人ゆうじん家族かぞく連絡れんらくれないこと意味いみしていた。X-メンがんだとおもったキティとナイトクローラーはレイチェル・サマーズ、キャプテン・ブリテン、メガンらとイギリスに本拠ほんきょかまえるチーム「エクスカリバー」を結成けっせいした。エクスカリバーとしての活動かつどうちゅう、キティはみじかあいだブラックエアーのエージェントであるピート・ウィズダムと交際こうさいした。彼女かのじょはアリステア・スチュアート教授きょうじゅんだが、アリステアがレイチェルにかれるようになってからは疎遠そえんになった。

エクスカリバーは最終さいしゅうてき解散かいさんし、シャドウキャットはナイトクローラーとコロッサスとともにX-メンへともどっていった。しかし、かえってもなくエグゼビア教授きょうじゅ姿すがたりたセレブロからてきたインポスターの集団しゅうだん対面たいめんした。キティはコロッサスの死後しごしばらくのあいだX-メンにとどまっていたが、普通ふつう人生じんせいおくろうとしてシカゴ大学だいがくかよことにした。このころ彼女かのじょちちはカサンドラ・ノバのセンチネルたちがジェノーシャを壊滅かいめつさせたときころされている。

X-メンへの復帰ふっき

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サイクロップスとエマ・フロストにわれ、キティはふたたびX-メンにくわわった。しかし、因縁いんねんふかいかつてのホワイトクイーン(エマ)についてはかなり疑念ぎねんいていた。ところ、フロストがキティにチームにいてもらいたかったのは自分じぶんもと状態じょうたいもどらないため安全あんぜん装置そうちとしてである。フロストは自分じぶんもっと信用しんようしていない人間にんげんこそがそのようないを見抜みぬきがちであるとろんじている。あたらしいチームでの最初さいしょのミッションの1つで、シャドウキャットはコロッサスの生存せいぞんった。しばらくはまずさがあったが、キティとピーター(コロッサス)は交際こうさい再開さいかいし、ついには肉体にくたい関係かんけいむすぶにいたった。

ブレイクワールド

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最近さいきん、ヘルファイアクラブによるエグゼビア学園がくえんでの殺戮さつりくで、キティはエマ・フロストが予期よきしたとおりの役割やくわりたし、エマをきずりおろして幽閉ゆうへいしたが、ヘルファイアの一員いちいん・パーフェクション(自分じぶんこそが本物ほんものの、改心かいしんしていないエマ・フロストだと主張しゅちょうした。)がつくした錯覚さっかくとらわれただけだった。幻覚げんかくなかで、キティはコロッサスとのあいだ子供こどもをもうけていた。その潜在せんざい能力のうりょく危険きけんしたX-メンによってさらわれてしまう。キティは幻覚げんかくしたがって子供こども学園がくえん深部しんぶにあるほとん脱出だっしゅつ不可能ふかのうな「はこ」からすくそうとする。現実げんじつにはこのあらたなヘルファイアクラブのリングリーダー・カサンドラ・ノバの意識いしきふうじたエイリアンエンティティ「Stuff」を解放かいほうしていようとはらずに。キティはその直後ちょくご卒倒そっとうし、パーフェクション、あるいはノバによって意識いしきうしなった。ノバのはらづもりはみずからの精神せいしんをキティの身体しんたいうつことだった。目覚めざめたばかりのサイクロップスはあらたなヘルファイアクラブは実際じっさいにはX-メンが前回ぜんかい対面たいめんしたときにエマの精神せいしんはいんだカサンドラ・ノバの意識いしき断片だんぺんつくした精神せいしん投影とうえいであることをかした。サイクロップスが精神せいしんてき投影とうえいころすと、エマはノバをあぶりためにキティに彼女かのじょころさせようとした。カサンドラ・ノバはりずに、イチキ・ヒサコ(=アーマー)に精神せいしん宿主しゅくしゅえようとした。かれ全員ぜんいんがブレークワールドへの途中とちゅうにあるS.W.O.R.D.のエアーステーションにされてしまったため、成功せいこうしたかは不明ふめいである。

