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スタノヴォイ山脈さんみゃく

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
スタノヴォイ山脈さんみゃく位置いち
ロシア、カザフスタン、モンゴルから中国ちゅうごくにかけての山岳さんがく

スタノヴォイ山脈さんみゃく(スタノヴォイさんみゃく、ロシア: Станово́й хребе́тサハ: Сир кура英語えいご: Stanovoy Range, Outer Khingan Rangeまんしゅう: ᠸᡝᡥᡝ
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メレンドルフしき転写てんしゃ: wehe noho amba hinggan)は、ロシア連邦れんぽうシベリア南東なんとうにある山脈さんみゃく中国ちゅうごくにおいてはそときょうやすみね(がいこうあんれい、簡体字かんたいじ中国語ちゅうごくご: そと兴安岭)とばれる。アムール水系すいけいレナ水系すいけいをわかち、西にしヤブロノヴイ山脈さんみゃくひがしオホーツクかいきしジュクジュル山脈さんみゃくあいだ東西とうざいやく750キロメートルにわたってつらなる。南側みなみがわにはジャグドゥイ山脈さんみゃく並行へいこうする。

山脈さんみゃくひがしはしにはレナがわ水系すいけいオリョークマがわが、西端せいたんにはオホーツクかいへのマヤールがわがある。おおくの氷河ひょうががあり、そのみずアルダンがわやその支流しりゅうゴナムがわとなりきたのレナ川方かわかためんながれる。きたにはアルダン高地こうちひろがる。みなみはアムールがわながれるゼヤがわはっする。しゅとして片岩かたいわ花崗岩かこうがんからなる中山ちゅうざんせい山地さんちで、もっとたかいところは標高ひょうこう2,520メートルである。

スタノヴォイ山脈さんみゃくアムールしゅうサハ共和きょうわこく境界きょうかい、さらにはまんしゅうそとまんしゅう)と(狭義きょうぎの)シベリア境界きょうかいである。17世紀せいきには毛皮けがわもとめて東方とうほう進出しんしゅつしたロシアじんきよし国政くにまさとの係争けいそうとなったが、1689ねんネルチンスク条約じょうやく一旦いったんきよしとロシアの境界きょうかいとなった。しかし1858ねんアイグン条約じょうやくにより完全かんぜんにロシアりょうとなった。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]