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シラバス ・梗概 こうがい (英 えい : syllabus )とは、日本 にっぽん では教師 きょうし が学生 がくせい に示 しめ す講義 こうぎ ・授業 じゅぎょう の授業 じゅぎょう 計画 けいかく のこと。アメリカ では、各回 かくかい 講義 こうぎ 内容 ないよう から教員 きょういん 連絡 れんらく 方法 ほうほう まで、個別 こべつ 講義 こうぎ の受講 じゅこう に関 かん して必要 ひつよう な情報 じょうほう をすべて盛 も り込 こ んだメモ のこと。
syllabusという言葉 ことば は、元来 がんらい は羊皮紙 ようひし のラベル を意味 いみ するギリシャ語 ご (σιλλυβος )で、キケロ がアッティクス に宛 あ てた書簡 しょかん の中 なか で複数 ふくすう 対格 たいかく 形 がた のギリシャ語 ご を引 ひ いて紹介 しょうかい しているものが、syllabusとして誤用 ごよう されるようになったものである(... quos vos Graeci, ut opinor, σιλλυβους appelatis. Cic.Att .4.4a.1)。Datumの複数 ふくすう 形 がた dataが一般 いっぱん 的 てき に用 もち いられるように、syllabiが一般 いっぱん 名詞 めいし として用 もち いられている。syllabiは似 に 非 ひ ラテン語 らてんご syllabus から作 つく られた複数 ふくすう 形 がた である。
この言葉 ことば は、アメリカの学校 がっこう で慣用 かんよう され、近年 きんねん 、日本 にっぽん の学校 がっこう でも流行 りゅうこう しているが、ヨーロッパ の学校 がっこう ではあまり用 もち いられていない。 [要 よう 出典 しゅってん ] 米国 べいこく の学校 がっこう においては、個々 ここ の講座 こうざ の独立 どくりつ 性 せい が強 つよ く、教員 きょういん も外部 がいぶ からの人材 じんざい が多 おお いために、梗概 こうがい は講座 こうざ の教育 きょういく 方針 ほうしん や教員 きょういん の連絡 れんらく 方法 ほうほう その他 た の情報 じょうほう を含 ふく んでおり、学生 がくせい にとって不可欠 ふかけつ なものである。教員 きょういん の多 おお くが学校 がっこう に所属 しょぞく し、学校 がっこう としての統一 とういつ 的 てき な教育 きょういく 方針 ほうしん が求 もと められる日本 にっぽん では、梗概 こうがい は、もっぱら単 たん なる授業 じゅぎょう 計画 けいかく の同義語 どうぎご となってしまっている。[独自 どくじ 研究 けんきゅう ? ]
主 おも に、児童 じどう ・生徒 せいと ・学生 がくせい ・進学 しんがく 希望 きぼう 者 しゃ 、及 およ びその保護 ほご 者 しゃ らに、講義 こうぎ ・授業 じゅぎょう の内容 ないよう 、学習 がくしゅう 計画 けいかく を周知 しゅうち させる目的 もくてき で作成 さくせい される。
梗概 こうがい の作成 さくせい は、日本 にっぽん では、主 しゅ として大学 だいがく で導入 どうにゅう されており、また小 しょう ・中 なか ・高校 こうこう でも広 ひろ く作 つく られるようになった。また、教科書 きょうかしょ 発行 はっこう 会社 かいしゃ も、自社 じしゃ が発行 はっこう する教科書 きょうかしょ に基 もと づいた標準 ひょうじゅん 的 てき な学習 がくしゅう 計画 けいかく を梗概 こうがい として作成 さくせい し、参考 さんこう としてホームページ などで公開 こうかい している場合 ばあい もある。
なお、大学 だいがく 通信 つうしん 教育 きょういく の場合 ばあい は、学校 がっこう によっては、概要 がいよう そのものではなくレポート課題 かだい やその解法 かいほう などの説明 せつめい が中心 ちゅうしん となることから、「レポート課題 かだい 集 しゅう 」などの名称 めいしょう を用 もち いている(スクーリング のある科目 かもく については、「レポート課題 かだい 集 しゅう 」や梗概 こうがい とは別途 べっと に講義 こうぎ 概要 がいよう が提示 ていじ されるケースもある)。梗概 こうがい とレポート課題 かだい 集 しゅう の双方 そうほう を発行 はっこう する学校 がっこう もある。
梗概 こうがい を作成 さくせい する利点 りてん は、
学習 がくしゅう の流 なが れを学生 がくせい が理解 りかい し、円滑 えんかつ に授業 じゅぎょう を受 う けられる
指導 しどう 者 しゃ にとっても、学生 がくせい に対 たい して円滑 えんかつ に指導 しどう を進 すす められる
ことなどが挙 あ げられる。
また、2006年 ねん に起 お こった高等 こうとう 学校 がっこう 必履修 りしゅう 科目 かもく 未 み 履修 りしゅう 問題 もんだい の関係 かんけい で、履修 りしゅう 状 じょう 況 きょう のチェックにも利用 りよう されている。
大学 だいがく の梗概 こうがい の主 おも な内容 ないよう は、講義 こうぎ 名 めい 、教員 きょういん (国立 こくりつ 大学 だいがく の場合 ばあい は教官 きょうかん )が誰 だれ であるか、取得 しゅとく 単位 たんい 数 かず 、講義 こうぎ の開 ひら かれる学期 がっき ・期間 きかん 、使用 しよう 教材 きょうざい 、講義 こうぎ の目的 もくてき 、講義 こうぎ の対象 たいしょう 者 しゃ 、講義 こうぎ による到達 とうたつ 目標 もくひょう 、成績 せいせき 評価 ひょうか 方法 ほうほう など、およそ学生 がくせい が講義 こうぎ を受 う け単位 たんい を取得 しゅとく するにあたって必要 ひつよう な情報 じょうほう である。
高等 こうとう 学校 がっこう の梗概 こうがい の主 おも な内容 ないよう は、科目 かもく 名 な や取得 しゅとく 単位 たんい 数 すう 、年間 ねんかん の授業 じゅぎょう 時間 じかん 数 すう 、使用 しよう する教科書 きょうかしょ 、学習 がくしゅう の到達 とうたつ 目標 もくひょう 、各 かく 学期 がっき 及 およ び各 かく 期間 きかん ごとに行 おこな われる各 かく 単元 たんげん の大 おお まかな内容 ないよう 、どのような観点 かんてん や方法 ほうほう で評価 ひょうか を行 おこな うか、などである。