(Translated by https://www.hiragana.jp/)
バネス・マーティロスヤン - Wikipedia コンテンツにスキップ

バネス・マーティロスヤン

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
バネス・マーティロスヤン
基本きほん情報じょうほう
本名ほんみょう バネス・ノリコビッチ・マーティロスヤン
通称つうしょう Nightmare(悪夢あくむ)
階級かいきゅう ミドルきゅう
身長しんちょう 182cm
リーチ 178cm
国籍こくせき アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
誕生たんじょう (1986-05-01) 1986ねん5月1にち(38さい
出身しゅっしん アボヴャン英語えいごばん
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績せんせき
そう試合しあいすう 41
36
KO 21
4
1
テンプレートを表示ひょうじ

バネス・マーティロスヤンVanes Martirosyan1986ねん5月1にち - )は、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくプロボクサーアルメニアアボヴャン英語えいごばん出身しゅっしん

来歴らいれき[編集へんしゅう]

1986ねん5月1にちアルメニアアボヴャン英語えいごばんまれる。かれちちノリク・マーティロスヤンももとボクサーで、当時とうじ産業さんぎょう会社かいしゃつとめており、陸軍りくぐんにも入隊にゅうたいしていた。マーティロスヤンが4さいとき家族かぞくカリフォルニアしゅうグレンデール移住いじゅうし、7さいとき近所きんじょのジムでボクシングをはじめた。ボクシングに専念せんねんするために、父親ちちおやによって中学校ちゅうがっこう強制きょうせい中退ちゅうたいさせられている。

アマチュア時代じだい[編集へんしゅう]

2004ねん1がつ全米ぜんべい選手権せんしゅけんにウェルターきゅう(69kg)で出場しゅつじょうし、準決勝じゅんけっしょう敗退はいたい[1]

2004ねんアテネオリンピック国内こくない西にし地区ちく予選よせんティモシー・ブラッドリー国内こくない最終さいしゅう選考せんこうかいオースティン・トラウトやぶりアメリカ代表だいひょうとして世界せかい選手権せんしゅけん選出せんしゅつされる。

2004ねん8がつギリシャアテネ開催かいさいされたオリンピックにウェルターきゅう(69kg)で出場しゅつじょうし、2回戦かいせんでロレンソ・アラゴンに敗退はいたい [2]

アマチュアの戦績せんせきは120しょう10はい

プロ時代じだい[編集へんしゅう]

2005ねん4がつ8にち、プロデビュー。4かい判定はんていち。

2009ねん12月19にち、ウィリー・リーのNABF北米ほくべいスーパーウェルターきゅう王座おうざ空位くういNABO北米ほくべいスーパーウェルターきゅう王座おうざ対戦たいせんし、3かいTKOちをおさめNABF王座おうざ獲得かくとく成功せいこう、NABO王座おうざ獲得かくとくにも成功せいこうした。

2010ねん1がつ16にちもとIBF世界せかいスーパーウェルターきゅう王者おうじゃカシム・オウマ対戦たいせんし、10かい3-0の判定はんていちをおさめNABF王座おうざはつ防衛ぼうえい成功せいこう、NABO王座おうざはつ防衛ぼうえいにも成功せいこうした。

2010ねん6がつ5にちニューヨークしゅうヤンキー・スタジアム自身じしんつNABF北米ほくべいスーパーウェルターきゅう王座おうざならびにNABO北米ほくべいスーパーウェルターきゅう王座おうざ空位くういWBAインターナショナルスーパーウェルターきゅう王座おうざけジョー・グリーンと対戦たいせんし、10かい3-0の判定はんていちをおさめNABF王座おうざの2度目どめ防衛ぼうえい成功せいこう、NABO王座おうざの2度目どめ防衛ぼうえいにも成功せいこうし、WBAインターナショナル王座おうざ獲得かくとくにもした。

2011ねん6月4にちロサンゼルスステイプルズ・センターでサウル・ローマンとWBC世界せかいスーパーウェルターきゅうシルバー王座おうざ決定けっていせんおこない、7かいTKOちをおさ王座おうざ獲得かくとく成功せいこうした。

2012ねん2がつ4にちサンアントニオアラモドームでトロイ・ローリーと対戦たいせんし、3かいTKOちをおさめWBCシルバー王座おうざはつ防衛ぼうえい成功せいこうした。

2012ねん11がつ10日とおかウィン・ラスベガスエリスランディ・ララとWBC世界せかいスーパーウェルターきゅう挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせんおこない、偶然ぐうぜんのバッティングによりマーティロスヤンのひだり目尻めじりがカットし試合しあい続行ぞっこう不可能ふかのうとなり、9かい1-1(86-85、86-86、84-87)の負傷ふしょう判定はんていけたためWBC王座おうざへの挑戦ちょうせんけん獲得かくとく失敗しっぱいした。

2013ねん11月9にちテキサスしゅうコーパスクリスティのアメリカンバンクセンターでWBO世界せかいスーパーウェルターきゅう2デメトリアス・アンドラーデとWBO世界せかいスーパーウェルターきゅう王座おうざ決定けっていせんおこない、プロはつ黒星くろぼしとなる12かい1-2(113-114、110-117、115-112)の判定はんていけをきっ王座おうざ獲得かくとく失敗しっぱいした[3]

2014ねん3月21にち、マリオ・アルベルト・ロサーノとWBOインターコンチネンタルスーパーウェルターきゅう王座おうざ決定けっていせんおこない、10かい3-0(3しゃとも100-89)の判定はんていちをおさ王座おうざ獲得かくとくした。試合しあいアル・ヘイモン契約けいやくむすんだ。

