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TAKE 6

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テイク6から転送てんそう
TAKE 6
ホワイトハウスにてジョージ・W・ブッシュもと大統領だいとうりょうローラ・ブッシュ夫人ふじんまえうた披露ひろうするTake6(2001ねん6がつ30にち
基本きほん情報じょうほう
出身しゅっしん アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく アラバマしゅうハンツビル
ジャンル ゴスペルアーバン・コンテンポラリー・ゴスペルボーカル・ジャズソウルR&Bコンテンポラリー・クリスチャン・ミュージック
活動かつどう期間きかん 1980ねん -
レーベル ワーナー・ブラザース・レコード、Take 6 Records、ヘッズ・アップシャナキー
公式こうしきサイト www.take6.com
メンバー アルヴィン・チーア
クリスチャン・デントリー
ジョーイ・キブル
マーク・キブル
クロード・マックナイト
デイヴィッド・トーマス
きゅうメンバー セドリック・デント
マーヴィン・ウォーレン

TAKE 6(テイク6、テイク・シックス、Take 6)は、6人組にんぐみ男性だんせいコーラス・グループ

ジャズゴスペルR&B要素ようそ音楽おんがくせいである。

来歴らいれき

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1980ねんにアメリカアラバマしゅうクリスチャン学校がっこう、オークウッド・カレッジに在学ざいがくしていたクロード・マックナイトを中心ちゅうしん結成けっせいされた4人組にんぐみの「ジェントルメンズ・エステート・カルテット」というグループがもととなる。学校がっこうのトイレで練習れんしゅうをすることがおおく、あるいつもどおりトイレで練習れんしゅうしているとトイレにいたマーク・キブルがかれらのハーモニーにわせてうたい、これがきっかけとなりメンバーにくわわる。さらにキブルの紹介しょうかいでマーヴィン・ウォーレンがくわわり、6人組にんぐみとなり、グループめいを「アライアンス」とした。学校がっこう生活せいかつなかでメンバー・チェンジが幾度いくどもなされ、1986ねんごろにデイヴィッド・トーマス、セドリック・デント、アルヴィン・チーアがくわわり、1987ねんに「TAKE 6」としてのかたちした。

かれらはゴスペル重要じゅうようしたいということから、ゴスペルせんもんのレーベル対象たいしょうにショーケースをおこなったり、デモ・テープをおくったりした。ア・カペラ伴奏ばんそう)で演奏えんそうされていたことによりメジャー・レーベルからは興味きょうみしめされないとおもっていたが、あるときおこなったショーケースで、そのときは招待しょうたいしていなかったワーナー・ブラザースナッシュビルのディレクターであったジム・エド・ノーマンのまり、そのすぐに契約けいやくたした。1988ねん3がつにア・カペラでうたわれたアルバム『TAKE 6』をリリース。このアルバムはビルボードの「インスピレイショナル・チャート」、「スピリチュアル・チャート」、「ジャズ・チャート」にランクインし、ステラー・アウォーズで「コンテンポラリー・グループによるベスト・パフォーマンス」部門ぶもんと「ネスト・ニュー・アーティスト」部門ぶもん獲得かくとくさらNAACPイメージ・アワードにもノミネート、翌年よくねんグラミーしょうにて「ベスト・ソウル・ゴスペル」、「ベスト・ジャズ・パフォーマンス」を獲得かくとく、また「ベスト・ニュー・アーティスト」にもノミネートされた。同年どうねん来日らいにち公演こうえんたした。

以後いごかいさくおおし、1990ねん、1991ねん、1992ねん、1995ねん、1998ねん、2003ねんのグラミーしょうった。

1991ねんにはマーヴィン・ウォーレンがプロデューサーへのみちすすむため脱退だったいし、わりにマーク・キブルのおとうとのジョーイ・キブルが加入かにゅうした。しんメンバーを選定せんていさい、クロードの実弟じってい歌手かしゅデビューまえブライアン・マックナイト候補こうほげられた。

2005ねん自社じしゃレーベル「Take 6 Records」を設立せつりつし、日本にっぽんでの販売はんばいレーベルをエイベックスのレコード会社かいしゃうつし、アルバム『フィールズ・グッド』を発表はっぴょう日本にっぽん先行せんこう発売はつばいとなっている。またこの国内こくないばんにはボーナストラックとして、テレサ・テンの「ながれにをまかせ」のカバー・ナンバー「Flowing With Time」 (スバル・アウトバックCMソング) が収録しゅうろくされている。