能力のうりょく

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キティは彼女かのじょ構成こうせいする原子げんしを、とおけようとする物体ぶったい構成こうせいする原子げんしあいだ空間くうかんとおらせることで、固体こたいとおける能力のうりょくゆうする。この方法ほうほうで、彼女かのじょとおける物質ぶっしつとき相互そうご作用さようなしで融合ゆうごうすることがあり、シャドウキャットが物体ぶったいとおわるまでどちらもきずつくことがない。このプロセスはフェイズとよばれ彼女かのじょ抜本ばっぽんてき実体じったいさせる。

シャドウキャットははいまえおな速度そくど物体ぶったいとおける。物体ぶったい内側うちがわにいるあいだ彼女かのじょいきをすること出来できず、彼女かのじょいきつづあいだしか固体こたいなかで(地下ちか移動いどうする場合ばあい同様どうよう)フェイズが出来できない。

この能力のうりょく任意にんい使用しようできるが、一時期いちじき出版しゅっぱんされたコミックスで10ねん以上いじょうのうち連続れんぞくしてやく2年間ねんかん)、キティはフェイズした状態じょうたい普通ふつうになっており、実体じったいするには意識いしきてき選択せんたくせねばならなかった。(しかし、彼女かのじょもと状態じょうたいもどっており、現在げんざい通常つうじょう固体こたいであり能力のうりょく使つかとき選択せんたくをせねばならない。)フェイズちゅうは、物理ぶつりてきにこの形態けいたい表面ひょうめんあること出来できないが、それらのうえにある空気くうき分子ぶんし相互そうご作用さようってのぼったりりたりすること出来できる。フェイズしているあいだ彼女かのじょ物理ぶつりてき攻撃こうげきたいしてたいせいつようになり、テレパシーにつよ抵抗ていこうできるようになる。いくつかの物質ぶっしつ密度みつどとおけようとすると彼女かのじょ深刻しんこく方向ほうこう感覚かんかく喪失そうしつこすため、フェイジングに有害ゆうがいであるとしめされている。エナジーアタックもシャドウキャットには問題もんだいで、マローダーズのメンバー・ハープーンがはなったエナジーブラストは彼女かのじょ能力のうりょくうしなわせ、数ヶ月すうかげつあいだ完全かんぜん実体じったいさせることになった。魔法まほう魔法まほう生物せいぶつもキティのフェイジングにとってエニグマであることがハッキリしている。N'Garaiのデーモンとの戦闘せんとうで、フェイズ状態じょうたいにもかかわらず身体しんたいきずっている。ソウルソード(イリアナがつくったけん魔法まほう生物せいぶつ魔法まほう物質ぶっしつのみをきずつける。)でも同様どうよう事態じたいこっている。能力のうりょく使用しよう彼女かのじょとおけた電気でんきてきなシステム(いくつかのストーリーでは人間にんげん身体しんたいふくんでいる。)にも原子げんし原子げんしあいだ電子でんしながれをみだことによって干渉かんしょうする。

キティは自分じぶん能力のうりょく他者たしゃもの拡張かくちょうすること出来できる。現在げんざい彼女かのじょすくなくともいた状態じょうたい彼女かのじょ身体しんたいれている6にん(またはどう体積たいせき物質ぶっしつ)を自分じぶん一緒いっしょにフェーズさせること出来できる。彼女かのじょはトレーニングで銃声じゅうせいのようなおおきな物音ものおとなどの危険きけん察知さっちするとまもため反射はんしゃによって自動的じどうてきにフェージング状態じょうたいになれるようになっている。

キティはロッキードとあるしゅ精神せいしんてきあるいは感情かんじょうてきつながりを共有きょうゆうしており、彼女かのじょりゅうがたエイリアンはたがいの存在そんざいつねかんこと出来できる。

ミュータントとしての能力のうりょくほかに、キティは応用おうよう技術ぎじゅつとコンピュータサイエンスの分野ぶんやでは天才てんさいである。オグンに支配しはいされたとき合気道あいきどう空手からて忍術にんじゅつクラブマガわざ仕込しこまれて、彼女かのじょすぐれた格闘技かくとうぎ使つかになったようである。彼女かのじょ器械体操きかいたいそうのトレーニングをけていたり、プロレベルのダンサーであったりする。

