(Translated by https://www.hiragana.jp/)
コモン・コア・ブースター - Wikipedia コンテンツにスキップ

コモン・コア・ブースター

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
コモン・コア・ブースター

ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーげのためSLC-41垂直すいちょく統合とうごう施設しせつげられるアトラス V AV-021のCCB
製造せいぞう ロッキード・マーティン (1998ねん–2006ねん)
ユナイテッド・ローンチ・アライアンス (2006ねん以降いこう)
開発かいはつこく アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
利用りよう アトラス V (だい1だん)
アトラス Vヘビー
(補助ほじょロケット, 中止ちゅうしされた)

GX (だい1だん, 中止ちゅうしされた)
全体ぜんたい仕様しよう
ぜんこう 32.46メートル (106.5 ft)
直径ちょっけい 3.81メートル (12.5 ft)
グロス重量じゅうりょう 306,914キログラム (676,630 lb)
エンジン詳細しょうさい
エンジン RD-180 1
推力すいりょく 4,152キロニュートン (933,000 lbf)
燃焼ねんしょう時間じかん 253秒間びょうかん
燃料ねんりょう LOX/RP-1

コモン・コア・ブースター (Common Core Booster, CCB) はアトラス Vだい1だん使用しようされるモジュラー設計せっけいれたアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくのロケットである。モジュラー構想こうそうとして、アトラスVヘビーはブースターとしてりょうわき同形どうけいの2ほん追加ついかした3ほん重量じゅうりょうぶつげに対応たいおうする構成こうせいとされたがキャンセルされた。そのには、CCBをだい1だん使用しようするロケットとして日本にっぽんGXロケットがこれを利用りようするものとして計画けいかくされたが2009ねんまつ中止ちゅうしされた。

CCBは全長ぜんちょうが32.46メートル (106.5 ft)で直径ちょっけいが3.81メートル (12.5 ft)でRP-1液体えきたい酸素さんそ燃焼ねんしょうさせるRD-180エンジンが1使用しようされる[1]

CCBとRD-180エンジンの試験しけんマーシャル宇宙うちゅう飛行ひこうセンターロシアヒムキ実施じっしされた。試験しけんは2001ねん12月に最後さいごのエンジン試験しけん実施じっしされた[2]。CCBをそなえたアトラスⅤは2002ねん8がつ21にちケープカナベラル空軍くうぐん基地きち41ばん発射はっしゃだいから最初さいしょげられた[3]。2015ねん1がつ時点じてんにおいてアトラスⅤは52げられすべて1のCCBが使用しようされた。[4]

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ Wade, Mark. “Atlas CCB”. Encyclopedia Astronautica. 2010ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  2. ^ Lockheed Martin's Atlas V RD-180 Engine Successfully Completes Testing Program”. SpaceRef (2001ねん12月19にち). 2010ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  3. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2010ねん9がつ10日とおか閲覧えつらん
  4. ^ Kyle, Ed. “Atlas 5 Launch Record”. Space Launch Report. 2015ねん2がつ7にち閲覧えつらん