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サーモスタット

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

サーモスタット (えい: Thermostat) とは、あるけい温度おんど調整ちょうせいするための装置そうちであり、けい温度おんど設定せっていされた温度おんど付近ふきんたもはたらきをつ。

概要がいよう

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サーモスタットはけい内部ないぶ流入りゅうにゅう、あるいは外部がいぶ放散ほうさんされるねつエネルギーなが制御せいぎょすることにより、このはたらきをおこなう。すなわち、サーモスタットは適切てきせつ温度おんど維持いじするために、必要ひつようおうじて加熱かねつあるいは冷却れいきゃく装置そうち作動さどうおよび停止ていしえをおこなう。

サーモスタットは様々さまざま方法ほうほう構築こうちくすることが可能かのうであり、温度おんど測定そくていには様々さまざまセンサ使用しようされる。センサの出力しゅつりょく加熱かねつあるいは冷却れいきゃく装置そうち制御せいぎょする。

基本きほんてきなセンサとしては以下いかものがある。

これらにより、以下いか手段しゅだんかいして加熱かねつ冷却れいきゃく装置そうち制御せいぎょされる。

  • 直接的ちょくせつてき機械きかいてき動作どうさ
  • 電気でんき信号しんごう
  • 空気くうきしき信号しんごう

歴史れきし

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サーモスタットは1885ねんにアルバート・バッツにより発明はつめいされた、プロセス制御せいぎょほう最初さいしょれいとしてられている。サーモスタットの発明はつめい現在げんざいハネウェル・コーポレーションの起源きげんとなった。[1]

1936ねんにはセルギウス・ヴェルネによってワックスつぶ膨張ぼうちょうもちいたサーモスタットが発明はつめいされ、水冷すいれいエンジン自動車じどうしゃ部品ぶひんとしてのサーモスタット (内燃ないねん機関きかん)(Wax thermostatic element)としてひろもちいられるようになった。

サーモスタットのようなはたらきをする機器ききとして記録きろくがあるもっとふるいものは、1600ねんごろひとコルネリウス・ドレベルによる。

関連かんれん項目こうもく

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