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ツシマサンショウウオ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツシマサンショウウオ
保全ほぜんじょうきょう評価ひょうか[a 1]
NEAR THREATENED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類ぶんるい
ドメイン : かく生物せいぶつ Eukaryota
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 脊索せきさく動物どうぶつもん Chordata
もん : 脊椎動物せきついどうぶつもん Vertebrata
つな : 両生りょうせいつな Amphibia
: 有尾ありお Urodela
: サンショウウオうえ Cryptobranchoidea
: サンショウウオ Hynobiidae
ぞく : サンショウウオぞく Hynobius
たね : ツシマサンショウウオ
H. tsuensis
学名がくめい
Hynobius tsuensis Abe, 1922
和名わみょう
ツシマサンショウウオ
英名えいめい
Tsushima salamander

ツシマサンショウウオHynobius tsuensis)は、サンショウウオサンショウウオぞく分類ぶんるいされる有尾ありおるい

分布ぶんぷ

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日本にっぽん対馬つしま[1]固有こゆうしゅ[2]

形態けいたい

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全長ぜんちょう10-12センチメートル[1][2]体側たいそくめんはいしわあばらじょう)は左右さゆうに13ほん(まれに12ほん)ずつ[1]背面はいめんおよびはらめん外縁がいえんには黄色おうしょく橙色だいだいいろ縦縞たてじまはい[2]

孵化ふか直後ちょくご幼生ようせいがわ頭部とうぶ左右さゆうに1つずつ突起とっき平衡へいこう桿、バランサー)があり、平衡へいこう感覚かんかくたもつのに役立やくだつとかんがえられている[1]

生態せいたい

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森林しんりんはやしゆかりないながれる渓流けいりゅう周辺しゅうへん生息せいそくする[2]

繁殖はんしょく形態けいたい卵生らんせい。2-4がつ水深すいしんあさながれのゆるやかな渓流けいりゅう伏流ふくりゅうないにコイルじょう卵嚢らんのうつつまれた12-40たまご[1][2]

保全ほぜん状態じょうたい評価ひょうか

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じゅん絶滅ぜつめつ危惧きぐ(NT)環境省かんきょうしょうレッドリスト[a 2]

参考さんこう文献ぶんけん

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  1. ^ a b c d e せんせき正一しょういち監修かんしゅう 長坂ながさか拓也たくやへん爬虫類はちゅうるい両生類りょうせいるい800図鑑ずかん』、ピーシーズ、2002ねん、290-291ぺーじ
  2. ^ a b c d e 深田ふかたはじめ監修かんしゅう T.R.ハリディ、K.アドラーへん動物どうぶつだい百科ひゃっか12 両生りょうせい爬虫類はちゅうるい』、平凡社へいぼんしゃ1986ねん、69ぺーじ

外部がいぶリンク

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  1. ^ The IUCN Red List of Threatened Species
    • Yoshio Kaneko, Masafumi Matsui 2004. Hynobius tsuensis. In: IUCN 2010. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2010.4.
  2. ^ 環境省かんきょうしょう