(Translated by https://www.hiragana.jp/)
サクラ大戦4 〜恋せよ乙女〜 - Wikipedia コンテンツにスキップ

サクラ大戦たいせん4 〜こいせよ乙女おとめ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
サクラ大戦たいせん4
こいせよ乙女おとめ
ジャンル ドラマチックアドベンチャー
対応たいおう機種きしゅ ドリームキャスト
Windows 98/Me/2000/XP
発売はつばいもと 日本の旗セガ
中華人民共和国の旗 中華民国の旗北京ぺきん娯楽ごらくどおり
発売はつばい 2002ねん3がつ21にち (DC)
2005ねん3がつ3にち (PC)
2007ねん1がつ25にち (PC-DVD)
レイティング 不明ふめい (DC)
CEROB(12さい以上いじょう対象たいしょう (PC)
キャラクターめい設定せってい なし
エンディングすう 13+1
メディア GD-ROM (DC)
CD-ROM (PC)
画面がめんサイズ 640x480 High Color
キャラクターボイス 部分ぶぶん
CGモード あり
音楽おんがくモード あり
回想かいそうモード 不明ふめい
メッセージスキップ なし
オートモード なし
テンプレートを表示ひょうじ

サクラ大戦たいせん4 〜こいせよ乙女おとめ』(サクラたいせん4 こいせよおとめ)は、株式会社かぶしきがいしゃセガ2002ねん3月21にち発売はつばいしたドリームキャストようゲームソフト。2005ねん3月3にちにはPCはん発売はつばいされた。サクラ大戦たいせんシリーズのナンバリングタイトルだい4さく大神おおがみ一郎いちろう主人公しゅじんこうにしたシリーズの最終さいしゅうさくにあたる。

概要がいよう[編集へんしゅう]

ほんさくはセガのゲームであるドリームキャストの製造せいぞう中止ちゅうし決定けっていにより、本来ほんらいだい4さく予定よてい変更へんこうしてそれまでのシリーズをめくくる区切くぎりとなる作品さくひんとして急遽きゅうきょ制作せいさく決定けっていした。サクラ大戦たいせんシリーズの本編ほんぺんは2ねん以上いじょう開発かいはつ期間きかんをかけて制作せいさくされるのがつねであったが、ほんさくは1ねん未満みまんという短期間たんきかんじつ制作せいさく期間きかんは10ヶ月かげつ未満みまんという[1])で発売はつばいされた。

これまでは連続れんぞくする複数ふくすうのエピソードをかさねてシリーズ全体ぜんたいのストーリーを構築こうちくするテレビアニメシリーズを意識いしきした構成こうせいだったのにたいし、ほんさくひとつのおおきなエピソードのみでストーリーを構築こうちくする完結かんけつへん劇場げきじょうようアニメのような構成こうせいとなっており、差別さべつはかっている。

ゲームの舞台ぶたいとなるのはだい1さくだい2さく同様どうよう帝都ていと東京とうきょう帝国ていこくはなげきだんひきいてたたかうが、ストーリー中盤ちゅうばんともえ里華りかげきだん来日らいにち帝都ていと巴里ぱりはなぐみ全員ぜんいん大神おおがみ指揮しきした大神おおがみはなげきだん」としてたたかうことになる。また、過去かこ3さくではストーリーを進行しんこうする過程かていでのプレイヤー選択せんたく徐々じょじょかく隊員たいいんこう感度かんどかさね、終盤しゅうばん最終さいしゅうてきなヒロインを決定けっていするシステムであったが、短期たんき決戦けっせんてきなストーリーであるほんさくではゲーム開始かいし帝都ていとはなぐみ(8めい)とともえ里花りかぐみ(5めい)からいちめいずつヒロイン候補こうほをプレイヤーが選択せんたくし、その2人ふたり大神おおがみ三角さんかく関係かんけい(8×5で40パターン)がえがかれ、ゲーム終盤しゅうばんでそのうちどちらかを最終さいしゅうてきなヒロインとして決定けっていするシステムとなっている。最終さいしゅうてきにヒロインをえらばないエンディングをむかえることも可能かのう

サブタイトルは『ゴンドラのうた』の歌詞かし一節いっせつからの引用いんよう[2][ちゅう 1]

DCばん販売はんばい本数ほんすうは257,386ほん[4]

ストーリー[編集へんしゅう]

ふとせいじゅうろくねん帝都ていと東京とうきょう空中くうちゅう戦艦せんかんミカサの機関きかん民生みんせい利用りようし、帝都ていと急速きゅうそく発展はってんげていた。しかしその一方いっぽう蒸気じょうき機関きかん暴走ぼうそう事件じけん頻発ひんぱつするようになる。日本にっぽん帰国きこくし、ふたた帝都ていと防衛ぼうえい任務にんむいた大神おおがみ一郎いちろうは「帝国ていこくはなげきだんはなぐみ」の仲間なかまとも出撃しゅつげきする。

