グリクラジド

グリクラジド

IUPAC命名めいめい法ほうによる物質ぶっしつ名めい
IUPAC名めい N-(hexahydrocyclopenta[c]pyrrol-2(1H)-ylcarbamoyl)-4-methylbenzenesulfonamide
臨床りんしょうデータ
販売はんばい名めい	Diamicron, others
Drugs.com	Micromedex Detailed Consumer Information
胎児たいじ危険きけん度ど分類ぶんるい	AUえーゆー: C
法的ほうてき規制きせい	AUえーゆー: 処方箋しょほうせん薬やく(S4)
薬物やくぶつ動態どうたいデータ
半減はんげん期き	10.4 hours
識別しきべつ
CAS番号ばんごう	21187-98-4
ATCコード	A10BB09 (WHO)
PubChem	CID: 3475
DrugBank	DB01120
ChemSpider	3356
UNII	G4PX8C4HKV
KEGG	D01599
ChEBI	CHEBI:31654
ChEMBL	CHEMBL427216
化学かがく的てきデータ
化学かがく式しき	C15H21N3O3S
分子ぶんし量りょう	323.412 g/mol
SMILES O=S(=O)(c1ccc(cc1)C)NC(=O)NN3CC2CCCC2C3
InChI InChI=1S/C15H21N3O3S/c1-11-5-7-14(8-6-11)22(20,21)17-15(19)16-18-9-12-3-2-4-13(12)10-18/h5-8,12-13H,2-4,9-10H2,1H3,(H2,16,17,19)  Key:BOVGTQGAOIONJV-UHFFFAOYSA-N

グリクラジド（Gliclazide）はダイアミクロン（Diamicron）などの商品しょうひん名めいで販売はんばいされている2型がた糖尿とうにょう病びょうの治療ちりょうに用もちいられる抗こう糖尿とうにょう病びょう薬やくである。食事しょくじ療法りょうほう、運動うんどう、体重たいじゅう減量げんりょうでは改善かいぜんされない場合ばあいに用もちいられる医薬品いやくひんである。投与とうよ法ほうは経口けいこうである。

副作用ふくさようには、低てい血糖けっとう、嘔吐おうと、腹痛はらいた、発疹はっしん、肝かん疾患しっかんなどがあげられる 。重度じゅうどの腎不全じんふぜんや肝かん疾患しっかんの患者かんじゃ、または妊娠にんしん中なかの人ひとへの投与とうよは勧すすめられない。

グリクラジドはスルホニルウレアに属ぞくする薬くすりの一種いっしゅである。作用さよう機き序じょは主おもにインスリンの放出ほうしゅつを増ふやすことにより効果こうかがある。

グリクラジドは1966年ねんに特許とっきょ認定にんていされ、1972年ねんに医療いりょう用ようとして承認しょうにんされた。世界せかい保健ほけん機関きかんの必須ひっす医薬品いやくひんモデル・リストに掲載けいさいされており、 医療いりょう制度せいどに必要ひつようとされる最もっとも効果こうか的てきで安全あんぜんな医薬品いやくひんである。開発途上国かいはつとじょうこくでの卸売おろしうり価格かかくは1か月げつ分ぶんあたり約やく2.46から3.92米あめりかドルである イギリスの国民こくみん保健ほけんサービスにかかる1か月げつ分ぶんの費用ひようは約やく2.12ポンドである。米国べいこくでは販売はんばいされていない。