現実げんじつのキティ・プライド

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ジョン・バーンは1973ねんカルガリーのアートスクールの同級生どうきゅうせいからシャドウキャットならびにキティ・プライドの名前なまえっている。ジョン・バーンいわく、「彼女かのじょ名前なまえっているので、最初さいしょのオリジナルのコミックキャラクターにその名前なまえ使つかわせてくれないかとたのんだ」とのこと。現実げんじつのプライドは影響えいきょうふかかんがえずに同意どういした。しかし、コミックスの出版しゅっぱんのシャドウキャットのファンに圧倒あっとうされて、彼女かのじょ自分じぶん名前なまえをK.D.Prydeと短縮たんしゅくし、フィクションのキティ・プライドとの関係かんけいよわめようとした。彼女かのじょ自分じぶん評判ひょうばんたいして複雑ふくざつおもいをいており、バーンのコミックスのエンターテイメントせい芸術げいじゅつてき価値かち評価ひょうかしつつもよりおおくの人々ひとびと自分じぶんことたんにシャドウキャットと同姓どうせい同名どうめい人物じんぶつである以上いじょう評価ひょうかしてほしいとっている。[1]

クリス・クレアモントはキティ・プライドの人格じんかくいくつかの要素ようそをルイス・シモンソンのむすめ由来ゆらいしていると言及げんきゅうしている。[2]

のバージョン

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エイジ・オブ・アポカリプス

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エイジ・オブ・アポカリプスの世界せかいでは、キティは劣悪れつあく環境かんきょうそだち、性格せいかくもそれを反映はんえいしたものとなった。彼女かのじょはショートヘアでピッチリとした衣装いしょうつつむチェーンスモーカーである。彼女かのじょ両親りょうしんはシカゴのカルスでころされ、彼女かのじょ強制きょうせいてきにアポカリプスの軍勢ぐんぜいまれたが、のちにコロッサスによってすくされた。X-メンの指導しどうしゃマグニートーはシャドウキャットをローガン(ウルヴァリンのAoAバージョン)にトレーニングさせた。彼女かのじょは、教師きょうしであるローガンの戦闘せんとうスタイルにせて、りょう手首てくび格納かくのう可能かのう人工じんこうのツメをつけた戦士せんしとなった。のちおっとであるコロッサスととも次世代じせだい戦士せんしであるジェネレーション・ネクストの教師きょうしとなった。シャドウキャットはアポカリプスの強制きょうせい収容しゅうようしょザ・コア(the Core)からコロッサスのいもうとイリアナ・ラスプーチンをすくすミッションにジェネレーション・ネクストチームととも参加さんかした。彼女かのじょいもうとのイリアナをまもろうとする強迫きょうはく観念かんねんかれたコロッサスのあやまってころされてしまう。

デイズ・オブ・フューチャー・パスト

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デイズ・オブ・フューチャー・パストの世界せかい(アース-811)ではシャドウキャットはケイト・プライドのモノである。ケイトはミスティークとブラザーフッドらによるロバート・ケリー上院じょういん議員ぎいん暗殺あんさつ阻害そがいするため時間じかん逆行ぎゃっこうしようとこころみた。彼女かのじょ成功せいこうしたが、たんべつの(アース-811をつくりだした原因げんいんとなる出来事できごとこらなかった)時間じかんじくつくしたにぎなかった。もといた時代じだいもどってから、ケイトはレイチェル・サマーズがもといた時間じかんじくもどるために協力きょうりょくした。センチネルにとらわれたケイトは能力のうりょく抑制よくせいする首輪くびわをすりけてタイムワープにちて、彼女かのじょをスキャンしてセンチネルとの融合ゆうごうこされ、レイチェルがいる時間じかんじくへと辿たどいた。ケイトの精神せいしんちいさな金属きんぞく球体きゅうたいにちかい形状けいじょうのボディーにまれ、ウィジェットとしてられるモノとなった。その時間じかんじくでのいくつかの冒険ぼうけんのち、ウィジェット(=ケイト)は記憶きおくもどし、もといた時間じかんじくへともどりセンチネルを統制とうせいするプログラムをいのちまもった。独裁どくさい政治せいじはかくしてわった。

