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ツマグロバッタ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ツマグロバッタ
分類ぶんるい
さかい : 動物界どうぶつかい Animalia
もん : 節足動物せっそくどうぶつもん Arthropoda
つな : 昆虫こんちゅうつな Insecta
: バッタちょく翅目) Orthoptera
: バッタざつべんCaelifera
下目しため : バッタ下目しため Acrididea
うえ : バッタうえ Acridoidea
: バッタ Acrididae
: ショウリョウバッタ Acridinae
ぞく : Parapleurini
ぞく : Stethophyma
たね : ツマグロバッタ
S. magister
学名がくめい
Stethophyma magister
(Rehn, 1902)
和名わみょう
ツマグロバッタ
ツマグロイナゴモドキ
ツマグロイナゴ

ツマグロバッタつまくろ飛蝗ばったStethophyma magister または Mecostethus magister[1])は、バッタちょく翅目)バッタ昆虫こんちゅうツマグロイナゴモドキあるいはツマグロイナゴ[1]ともいう。

形態けいたい

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成虫せいちゅう体長たいちょうはオスが33-42mm、メスは45-49mm。オスはあざやかな黄色きいろで、翅端とこうずねぶし黒色こくしょく部分ぶぶんがよく目立めだつ。メスは褐色かっしょく個体こたいにより濃淡のうたんがある。ごくまれあかっぽい個体こたいもいる。オスほどくろ部分ぶぶん目立めだたない。

こうあしかかと部分ぶぶんで翅端をるようにして、オスもメスも発音はつおんする。

生態せいたい

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おも山間さんかんのやや湿しめった草原そうげんヨシはらなどに生息せいそくする。コバネイナゴこの環境かんきょうがややており、とき混生こんせいする。7-9月に成虫せいちゅうられる。

オスは飛翔ひしょうする。メスは飛翔ひしょう能力のうりょくとぼしいが、跳躍ちょうやくりょくがある。

ねてげるが、イナゴにくらべると歩行ほこうなどの動作どうさはやや緩慢かんまんである。

脚注きゃくちゅう

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関連かんれん項目こうもく

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参考さんこう文献ぶんけん

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  • 宮武みやたけよりゆきおっと加納かのう康嗣やすつぐ編著へんちょ検索けんさく入門にゅうもん セミ・バッタ』 保育ほいくしゃ、1992ねんISBN 4-586-31038-3
  • 福田ふくだ晴夫はるおほか 『昆虫こんちゅう図鑑ずかん 採集さいしゅう標本ひょうほんつくかた - 野山のやま宝石ほうせきたち』 南方みなかたしんしゃ、2005ねんISBN 4-86124-057-3