ピエモン

ピエモンは

1. 『デジタルモンスター』シリーズに登場とうじょうする架空かくうの生命せいめい体たい・デジタルモンスターの一種いっしゅ。
2. 『デジモンアドベンチャー』の登場とうじょう人物じんぶつ。

概要がいよう

初はつ登場とうじょうはデジモンペンデュラム3。ドット絵えではクラウンそのものだが、イラストでは左右さゆうが白しろと黒くろで塗ぬり分わけられた仮面かめんをつけている。

種族しゅぞくとしてのピエモン

神出鬼没しんしゅつきぼつの魔ま人じん型がたデジモン。謎なぞが多おおく目的もくてきも正体しょうたいも不明ふめいでそれを解明かいめいする手段しゅだんも現時点げんじてんではないが、実力じつりょくは強力きょうりょく無比むひであり、出会であってしまった場合ばあいは己おのれの運命うんめいを呪のろうしかないと言いわれる。

基本きほんデータ

• 世代せだい/究極きゅうきょく体たい
• タイプ/魔ま人じん型がた
• 属性ぞくせい/ウィルス
• 必殺ひっさつ技わざ/トランプソード
• 得意とくい技わざ/クラウントリック、エンディングスペル、トイワンダネス
• 装備そうび/トランプソード、マジックボックス
• 勢力せいりょく/ナイトメアソルジャーズ

必殺ひっさつ技わざ

トランプソード

背中せなかのマジックボックスから取とり出だした4本ほんの剣けんを投なげながらテレポートさせ、串刺くしざしにする脱出だっしゅつ不能ふのうな技わざ。

亜種あしゅ・関連かんれん種しゅ・その他た

カオスピエモン

ワイズモン

同どう眷属けんぞくであると言いわれている魔ま人じん型がたデジモン。

登場とうじょう人物じんぶつとしてのピエモン

デジモンアドベンチャー

詳細しょうさいは「デジモンアドベンチャー」を参照さんしょう

声優せいゆうは大塚おおつか周夫ちかお。魔まの山やまの四天王してんのう・ダークマスターズの一体いったいにして首領しゅりょう格かく。戦闘せんとう力りょくは最強さいきょうクラス。選えらばれし子供こどもたちと戦たたかう。当初とうしょはピエロに化ばけて現実げんじつ世界せかいから戻もどってきたばかりの太一たいちたちに選えらばれし子供こどもたちがダークマスターズにやられる話はなしをした後のちに正体しょうたいを表あらわし、ウォーグレイモンとメタルガルルモンに必殺ひっさつ技わざトランプソードの一いち撃げきで勝利しょうりする桁違けたちがいの戦闘せんとう力りょくを見みせる。

他たのダークマスターズ3体たいが敗やぶれた後のち、スパイラルマウンテンの闇やみの世界せかいの最さい上部じょうぶにて再ふたたび子供こどもたちと戦たたかう。エンディングスペルでウォーグレイモンのクロンデジゾイド製せいの装甲そうこうをも打うち砕くだき戦闘せんとう不能ふのう寸前すんぜんまで追おい込こむが、駆かけつけたヤマトとガルルモンの友情ゆうじょうによりウォーグレイモンの回復かいふくを許ゆるしてしまう。ガブモンが進化しんかしたメタルガルルモンとウォーグレイモンにより追おい込こまれたかに見みえたが、白しろい布ぬのを使つかう奇術きじゅつ、トイワンダネス（突風とっぷうを起おこすシーンもある）によって太一たいちたちを次々つぎつぎに人形にんぎょうに変かえ、残のこったタケルとヒカリに襲おそいかかる。しかしヒカリを守まもろうとしたタケルが希望きぼうの紋章もんしょうを発動はつどうさせエンジェモンはホーリーエンジェモンへと進化しんかし後ご一いち歩ほのところで仕留しとめ損そこない、同時どうじにホーリーエンジェモンのホーリー・ディスインフェクションで太一たいちたちは元もとの姿すがたに戻もどり、形勢けいせい逆転ぎゃくてんされる。多数たすうのイビルモンを呼よび寄よせるが、多数たすうの仲間なかまを連つれたミミの戦線せんせん復帰ふっき、さらにホーリーエンジェモンの必殺ひっさつ技わざヘブンズゲートの発動はつどうとウォーグレイモンとメタルガルルモンの同時どうじ攻撃こうげきによってイビルモン諸共もろとも、二度にどと戻もどれない亜あ空間くうかんへと吸すい込こまれて消滅しょうめつした。

