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ツゲぞく

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ツゲぞく
ツゲぞく一種いっしゅである セイヨウツゲ(Buxus sempervirens)
分類ぶんるいAPG III
さかい : 植物しょくぶつかい Plantae
階級かいきゅうなし : 被子植物ひししょくぶつ angiosperms
階級かいきゅうなし : 真正しんしょうそう子葉しようるい eudicots
: ツゲ Buxales
: ツゲ Buxaceae
ぞく : ツゲぞく Buxus (Linnaeus)

ツゲぞく(Buxus)は、ツゲぞくで、代表だいひょうするぞくである。

名称めいしょう由来ゆらい

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ふるラテン語らてんごおよびギリシャ由来ゆらいし、「はこ」を意味いみするboxもおな語源ごげんである。

分布ぶんぷ

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アジア・ヨーロッパ・きたアフリカ・西にしインド諸島しょとう中米ちゅうべい地方ちほう分布ぶんぷする。分布ぶんぷいきはほぼ北半球きたはんきゅう暖帯だんたいから温帯おんたい地方ちほうといってもよい。たねかずについては、分類ぶんるい仕方しかたによってひらきがあり、30~70しゅとされている。

性状せいじょう

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ツゲ変種へんしゅであるクサツゲのように、だか30cmらずのものもあるが、おおむねだかすうメートルの常緑じょうりょく低木ていぼくまたはしょう高木こうぼくである。えだはよくぶんえだする。革質かくしつ光沢こうたくがあり、ぜんえん対生たいせいする。ちいさなものがおおい。はな雌雄しゆうどうかぶで、ひとつの雌花めばな数個すうこ雄花おばなかこむようにつき、花弁はなびらはなく、あまり目立めだたない。

利用りよう

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ざい光沢こうたくがあり、緻密ちみつうつくしく、様々さまざま細工ざいくぶつ利用りようされている。また、比較的ひかくてき強健きょうけんみによくえることから、庭木にわきとしてもよく使つかわれている。

ツゲぞくつくられたチェスこまくろこま光沢こうたくがつけられているため、象牙ぞうげのようにもえる。