アルティメット・シャドウキャット

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アルティメットでのシャドウキャット(キティ・プライド)のはつ登場とうじょうは「アルティメットX-メン」21ごうで、この時点じてんで14さい少女しょうじょだった。キティのはははキティのミューテーションを心配しんぱいしてエグゼビアにたすけをもとめた。キティはエグゼビアの学園がくえん生徒せいとになり、そのとき彼女かのじょはははX-メンのミッションに参加さんかしないこととデンジャールームでトレーニングをしないこと条件じょうけん入学にゅうがくみとめた。キティはもなくこれをやぶり、最年少さいねんしょうメンバーとしてX-メンにくわわった。彼女かのじょスパイダーマン崇拝すうはいし、ったこともなければマスクのした素顔すがおらないうちから夢中むちゅうになっていた。彼女かのじょはユダヤじんくびまわりにダビデのほしにつけていた。

キティはボビー・ドレイク(アイスマン)とみじかあいだっていたが、かれがむかしのガールフレンドと連絡れんらくっていたこと発見はっけんして激怒げきどし、はらなぐりつけてかれをふった。X-メンの仲間なかまない孤立こりつかんじ、キティはピーター・パーカー(スパイダーマン)をんでもなく交際こうさいはじめた。彼女かのじょはピーターととも犯罪はんざいたたかはじめるが、彼女かのじょとピーターが世間せけん正体しょうたいかすことなくられるようにことなったコスチュームをていた。TV番組ばんぐみはスパイダーマンとシャドウキャットがカップルであることかしてしまい、デートするのがむずかしくなってしまった。吸血鬼きゅうけつきたち遭遇そうぐうしたあと、ピーターはメリー・ジェーン・ワトソンに正体しょうたいかし、キティを嫉妬しっとさせ、おこらせた。キティがクイーンズでメリー・ジェーンがトラブルにまれていることったとき、彼女かのじょはX-メンに応援おうえん要請ようせいした。メイおばさんが心臓しんぞう発作ほっさこし、かれ正体しょうたいったことをさっして、彼女かのじょはエグゼビアにメイの記憶きおく操作そうさするようにたのんだ。かれ拒絶きょぜつし、おこったキティは脱退だったいまえからかれにくんでいたとかした。「アルティメット・スパイダーマン」105ごう彼女かのじょは、ピーターがメリー・ジェーンにキスをするのを目撃もくげきし、ショックをけ、さら孤独こどくになった。「アルティメット・X-メン」79ごうではエグゼビアの死後しご荷物にもつをまとめ、クイーンズにいるははもと準備じゅんびをしていた。偶然ぐうぜんにもピーターのとなりいえである。「アルティメット・スパイダーマン」106ごうでは、ミッドタウン・ハイスクールに入学にゅうがくし、ピーターは彼女かのじょわかばなしせずにいる。

「アルティメット・マーベル・ユニバース 公式こうしきハンドブック」#2によると、アルティメットのキティ・プライドは天才てんさいてきなIQをっていない。これは不正確ふせいかくであるか、あるいはこうけの設定せっていであり、彼女かのじょ技術ぎじゅつについて高度こうどうでっているとされている(元々もともと世界せかいのキティ・プライドとどう程度ていど)。