デジモンアドベンチャーVテイマー01

詳細しょうさいは「デジモンアドベンチャーVテイマー01」を参照さんしょう

エイリアス3の一人ひとり・シグマのパートナーとして登場とうじょう。太一たいちとゼロたちを特殊とくしゅ空間くうかん・仮面かめん広場ひろば『マスクズ・スクエアー』に連つれ込こみ、仮面かめん広場ひろばの効力こうりょくで太一たいちとゼロのコマンドをシグマに筒抜つつぬけにしてコンビネーションを封ふうじ、さらに自分じぶんやトランプソードを意いのままに瞬間しゅんかん移動いどうさせて追おい込こむが、太一たいちたちがアイコンタクトによるコンビネーションで行おこなったフェイントに引ひっかかり自滅じめつする。敗北はいぼく後ごシグマと共ともにデーモン城じょうに戻もどるが、誕生たんじょうしたばかりのアルカディモンに吸収きゅうしゅうされてしまった。

デジモンゴーストゲーム

詳細しょうさいは「デジモンゴーストゲーム」を参照さんしょう

声優せいゆうは山路やまじ和弘かずひろ。第だい41話わに登場とうじょう（本編ほんぺんとの繋つながりは無ないが、OP映像えいぞうではアメリカの映画えいが『IT/イット “それ”が見みえたら、終おわり。』に登場とうじょうする「ペニーワイズ」の如ごとく排水溝はいすいこうの中なかに潜ひそむシルエットとして存在そんざいする）。プラチナヌメモンに続つづいて2体たい目めの究極きゅうきょく体たいだが、今いま作さくの人間にんげん界かいで確認かくにんされた究極きゅうきょく体たいはこのピエモンが初はつである。人間にんげん界かいでは神出鬼没しんしゅつきぼつの「ピエール・ドリームサーカス」の団長だんちょう・ピエールとして人間にんげんの姿すがたに化ばけて活動かつどうしているが、裏うらではデジタルワールドでデジモンをトランプのカードに変かえてしまう「嘆なげきのトランプ」を人間にんげんで作つくり出だす為ために、招待しょうたい状じょうを受うけ取とり参加さんかを決きめた子供こども達たちに危険きけんが伴ともなう演目えんもくをやらせ、失敗しっぱい・成功せいこう問とわずトランプのカードに変かえていた。

配下はいかとしてメフィスモン、トブキャットモン、ランクスモン、フレイウィザーモン、オポッサモンを従したがえており、彼かれらはピエモンの意いに沿そって団員だんいんとして参加さんかしているだけでなく、ピエモンの行おこなうカードゲームに招待しょうたいされる事ことを待まち望のぞんでいる。

手違てちがいでオポッサモンの招待しょうたい状じょうを持もって行いった瑠璃るりとアンゴラモンの元もとへ配下はいかを送おくり込こんでしまうが、その代かわり利用りよう価値かちがあるとアンゴラモンを誘拐ゆうかいし、本当ほんとうのウサギの姿すがたに変かえてしまう。するとテントへとやってきた宙ちゅうから「人間にんげんとトランプ勝負しょうぶをしたことがあるのか」と指摘してきを受うけ、ならばとアンゴラモンやカードにされた子供こども達たちを助たすける為ために瑠璃るりとカードゲームバトルを行おこなうが、敗北はいぼく。「弱者じゃくしゃは強者きょうしゃに従したがうもの」と潔いさぎよく敗北はいぼくを認みとめて全員ぜんいんを元もとに戻もどし、人間にんげんをカードにしないと瑠璃るりに約束やくそくし、そのまま姿すがたを消けした。

デジモンサヴァイブ

声優せいゆうは大塚おおつか明夫あきお。アルケニモン達たちに子供こども達たちの生贄いけにえを集あつめるよう指示しじしていた。第だい3章しょうから存在そんざいは確認かくにんされていたが、フードで姿すがたを隠かくされていた。第だい7章しょうで対面たいめん、激突げきとつすることになる。完かん全体ぜんたいまでにしか進化しんかできないアグモンたちにとっては苦戦くせんするが、バトル勝利しょうり後ごは本気ほんきでは戦たたかっておらず、ミユキを主おもに捧ささげるとタクマとともに黒くろいモヤに包つつまれる。その後ごはタクマの世界せかいに飛とばされ、アグモン達たちと激突げきとつ。先程さきほどの戦闘せんとうでダメージを受うけており、アグモンに敗北はいぼくし、ミユキが開ひらいたゲートに飛とばされた。

分岐ぶんきルートで道義どうぎルートでは生存せいぞん確認かくにんはされなかったが、激情げきじょうルート、調和ちょうわルートの第だい10章しょうで姿すがたを現あらわす。激情げきじょうルートではアオイを抹殺まっさつしようとするが、アオイとラブラモンが融合ゆうごう、暗黒あんこく進化しんかしたプルートモンに殺ころされる。調和ちょうわルートでは妹いもうとを殺ころされたカイトとともに主おもに復讐ふくしゅうすることを提案ていあんし、ドラクモンが進化しんかしたヴァンデモンと融合ゆうごうし、ボルトバウタモンとなる。