スロバキアの国くに章あきら

スロバキアの国くに章あきら
詳細しょうさい
使用しよう者しゃ	スロバキア
採用さいよう	1990年ねん

スロバキアの国くに章あきら（スロバキアのこくしょう）とは1990年ねん3月1日にちに制定せいていされたスロバキアの徽章きしょうのこと。

赤あかい盾たてに青あおい3つの丘おかと白しろい複ふく十じゅう字じが描えがかれている。

構成こうせい

• 基調きちょうの色いろである、白しろ・赤あか・青あおは汎ひろしスラヴ色しょくといわれ、スラヴ民族みんぞくを象徴しょうちょうしている。
• 二に重じゅう十じゅう字じ（総そう主教しゅきょう十じゅう字じ）はビザンツ帝国ていこく由来ゆらいの正教会せいきょうかいのシンボルである。
• 3つの丘おかは、スロバキアを象徴しょうちょうするタトラ、ファトラ、マートラ（マートラは現在げんざいハンガリー領内りょうないにある）の三さん山やまを象徴しょうちょうしている。もともと「3つの丘おかに二に重じゅう十じゅう字じ」の意匠いしょうはハンガリーに由来ゆらいし、現在げんざいのハンガリーの国くに章あきらにも類似るいじの意匠いしょうが残のこる。スロバキアは長年ながねんハンガリーに属ぞくしており、北部ほくぶハンガリーのスラブ人じん地域ちいきが19世紀せいき以降いこうスロバキア民族みんぞく主義しゅぎを主張しゅちょうするようになり、ハンガリーの紋章もんしょうの緑みどりの丘おかを青あおい丘おかに変かえてスロバキアの象徴しょうちょうとして用もちいるようになった。

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  スロバキア第だい一いち共和きょうわ国こくの国くに章あきら
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  スロバキア社会しゃかい主義しゅぎ共和きょうわ国こくの国くに章あきら

チェコスロバキア時代じだいの国くに章あきら

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  チェコスロバキアの大だい紋章もんしょう(1918年ねん-1961年ねん)
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  チェコスロバキアの中なか紋章もんしょう(1918年ねん-1961年ねん)
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  チェコスロバキアの小しょう紋章もんしょう(1918年ねん-1961年ねん)
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  共産党きょうさんとう政権せいけん時代じだいのチェコスロバキアの国くに章あきら（1961年ねん-1989年ねん）
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  1989年ねん以降いこうの共産党きょうさんとう政権せいけん終焉しゅうえん後ごのチェコスロバキアの国くに章あきら（1989年ねん-1992年ねん）

類似るいじの意匠いしょう

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  ハンガリーの国くに章あきら
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  オーストリア帝国ていこく時代じだいのハンガリーの紋章もんしょう

参考さんこう文献ぶんけん

• 苅かり安やす望もち 『世界せかいの国旗こっきと国くに章あきら大だい図鑑ずかん 三さん訂てい版ばん』 平凡社へいぼんしゃ ISBN 978-4-582-40735-8

関連かんれん項目こうもく

• 国くに章しょうの一覧いちらん
• スロバキアの国旗こっき
• スロバキアのユーロ硬貨こうか