セドリック・デントはミドルテネシー州立しゅうりつ大学だいがくにて教授きょうじゅつとめており、2004ねんよりライブ・ツアーに同行どうこうする機会きかいすくなく、代替だいたいとしてクリスチャン・デントリーが参加さんか。グループは2008ねん3がつヘッズ・アップ契約けいやく、9月にスタンダードをカバーしたアルバム『ザ・スタンダード』を、2010ねんには3まいのクリスマス・アルバムとなる『ワンダフル・タイム』を発表はっぴょう。これらアルバムではつづきセドリックが参加さんかしている。2011ねん5がつにセドリックは正式せいしき脱退だったいし、クリスチャンがメンバーとして加入かにゅうした[1]。2012ねんにはシャナキーよりアルバム『ワン』を発表はっぴょう

日本にっぽんでは、『筑紫哲也ちくしてつやNEWS23』の初期しょき金曜きんようだい2放送ほうそうされていたコーナー「真夜中まよなかトーク」のテーマソングにも採用さいようされていた。2001ねんにはJ-FRIENDSの「ALWAYS (A SONG FOR LOVE)」にコーラスで参加さんかしている。

2019ねん松田まつだ聖子せいこの『SEIKO JAZZ 2』のプロデュースを担当たんとう

メンバー

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2011ねん現在げんざいのメンバーは

  • クロード・マックナイト(Claude V. McKnight III クロード V. マクナイト さんせい
  • マーク・キブル (Mark Kibble)
  • デイヴィッド・トーマス (David Thomas)
  • アルヴィン・チーア (Alvin Chea)
  • ジョーイ・キブル (Joey Kibble)
  • クリスチャン・デントリー (Khristian Dentley)

最初さいしょはマーヴィン・ウォーレン (Mervyn Warren)が参加さんかしていたが、マーク・キブルのおとうとであるジョーイ・キブルと交代こうたい。2011ねんには度々たびたびツアーに参加さんかできないでいたセドリック・デント (Cedric Dent)の代替だいたいをしていたクリスチャン・デントリーが正式せいしき参加さんかした。

ディスコグラフィ

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スタジオ・アルバム

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  • 『TAKE 6』 - Take 6 (1988ねん、Warner Alliance)
  • 『ソー・マッチ・トゥ・セイ』 - So Much 2 Say (1990ねん、Warner Alliance)
  • 『ヒー・イズ・クリスマス』 - He Is Christmas (1991ねん、Reprise)
  • 『ジョイン・ザ・バンド』 - Join the Band (1994ねん、Reprise)
  • 『ブラザーズ』 - Brothers (1996ねん、Reprise)
  • 『ソー・クール』 - So Cool (1998ねん、Reprise)
  • 『ウィ・ウィッシュ・ユー・ア・メリー・クリスマス』 - We Wish You a Merry Christmas (1999ねん、Reprise)
  • 『ビューティフル・ワールド』 - Beautiful World (2002ねん、Warner Bros.)
  • 『フィールズ・グッド』 - Feels Good (2006ねん、Take 6 Records)
  • 『ザ・スタンダード』 - The Standard (2008ねん、Heads Up)
  • 『ワンダフル・タイム』 - The Most Wonderful Time of the Year (2010ねん、Heads Up)
  • 『ワン』 - One (2012ねん、Shanachie)
  • Believe (2016ねん、Sono)
  • Iconic (2018ねん、Sono)

ライブ・アルバム

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コンピレーション・アルバム

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  • 『ベスト・オブ・TAKE 6』 - Best of Take 6 (1995ねん、Warner Music Japan) ※国内こくない独自どくじ企画きかく
  • 『グレイテスト・ヒッツ』 - Greatest Hits (1998ねん、Reprise)

グラミーしょう

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楽曲がっきょくまたはアルバム 受賞じゅしょうねん しょう
Take 6 1989 Best Soul Gospel Performance by a Duo or Group, Choir or Chorus
"Spread Love" 1989 Best Jazz Vocal Performance, Duo or Group
"The Savior Is Waiting" 1990 Best Gospel Vocal Performance by a Duo or Group, Choir or Chorus
So Much 2 Say 1991 Best Contemporary Soul Gospel Album
He Is Christmas 1992 Best Jazz Vocal Performance
Join the Band 1995 Best Contemporary Soul Gospel Album
Brothers 1998 Best Contemporary Soul Gospel Album
"Love's in Need of Love Today" with Stevie Wonder 2003 Best R&B Performance by a Duo or Group with Vocal

脚注きゃくちゅう

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外部がいぶリンク

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