突如とつじょとしてあらわれたみさおへいたたかはなぐみだが、おもいもよらぬてき能力のうりょく絶体絶命ぜったいぜつめい窮地きゅうちおちいってしまう。万策ばんさくきたかとおもわれたときすくいの天使てんしりた。大神おおがみとも巴里ぱりまちまもった「ともえ里華りかげきだんはなぐみ」が、はる彼方かなたフランスから飛来ひらいしたのだ。

帝国ていこくはなげきだんともえ里華りかげきだんふたつのはなげきだんちからわせ、いよいよグランドフィナーレのまくがる。

ゲームシステム[編集へんしゅう]

アドベンチャーパート、戦闘せんとうパートとも基本きほんてき前作ぜんさくサクラ大戦たいせん3 〜巴里ぱりえているか〜』のシステムを踏襲とうしゅうしている。

アドベンチャーパート[編集へんしゅう]

先述せんじゅつのように、ゲーム序盤じょばん帝都ていとはなぐみともえ里花りかぐみのそれぞれにかんしてヒロイン候補こうほ隊員たいいん選択せんたくすることになる。ただし、帝都ていとがわ巴里ぱりがわ片方かたがたまたは両方りょうほうについてヒロイン候補こうほ確定かくていさせずにゲームを開始かいしすることも可能かのう

終盤しゅうばんふくしき霊子れいし甲冑かっちゅうそう」が登場とうじょう2人ふたり霊力れいりょく調和ちょうわさせないとあつかえないそうるため、大神おおがみもっと信頼しんらいできるパートナーとして最終さいしゅうてきなヒロインをめる。それにくわえて、大神おおがみ自身じしんひきいる強襲きょうしゅう部隊ぶたいのメンバーを選抜せんばつすることになる。

戦闘せんとうパート[編集へんしゅう]

前作ぜんさくことなり、隊長たいちょう経験けいけん大神おおがみ機体きたい強化きょうかされる要素ようそはない。また合体がったい攻撃こうげき存在そんざいしないが、そう同乗どうじょうするヒロインごとに必殺ひっさつ攻撃こうげき名称めいしょう変化へんかする(攻撃こうげき範囲はんいとう一律いちりつ)。最終さいしゅう決戦けっせんでは大神おおがみ部隊ぶたいえらんだメンバーのわせにより部隊ぶたいめい変化へんかし(基本形きほんけいの「はなぐみ以外いがいに「せんぐみ」「もりぐみ」など)、隊員たいいん好感こうかんによる能力のうりょく修正しゅうせいくわえて部隊ぶたいめいごとの修正しゅうせいける。

登場とうじょうキャラクター[編集へんしゅう]

スタッフ[編集へんしゅう]

主題歌しゅだいか[編集へんしゅう]

OP「げき!みかど最終さいしゅうあきら(フィナーレ)〜」
作詞さくし - 広井ひろい王子おうじ作曲さっきょく - 田中たなか公平こうへい編曲へんきょく - 根岸ねぎし貴幸たかゆき
うた - 陶山すやまあきらひさし横山よこやま智佐ちさ富沢とみざわ美智恵みちえ高乃たかのうらら西原にしはら久美子くみこ渕崎ふちざきゆり田中たなか真弓まゆみ岡本おかもと麻弥まや伊倉いくら一恵かずえにち髙のり島津しまつ冴子さえこしょうさくらエツ子えつこ井上いのうえ喜久子きくこ鷹森たかもり淑乃よしの
ED「きみはなよ」
作詞さくし - 広井ひろい王子おうじ作曲さっきょく - 田中たなか公平こうへい編曲へんきょく - きしむら正実まさみ浜口はまぐち史郎しろう
うた - 陶山すやまあきらひさし横山よこやま智佐ちさ富沢とみざわ美智恵みちえ高乃たかのうらら西原にしはら久美子くみこ渕崎ふちざきゆり田中たなか真弓まゆみ岡本おかもと麻弥まや伊倉いくら一恵かずえ日高ひだかのり島津しまつ冴子さえこしょうさくらエツ子えつこ井上いのうえ喜久子きくこ鷹森たかもり淑乃よしの

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

  • ポンジャン - ゲームちゅうあそべるミニゲームとして、ポンジャンをもとにした絵合えあわせゲーム『サクラ大戦たいせんジャン 〜ロンせよ乙女おとめ〜』が収録しゅうろくされている。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ プロジェクトの発表はっぴょう会場かいじょうでは「与謝野よさの鉄幹てっかんから」と紹介しょうかいされた[3]

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ 『サクラ大戦たいせん蒸気じょうき工廠こうしょう』 P42
  2. ^ ドリマガ 2001ねん7がつ27にちごう Vol.5』、ソフトバンクパブリッシング、2001ねん7がつ27にち、11ぺーじ 
  3. ^ 2002ねんはる、ドリームキャスト最後さいごちょう大作たいさく「サクラ大戦たいせん4」つい映画えいが! 12月22にち「サクラ大戦たいせん 活動かつどう写真しゃしん劇場げきじょう公開こうかい”. GAME Watch (2001ねん6がつ25にち). 2022ねん6がつ13にち閲覧えつらん
  4. ^ 週刊しゅうかんファミ通ふぁみつう』2018ねん12月6にちごうKADOKAWA、2018ねん、45ぺーじ

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]