2014ねん10がつ4にち、ウィリー・ネルソンと対戦たいせんし、10かい3-0(2しゃが97-93、96-94)の判定はんていちでWBOインターコンチネンタル王座おうざはつ防衛ぼうえい成功せいこうした。

2015ねん3月28にちラスベガスのパルムス・カジノ・リゾートでジャーメル・チャーロ対戦たいせんし、0-3(93-97、2しゃが94-96)の判定はんていけをきっした。

2015ねん9がつ12にちMGMグランド・ガーデン・アリーナにて、もとIBF世界せかいスーパーウェルターきゅう王者おうじゃイシュー・スミス対戦たいせんし、3かいと8かいにダウンをうばい、10かい2-0(2しゃが97-91、95-95)の判定はんていちをおさめた。

2016ねん1がつ12にち、WBCがWBC世界せかいスーパーウェルターきゅう王座おうざ挑戦ちょうせんしゃ決定けってい4にんせいトーナメントの1回戦かいせんでWBC世界せかいスーパーウェルターきゅう7ジュリアン・ウィリアムズ対戦たいせんするよう指令しれいした[4]

2016ねん5がつ21にちザ・コスモポリタンうちチェルシー・ボール・ルームでWBA・IBO世界せかいスーパーウェルターきゅう王者おうじゃエリスランディ・ララと4ねんぶりに再戦さいせんし12かい0-3(2しゃが111-116、112-115)の判定はんていけをきっ王座おうざ獲得かくとく失敗しっぱいした[5][6]

2017ねん2がつ7にち、マネージャーのアル・ヘイモンとプロモーターのTBGプロモーションズから離脱りだつした。マーティロスヤンは前年ぜんねんから試合しあいまれないことに不満ふまんつのらせており、ヘイモンと連絡れんらくりたくても電話でんわないなど公然こうぜん不平ふへいくちにしていた[7]

2017ねん3がつ16にち、プロモーターのドン・キング契約けいやくした[8]

2017ねん10がつ6にち、WBCがマチェイ・スレッキとジャック・クルカイ勝者しょうしゃはWBC世界せかいライトヘビーきゅう3のバネス・マーティロスヤンとWBC世界せかいスーパーウェルターきゅう王座おうざ挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせんおこなうよう指令しれいした[9]

2018ねん1がつ7にち、WBCがマチェイ・スレッキとバネス・マーティロスヤンにたいしWBC世界せかいスーパーウェルターきゅう王座おうざ挑戦ちょうせんしゃ決定けっていせんおこなうよう指令しれいした[10]

2018ねん5がつ5にちカリフォルニアしゅうカーソンホーム・デポ・センター・テニスコートにてWBAWBCIBFIBO世界せかいミドルきゅうスーパー王者おうじゃゲンナジー・ゴロフキン対戦たいせんし、2かい1ふん53びょうKOけをきっしWBAスーパー王座おうざならびにWBC王座おうざとIBO王座おうざ獲得かくとく失敗しっぱいした[11][12]

2019ねん9がつ15にち自宅じたくつま口論こうろんになりあたまとっきをつま顔面がんめんらわせたとして家庭かていない暴力ぼうりょく容疑ようぎ逮捕たいほされた[13]

獲得かくとくタイトル[編集へんしゅう]

  • NABF北米ほくべいスーパーウェルターきゅう王座おうざ
  • NABO北米ほくべいスーパーウェルターきゅう王座おうざ
  • WBAインターナショナルスーパーウェルターきゅう王座おうざ
  • WBC世界せかいスーパーウェルターきゅうシルバー王座おうざ
  • WBOインターコンチネンタルスーパーウェルターきゅう王座おうざ

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 114.Unites States National Championships Colorado Springs January 13-17, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016ねん5がつ24にち閲覧えつらん
  2. ^ 28.Olympic Games Athens, Greece August 14-29, 2004”. Amateur.Boxing.Strefa.pl. 2016ねん3がつ24にち閲覧えつらん
  3. ^ アンドラーデ、オリンピアン対決たいけつせい Boxing News(ボクシングニュース) 2013ねん11がつ10日とおか
  4. ^ Garcia-Guerrero Set For WBC Title, Winner Faces Khan Boxing Scene.com 2016ねん1がつ12にち
  5. ^ Lara outpoints Martirosyan, Charlo Twins make history with victories[リンク] Fightnews.com 2016ねん5がつ21にち
  6. ^ ララV4、チャーロ双生児そうせいじ同時どうじ王者おうじゃ誕生たんじょう Boxing News(ボクシングニュース) 2016ねん5がつ22にち
  7. ^ Vanes Martirosyan a Free Agent - Parts With Haymon, Brown Boxing Scene.com 2017ねん2がつ7にち
  8. ^ Vanes Martirosyan Inks Promotional With Don King Boxing Scene.com 2017ねん3がつ16にち
  9. ^ Everything you need to know about the status of WBC world titles ESPN.com 2017ねん10がつ6にち
  10. ^ Vanes vs. Sulecki Ordered, Winner Gets Jermell Charlo Title Shot Boxing Scene.com 2018ねん1がつ7にち
  11. ^ ゴロフキン盤石ばんじゃくのV20 村田むらたりょうふとしつぎせんでアピール」 Boxing News(ボクシングニュース) 2018ねん5がつ6にち
  12. ^ Golovkin destroys Martirosyan in two Fightnews.com 2018ねん5がつ6にち
  13. ^ VANES MARTIROSYAN BOXER ARRESTED Allegedly Headbutted Wife”. TMZ.Sports (2019ねん9がつ30にち). 2019ねん11月12にち閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]