ダイヴァー・ダウン

『ダイヴァー・ダウン』
ヴァン・ヘイレン の スタジオ・アルバム
リリース	1982年ねん4月がつ14日にち
ジャンル	ハードロック、ヘヴィメタル
時間じかん	31分ふん29秒びょう
レーベル	ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース	テッド・テンプルマン
専門せんもん評論ひょうろん家かによるレビュー
allmusic link Rolling Stone link
チャート最高さいこう順位じゅんい
3位い（アメリカ） 5位い（カナダ） 22位い（日本にっぽん） 36位い（イギリス）
ヴァン・ヘイレン アルバム 年表ねんぴょう
戒厳かいげん令れい (1981年ねん) ダイヴァー・ダウン (1982年ねん) 1984 (1984年ねん)

ダイヴァー・ダウン（Diver Down）は、ヴァン・ヘイレンが1982年ねんに発表はっぴょうしたアルバム。通算つうさん5作さく目め。

解説かいせつ

12曲きょく中ちゅう5曲きょくがカヴァー（各々おのおののオリジナルは下記かき参照さんしょう）。インストゥルメンタルも2曲きょくあり、「大だい聖堂せいどう」はボリューム奏法そうほうを駆使くしした曲きょくで、「リトル・ギター (イントロ)」はガット・ギターを使用しよう。

アルバムは全米ぜんべい3位いに達たっし、先行せんこうシングル「オー・プリティ・ウーマン」は全米ぜんべい12位い、メインストリーム・ロック・チャートでは1位いを獲得かくとく。第だい2弾だんシングル「ダンシング・イン・ザ・ストリート」は全米ぜんべい38位い、メインストリーム・ロック・チャートでは3位い。更さらに「シークレット」「リトル・ギター」「ザ・フル・バグ」「グッド・タイムズ」もメインストリーム・ロック・チャートにチャート・インを果はたした。

収録しゅうろく曲きょく

特記とっきなき楽曲がっきょくはメンバー4人にんの共とも作さく。

1. グッド・タイムズ - "Where Have All the Good Times Gone!" (Ray Davies) - 3:02

   キンクスのカヴァー。ヴァン・ヘイレンがキンクスの曲きょくを取とり上あげるのは「ユー・リアリー・ガット・ミー」に続つづいて2度目どめ。

2. ハング・エム・ハイ - "Hang 'Em High" - 3:28
3. 大だい聖堂せいどう - "Cathedral" - 1:20
4. シークレット - "Secrets" - 3:25
5. イントゥルーダー - "Intruder" - 1:39
6. オー・プリティ・ウーマン - "(Oh) Pretty Woman" (William Dees, Roy Orbison) - 2:53

   ロイ・オービソンが1964年ねんに米べい英えいのチャートで1位いを獲得かくとくした曲きょくのカヴァー。

7. ダンシング・イン・ザ・ストリート - "Dancing in the Street" (Marvin Gaye, Ivy Hunter, William Stevenson) - 3:43

   マーサ&ザ・ヴァンデラスが1964年ねんに全米ぜんべい2位いに送おくり込こんだ曲きょくのカヴァー。

8. リトル・ギター (イントロ) - "Little Guitars (Intro)" - 0:42
9. リトル・ギター - "Little Guitars" - 3:47
10. ビッグ・バッド・ビル - "Big Bad Bill (Is Sweet William Now)" (Milton Ager, Jack Yellen) - 2:44

    1924年ねんに作つくられたスタンダード・ナンバー。

    ヴァン・ヘイレン兄弟きょうだいの父ちちヤンもクラリネットで参加さんかしている。

11. ザ・フル・バグ - "The Full Bug" - 3:18
12. ハッピー・トレイルズ - "Happy Trails" (Dale Evans) - 1:03

    ロイ・ロジャースと、作者さくしゃであるデイル・エヴァンスが出演しゅつえんしていたテレビ番組ばんぐみ『The Roy Rogers Show』のエンディング・テーマ曲きょく。本ほん作さくではア・カペラで歌うたわれている。

参加さんかミュージシャン

• デイヴィッド・リー・ロス - ボーカル
• エドワード・ヴァン・ヘイレン - ギター、キーボード、ボーカル
• マイケル・アンソニー - ベース、ボーカル
• アレックス・ヴァン・ヘイレン - ドラムス

ゲスト・ミュージシャン

• ヤン・ヴァン・ヘイレン - クラリネット(on 10.)