チャールズ・ビーチャー・ウォーレン

チャールズ・ビーチャー・ウォーレン

チャールズ・ビーチャー・ウォーレン（Charles Beecher Warren, 1870年ねん4月がつ10日とおか - 1936年ねん2月がつ3日にち）は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの外交がいこう官かん、政治せいじ家か。

生おい立たちと第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせん

ウォーレンは1870年ねん4月がつ10日とおかにミシガン州しゅうベイシティにおいて誕生たんじょうした。第だい一いち次じ世界せかい大戦たいせん中ちゅうはアメリカ陸軍りくぐんに所属しょぞくし、法務ほうむ総監そうかん部ぶのスタッフとして勤務きんむした。終戦しゅうせん時じには中佐ちゅうさの地位ちいに就ついており、陸軍りくぐん殊こと勲章くんしょうを授与じゅよされた。

ウォーレンは1908年ねん、1912年ねん、1916年ねんにミシガン州しゅうの代表だいひょう代理だいりとして共和党きょうわとう全国ぜんこく大会たいかいに出席しゅっせきした。また1924年ねん、1928年ねん、1932年ねんには正規せいきの代表だいひょうとして同どう大会たいかいに出席しゅっせきした。

駐ちゅう日にち大使たいしに

ウォーレンは1921年ねんから1922年ねんまで駐ちゅう日にちアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく大使たいしを務つとめた。ワシントン会議かいぎを間近まぢかに控ひかえていたこともあり、極東きょくとう地域ちいきにおける軍事ぐんじ秩序ちつじょの問題もんだいから、ウォーレンの日本にっぽん派遣はけんはアメリカにとって大おおきな期待きたいだった。

ウォーレンが大使たいしに 着信ちゃくしんすると、日米にちべい協会きょうかい会長かいちょうの金子かねこ堅太郎けんたろうが歓迎かんげい夕食ゆうしょく会かいを催もよおした。ウォーレンはその席上せきじょうワシントン会議かいぎについて言及げんきゅうし、それが認識にんしきの不一致ふいっちを解消かいしょうする絶好ぜっこうの機会きかいだと述のべるとともに、日本にっぽんに対たいする敬意けいいを率直そっちょくに表あらわした。

駐ちゅう日にち大使たいし時代じだい、ウォーレンは東京とうきょう以外いがいでも活動かつどうを行おこなった。1922年ねんの感謝かんしゃ祭さいの後のち、ウォーレンは息子むすこふたりとともに朝鮮ちょうせん・満州まんしゅう・北京ぺきんを旅行りょこうした。

1923年ねん1月がつ末まつ、ウォーレンが離日りにちすることを知しった貞明皇后ていめいこうごうは親したしくウォーレンを接見せっけん。この後のち、外務がいむ大臣だいじんの内田うちだ康哉こうさい、貴族きぞく院いん議長ぎちょうの徳川とくがわ家達いえさと、前ぜん外務がいむ次官じかんで駐米ちゅうべい大使たいしに指名しめいされたばかりの埴はに原はら正直まさなおらとともに、宮中きゅうちゅうでのレセプションに招まねかれている。

駐ちゅう墨すみ大使たいし

1924年ねん、ウォーレンは駐ちゅうメキシコ大使たいしを務つとめた。退任たいにん後ご、カルビン・クーリッジ大統領だいとうりょうはウォーレンを2度どにわたって司法しほう長官ちょうかんに指名しめいしたが、いずれも上院じょういんにおいて僅差きんさで棄却ききゃくされた。

1936年ねん2月がつ3日にち、ウォーレンはミシガン州しゅうグロースポイントにおいて死去しきょした。ウォーレンの遺体いたいはデトロイトのエルムウッド墓地ぼちに埋葬まいそうされた。

外部がいぶリンク

• The Political Graveyard（英語えいご）

外交がいこう職しょく
先代せんだい ヘンリー・プレイザー・フレッチャー	在ざいメキシコアメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく特命とくめい全権ぜんけん大使たいし 1924年ねん3月31日にち - 1924年ねん7月がつ22日にち	次代じだい ジェイムズ・シェフィールド