のバージョン

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  • アマルガム・コミックスではシャドウキャットは「スパイダーボーイ・チームアップ」というタイトルに登場とうじょうし、レギオン・オブ・スーパーヒーローズのメンバー、ファントムガールと融合ゆうごうしたキャラクター「ファントムキャット」となっている。ファントムキャットは「レギオン・オブ・ギャラクティック・ガーディアンズ2099」の一員いちいんである。
  • アース-597(ナチス・ドイツだい世界せかい大戦たいせん勝利しょうりした世界せかい)では、キティはシャドウキャットとしてナイトクロウラー、メガン、ハウプトマン・エングランデとともにライトニングフォース(エクスカリバーのべつバージョン)の一員いちいんにさせられていて、ユダヤじん血筋ちすじのために実質じっしつてき捕虜ほりょにされている。みじめならしをおくっており、んだあたまぜん頭部とうぶられたダビデのほしのタトゥーがおおきな特徴とくちょうとなっている。彼女かのじょ自身じしんのと彼女かのじょ世界せかいでのモイラ・マクタガートに相当そうとうする人物じんぶつ発言はつげんによって、このシャドウキャットは本物ほんもの幽霊ゆうれいで、科学かがく魔法まほう融合ゆうごうによって死体したいからよみがえり、ナチス政権せいけんためはたらかされていることがほのめかされている。このシャドウキャットはフェイズ能力のうりょくによって生命せいめいこわ能力のうりょく付加ふかされていて、彼女かのじょ犠牲ぎせいしゃたちから意識いしきうばっている。これはもと(アース-616)のマーベル世界せかい彼女かのじょがすりけたテクノロジーを混乱こんらんさせるのとかなりている。彼女かのじょはまた、攻撃こうげきするときあるいは攻撃こうげきてきな、上官じょうかんめいじられた動作どうさ呼応こおうしてかお特徴とくちょう悪魔あくまてきなモノへと変貌へんぼうさせること出来できる。
  • 「ミュータントX」では、シャドウキャットはヘルファイアクラブの幹部かんぶブラック・クイーンとなっている。
  • 「What If...Wolverine:Enemy of the State」ではキティは秘密ひみつ結社けっしゃヒドラとうにプログラムされたウルヴァリンがマーベルユニバースを破滅はめつさせたのちかれころためのこった唯一ゆいいつのヒーローである。キティはウルヴァリンののう同調どうちょうさせたとき左腕さわんうしなっている。
  • 短期たんきシリーズ「Magik (Illyana and Storm)」の世界せかいでは、邪悪じゃあく導師どうしベラスコによってよりねこのような形態けいたいねこ、ヒゲ、強化きょうかされた肉体にくたい五感ごかんっている)に変異へんいさせられてからキティは「キャット」と改名かいめいした。ベラスコが支配しはいする地獄じごく辺土へんど(リンボ)にわなにかかって、キャットは魔法使まほうつかいをたおすために好戦こうせんてき形態けいたいをとり、この世界せかいのストームがれた魔法まほうけ、わりに剣術けんじゅつ白兵戦はくへいせんじゅつのスキルを強化きょうかした。 彼女かのじょはアース616のイリアナ・ラスプーチンを魔術まじゅつによる堕落だらくからまもろうとこころみて、イリアナをリンボの荒野あらのしてたたかかたのこじゅつおしえた。しかし、イリアナは最終さいしゅうてきにベラスコの影響えいきょうにおかれ、キャットはよりねこちか形態けいたい変貌へんぼうし、精神せいしんてき動物どうぶつちかくなり、ベラスコに完全かんぜん忠実ちゅうじつになった。ベラスコが自分じぶん反抗はんこうてき見習みならいにけたりに、キャットは最終さいしゅうてきにイリアナにたおされている。キャットのによって直面ちょくめんしたとき、キャットが本心ほんしんではキティの一部いちぶがまだのこっており、隷属れいぞく状態じょうたいにあることきらっていることったイリアナは自己じこ防衛ぼうえいかたちでキャットのくびった。
  • 「X-メン:ジ・エンド」の未来みらいでは、キティ・プライドはシカゴの市長しちょうとなり、さらにアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく大統領だいとうりょうとなった。彼女かのじょ名前なまえかされていないパートナーとのあいだに3にん子供こどもがいる。
  • 「アースX」6ごう追記ついきにおいて、キティ・プライドがメタルフォームになれないコロッサスをまもためころされたことあきらかになっている。弾丸だんがん通過つうかさせずに、英雄えいゆうてきけ、ころされた。
  • 「エクスカリバー」103ごうでは、シャドウキャットのおおくのべつのバージョンをこと出来できる。おおくはエイジ・オブ・アポカリプスのようほかのコミックスに登場とうじょうしていたものである。しかしなかには機械きかい生命せいめいたいファランクスが変形へんけいしたもの、セックス・ドミナトリックス、ホームレス、尼僧にそう骨董こっとうてん所有しょゆうする普通ふつう人間にんげんもいる。
  • 「What if 」(セカンドシーズン6ごうの「"What If the X-Men had Lost Inferno?」では、キティは惑星わくせいじょう最後さいごのこったスーパーヒーロー、8にんうち一人ひとりである。彼女かのじょかれたウルヴァリンに殺害さつがいされるが、彼女かのじょかれ正気しょうきもどさせ、かれはデーモンの大群たいぐんひきいるバロン・モールドとたたかった。
  • アンキャニィX-MEN」153ごうでは、キティはイリアナに、自分じぶん海賊かいぞくキティ・プライドとして登場とうじょうするおとぎばなしかたった。それはたんなるフェアリーテイルだったのだが、「Nightcrawler (First Series) #3-4」で彼女かのじょさい登場とうじょうし、じつ別世界べっせかいのキティ・プライドであったとされた。

