出典 しゅってん : フリー百科 ひゃっか 事典 じてん 『ウィキペディア(Wikipedia)』
クサリヘビ亜 あ 科 か (クサリヘビあか、Viperinae)は、クサリヘビ科 か に属 ぞく する亜 あ 科 か の一 ひと つ。タイプ属 ぞく はクサリヘビ属 ぞく 。特定 とくてい 動物 どうぶつ 。
アフリカ大陸 たいりく 、ユーラシア大陸 たいりく およびこれらの周辺 しゅうへん 島嶼 とうしょ 部 ぶ 。
最大 さいだい 種 しゅ は最大 さいだい 205cmのガボンアダー で、最小 さいしょう 種 しゅ は最大 さいだい でも全長 ぜんちょう 27センチメートルのドワーフアダー 。体形 たいけい は太 ふと い種 たね が多 おお い。背面 はいめん に鎖 くさり 状 じょう の斑紋 はんもん が入 はい るが、落 お ち葉 ば の中 なか などでは保護 ほご 色 しょく になると考 かんが えられている。
頭部 とうぶ に赤外線 せきがいせん 感知 かんち 器官 きかん (ピット器官 きかん )はない。
砂漠 さばく から森林 しんりん まで、さまざまな環境 かんきょう に生息 せいそく する。ヨーロッパクサリヘビ のように、北緯 ほくい 60度 ど (北極圏 ほっきょくけん )にも分布 ぶんぷ する種 たね もいる。主 おも に地表 ちひょう 棲。
食 しょく 性 せい は動物 どうぶつ 食 しょく で、昆虫 こんちゅう 類 るい 、爬虫類 はちゅうるい 、鳥類 ちょうるい やその卵 たまご 、哺乳類 ほにゅうるい などを食 た べる。
繁殖 はんしょく 形態 けいたい は卵生 らんせい 、卵 たまご 胎生 たいせい の種 たね が共 とも にいる。
13属 ぞく におよそ95種 しゅ が属 ぞく する[1] 。
以下 いか のような系統 けいとう 樹 じゅ が得 え られている[2] 。
人間 にんげん との関係 かんけい [ 編集 へんしゅう ]
強 つよ 毒 どく 種 しゅ に噛 か まれた場合 ばあい 、適切 てきせつ な処置 しょち を受 う けなかった場合 ばあい は人間 にんげん でも命 いのち を落 お とすこともある。保護 ほご 色 しょく のためか、存在 そんざい に気付 きづ かず踏 ふ みつけて噛 か まれることが多 おお い。
^ “Viperinae in Reptile database ”. 2014年 ねん 5月 がつ 31日 にち 閲覧 えつらん 。
^ Pyron, Robert Alexander and Burbrink, Frank T and Wiens, John J (2013). “A phylogeny and revised classification of Squamata, including 4161 species of lizards and snakes”. BMC evolutionary biology 13 (1): 93.
クリス・マティソン 『ヘビ大 だい 図鑑 ずかん 』、森光 もりみつ 社 しゃ 、2000年 ねん 、184-185頁 ぺーじ 。