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テレーゼ・フォン・バイエルン

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テレーゼ・フォン・バイエルン
Therese von Bayern
ヴィッテルスバッハ

ぜん
出生しゅっしょう (1850-11-12) 1850ねん11月12にち
バイエルン王国の旗 バイエルン王国おうこくミュンヘン
死去しきょ (1925-09-19) 1925ねん9月19にち(74さいぼつ
ドイツの旗 ドイツこくバイエルンしゅうリンダウ
埋葬まいそう ドイツの旗 ドイツこくミュンヘン、テアティーナ教会きょうかい
父親ちちおや ルイトポルト
母親ははおや アウグステ・フェルディナンデ
宗教しゅうきょう キリスト教きりすときょうカトリック教会きょうかい
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テレーゼ・フォン・バイエルンドイツ: Therese von Bayern, 1850ねん11月12にち - 1925ねん9月19にち)はバイエルン王国おうこく摂政せっしょうルイトポルト・フォン・バイエルンむすめである。民俗みんぞく学者がくしゃ動物どうぶつ学者がくしゃ旅行りょこう作家さっか慈善じぜん活動かつどうのリーダーとしてはたらいた。

生涯しょうがい[編集へんしゅう]

ルイトポルト・フォン・バイエルンの3番目ばんめ子供こども唯一ゆいいつむすめであった。母親ははおやトスカーナ大公たいこうレオポルド2せいむすめアウグステ・フェルディナンデ・フォン・エスターライヒ=トスカーナである。あにのちに、バイエルン王国おうこく最後さいご国王こくおうになるルートヴィヒである。

テレーゼはおさなころから、各国かっこく習熟しゅうじゅくし、植物しょくぶつつよ興味きょうみしめした。いとこで廃位はいいされたオットー1せいいとしあっていたともされる。テレーゼは一生いっしょう結婚けっこんしなかった。バイエルンで女性じょせい大学だいがく入学にゅうがくできるようになるのは父親ちちおやのルイトポルト・フォン・バイエルンが法律ほうりつあらためた1903ねんのことであるので、テレーゼは家庭かてい教師きょうしから地質ちしつがく植物しょくぶつがく人類じんるいがく動物どうぶつがくまなんだ。21さいころから、ヨーロッパやきたアメリカのたびはじめた。おつきの女官にょかんしたがえて非公式ひこうしき各国かっこくおとずれた。おおくのくにで、その地方ちほうはな動物どうぶつあつめて、おとずれた場所ばしょ博物学はくぶつがくてき記述きじゅつふくまれる著作ちょさく出版しゅっぱんした。初期しょき作品さくひんは、"Th. v. Bayer"のペンネームで発表はっぴょうされた。

1892ねんにバイエルン科学かがく人文じんぶんアカデミーの女性じょせいとして最初さいしょ名誉めいよ会員かいいん称号しょうごうけ、同年どうねんミュンヘン地理ちり学会がっかい名誉めいよ会員かいいんえらばれた。1897ねんにミュンヘン大学だいがくから名誉めいよ博士はかせごうた。ベルリン民族みんぞく学会がっかい通信つうしん会員かいいんとなり、テレーゼの没後ぼつご、テレーゼの収集しゅうしゅうした南米なんべい民俗みんぞくがくてき資料しりょうはミュンヘン州立しゅうりつ民族みんぞく博物館はくぶつかん収蔵しゅうぞうされた。

著作ちょさく[編集へんしゅう]

  • Ausflug nach Tunis In: Jugendblätter 26,1880, S.545-571.
  • Reiseeindrücke und Skizzen aus Russland. Stuttgart 1885.
  • Über den Polarkreis. Leipzig 1889.
  • Über einige Fischarten Mexicos und die Seen, in denen sie vorkommen. Wien 1895.
  • Meine Reise in die Brasilianischen Tropen. Dietrich Reimer, Berlin 1897.
  • Einiges über die Pueblo-Indianer. In: Völkerschau, 2 1902, 4-6, 38-42.
  • Reisestudien aus dem westlichen Südamerika. 2 Bände. Dietrich Reimer, Berlin 1908.

評伝ひょうでん[編集へんしゅう]

  • I. Hildebrandt. Bin halt ein zähes Luder. 15 Münchner Frauenporträts. München 1995. 43-54, 154-155.
  • M. A. Panzer, E. Plößl (Hrsg.): Bavarias Töchter. Frauenporträts aus fünf Jahrhunderten. Regensburg 1997. 136-138.
  • H. Bußmann, E. Neukum-Fichtner (Hrsg.): Ich bleibe ein Wesen eigener Art - Prinzessin Therese von Bayern: Wissenschaftlerin, Forschungsreisende, Mäzenin (1850-1925). München 1997.
  • Mary R. S. Creese. Ladies in the Laboratory II: West European Women in Science, 1800-1900, A Survey of Their Contributions to Research. Lanham, Maryland: Scarecrow, 2004.

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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