のメディア

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  • シャドウキャットはX-メンがゲスト出演しゅつえんするスパイダーマン&アメイジング・フレンズのエピソード「X-メンアドベンチャー」にスプライト名前なまえ登場とうじょうしている。彼女かのじょこえはサリー・ジュリアンがてている。
  • キティ・プライド(こえ:カス・スージー)はTVアニメのワンショット「Pryde of X-Men」にチームのあらたなメンバーとして登場とうじょうし、ストーリーは彼女かのじょ視点してん展開てんかいした。
  • X-メン:エボリューション」では、シャドウキャットはメインキャラの一人ひとりで、マギー・ブルー・オハラこえてていた。このシリーズでは彼女かのじょ活発かっぱつ楽天的らくてんてきな、愛情あいじょうちたユダヤけい一家いっか出身しゅっしんじゅうだい少女しょうじょである。彼女かのじょ恋愛れんあい興味きょうみまとは、当初とうしょ対立たいりつしていたアバランチである。彼女かのじょはエボリューションのナイトクローラーからいち時期じき交際こうさいせまられており、コミックスとおなじく、最初さいしょのうちはかれ外見がいけんきらっていたが、親友しんゆうとしてれるようになった。シャドウキャットは最初さいしょころつよいバレーガールなまりでしゃべっていたが、のちになって完全かんぜんくなった。

ビデオゲーム

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  • キティ・プライドはコナミの1992ねんのビデオアーケードゲーム「X-メン」にNPCとして登場とうじょうしている。このゲームでは彼女かのじょはシャドウキャットとしてはられておらず、「苦悩くのう少女しょうじょ」をえんじている。
  • 「X-メンレジェンド2:ライズ オブ アポカリプス」ではNPCとして登場とうじょうしている。プレイヤーがXマンションの廃墟はいきょいたときのかくれキャラである。彼女かのじょのコロッサスとの関係かんけいはこのバージョンのキャラクターとわっておらず、プレイヤーがコロッサスを使つかって彼女かのじょはなしかけるとそれががねとなって、スカーレット・ウィッチといちゃついていたとのではないかとシャドウキャットがコロッサスをとがめるユーモラスな一幕ひとまく発生はっせいする。ほとんどのアルティメットマーベルのゲームキャラクターとちがって、シャドウキャットは通常つうじょうのマーベルユニバースの衣装いしょうつつんでいる。X-メンレジェンドにはShadowcat's Touchとばれるアイテムが存在そんざいする。

映画えいが

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シャドウキャットは映画えいが「X-メン」さんさく登場とうじょうしている。かく作品さくひん彼女かのじょえんじる女優じょゆうはそれぞれちがう。

