シルバーリーフコナジラミ

シルバーリーフコナジラミ
分類ぶんるい
界さかい : 動物界どうぶつかい Animalia 門もん : 節足動物せっそくどうぶつ門もん Arthropoda 綱つな : 昆虫こんちゅう綱つな Insecta 亜あ綱つな : 有ゆう翅亜綱つな Pterygota 目め : カメムシ目め（半はん翅目） Hemiptera 亜あ目め : 腹はら吻亜目め Sternorrhyncha 上うえ科か : コナジラミ上うえ科か Aleyrodoidea 科か : コナジラミ科か Aleyrodidae 属ぞく : Bemisia 種たね : シルバーリーフコナジラミ B. argentifolii
学名がくめい
Bemisia argentifolii
英名えいめい
Silverleaf whitefly

シルバーリーフコナジラミ（学名がくめい：Bemisia argentifolii）は、カメムシ目め（半はん翅目）・コナジラミ科かに分類ぶんるいされる昆虫こんちゅうの一種いっしゅ。

分布ぶんぷ

北きたアメリカ原産げんさん。

日本にっぽんでは1989年ねんに侵入しんにゅうが確認かくにんされ、その年としのうちに22県けんまで定着ていちゃくが拡大かくだいし、現在げんざいでは全国ぜんこくに移入いにゅう分布ぶんぷしている。アメリカから輸入ゆにゅうしたポインセチアに付着ふちゃくすることで導入どうにゅうされたと考かんがえられている。

特徴とくちょう

体長たいちょう1mm。オンシツコナジラミと形態けいたいがよく似にているが、葉はに止とまるときは葉は面めんに対たいして翅を45度ど以上いじょう立たてて、翅の間あいだから胴どう部ぶがみえる。

トマト、カボチャ、メロン、イチゴ、キュウリ、ピーマンなど多おおくの植物しょくぶつに寄生きせいする。

すす病びょうを発生はっせいさせたり、トマト黄き化かウイルスを媒介ばいかいするため、農業のうぎょう害虫がいちゅうとして扱あつかわれ、防除ぼうじょが行おこなわれている。日本にっぽん生態せいたい学会がっかいにより日本にっぽんの侵略しんりゃく的てき外来がいらい種しゅワースト100に選定せんていされている。

本ほん種しゅは1986年ねん頃ごろにタバココナジラミの新しん系統けいとうとして報告ほうこくされたが、その後ごの研究けんきゅうにより別種べっしゅとして記載きさいされた。