  • X-MENでは彼女かのじょちいさくカメオ出演しゅつえんしていてスメラ・ケイえんじている。彼女かのじょはロバート・ケリー上院じょういん議員ぎいんに"the girl who can walk through walls"として言及げんきゅうされている。彼女かのじょはエグゼビアの教室きょうしつでも登場とうじょうしている。ウルヴァリンがはいってきたとき、彼女かのじょほんわすれてきたためもどってきて、それらをつかむとかべをすりけてった。
  • X-MEN2では、みじか登場とうじょうシーンがありケイティ・スチュアートえんじた。彼女かのじょはウィリアム・ストライカーの軍隊ぐんたいのXマンションへの攻撃こうげきからのがれるためかべをすりけている。彼女かのじょはまた映画えいが最後さいごでも言及げんきゅうされており、エグゼビアがどのようにして"a girl who can walk through walls"からファイルをたかを説明せつめいしている。
  • X-MEN:ファイナル ディシジョンではエレン・ペイジ彼女かのじょえんじ、これまでの映画えいがとは格段かくだんおおきな役割やくわりあたえられた。彼女かのじょはローグのアイスマンめぐこいのライバルとなっていた。彼女かのじょアルカトラズとうでの戦闘せんとうでX-メンに参加さんかしリーチをジャガーノートからまもため前線ぜんせんはなれている。ペイジがシャドウキャットをえんじると発表はっぴょうされるまではマギー・グレイスがえんじるだろうとうわさされていた。
  • X-MEN:フューチャー&パストでは精神せいしん過去かこおくむというあらたな能力のうりょく発現はつげんさせており、作中さくちゅう非常ひじょう重要じゅうよう役割やくわりたす。冒頭ぼうとうでその能力のうりょくによって幾度いくど仲間なかまともにセンチネルの襲撃しゅうげき回避かいひしたのち未来みらいそのものをえる作戦さくせんでウルヴァリンの精神せいしんを1973ねんおく役目やくめう。作戦さくせん途中とちゅう負傷ふしょうしセンチネルの襲撃しゅうげきけるものの、最後さいごまで役目やくめたした。

彼女かのじょはどの作品さくひんでも空中くうちゅう歩行ほこうせていない。

ポップカルチャー

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  • キティ・プライドはウィーザーうた「In the Garage」で言及げんきゅうされている。
  • シャドウキャットは映画えいが「ジャッジメントナイト」のサウンドトラックに収録しゅうろくされているダイナソーJr.デル・ザ・ファンキー・ホモサピエンうた「Missing Link」でも言及げんきゅうされている。
  • スパイク・リー映画えいが25」ではエドワード・ノートンのキャラが自分じぶん監獄かんごくだっしたい願望がんぼうを「もしも自分じぶんがX-メンにてくる、かべをすりけられるおんな("that girl from X-Men... the one who can walk through walls.")だったらいのに、と言及げんきゅうすること表現ひょうげんしている。
  • キティ・プライドは...アンド・ユー・ウィル・ノウ・アス・バイ・ザ・トレイル・オブ・デッドうた・"An Ounce Of Prevention"に登場とうじょうしている。
  • バフィー 〜こいする十字架じゅうじか作者さくしゃジョス・ウィードンはキティ・プライドがバフィー・サマーズをつくすインスピレーションとなったことかしている。[3]
  • ジェネシスのテレビシリーズ「HEROES」のだいいちでは、ナカムラ・ヒロというキャラクターはとりわけキティが時間じかん旅行りょこうをしたことを言及げんきゅうしている。しかし、かれ時間じかん旅行りょこうこったイシューナンバーをX-Men #143と間違まちがって引用いんようしており、実際じっさいにはX-Men #141-142であった。かれのち仲間なかまのヒーローのチャーリー・アンドリューズ(完全かんぜん記憶きおく能力のうりょくっている。)によって間違まちがいを修正しゅうせいされている。
  • モノポリーゲーム「マイマーベルヒーローズ」では、キティ・プライドのせいはPrideとあやま表記ひょうきされている。

各国かっこくでの名称めいしょう

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キティのコードネームシャドウキャット外国がいこくではことなる訳語やくご使つかわれることがある。フランス語ふらんすごではキティは"Etincelle" (sparkle)とばれており、一方いっぽう彼女かのじょはコミックスではSpriteと名付なづけられているが、現在げんざいではシャドウキャットとしてもられている。スペインでは"Gata Sombra"、ラテンアメリカでは"Sombra"(「かげ」の)、フィンランドでは"Varjokissa"、ポルトガルでは"Lince Negra"(「くろ山猫やまねこ」の)とばれている。

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ [1] [2]
  2. ^ [3] p. 79
  3. ^ [4]

外部がいぶリンク

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