(Translated by https://www.hiragana.jp/)
インプモン - Wikipedia コンテンツにスキップ

インプモン

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

インプモンデジタルモンスターシリーズに登場とうじょうする架空かくう生命せいめいたい・デジタルモンスターの一種いっしゅ

概要がいよう[編集へんしゅう]

デジモンテイマーズから登場とうじょうするしょう悪魔あくまをモチーフにしたデジモン。名前なまえ由来ゆらい魔女まじょ使つかであるとわれる「インプ」というしょう悪魔あくま元々もともと主人公しゅじんこうのパートナーとして製作せいさくされたが諸々もろもろ事情じじょうギルモンにそのポジションが移行いこうすることになった。

外見がいけんてき特徴とくちょうとしてくびいたあかいスカーフと腹部ふくぶスマイリーフェイスマークがある。あかいスカーフはベルゼブモン左腕さわんにもかれている。

種族しゅぞくとしてのインプモン[編集へんしゅう]

悪戯いたずら意地悪いじわるこのみ、相手あいてこま姿すがたるのがたのしみという性悪しょうわる性格せいかくぬし。インプモンがあらわれると電化でんか製品せいひん一時いちじてきにおかしくなるとされ、電化でんか製品せいひん異常いじょうはこのインプモンの悪戯いたずらによる可能かのうせいがあるという。基本きほんてき孤高ここうわるさや意地悪いじわるきなデジモンだが、けっしてつよものびへつらうことはつよ態度たいどかう。一方いっぽう本当ほんとうさびしがりいちめんっている。

X抗体こうたい獲得かくとくによる変化へんかげたさいにはさらにつよ自信じしんつようになり、くびにはながいマフラー、右目みぎめ眼帯がんたいけた姿すがたへと変化へんかした。自身じしんはこの眼帯がんたいはずしたときしんちから発揮はっきされるとかんがえているが、実際じっさいにはそういったことはない。

基本きほんデータ[編集へんしゅう]

  • 世代せだい/成長せいちょう
  • タイプ/しょう悪魔あくまがた
  • 属性ぞくせい/ウィルス
  • 必殺ひっさつわざ/ナイト・オブ・ファイアー、ナイト・オブ・ブリザード
  • 得意とくいわざ/サモン、ダダダキック、ダークソング
得意とくいわざ
サモン
ほのおこおりのエレメンタルを召喚しょうかんする。
必殺ひっさつわざ
ナイト・オブ・ファイアー
指先ゆびさきからした暗黒あんこくほのおてき攻撃こうげきする。

X抗体こうたいばん[編集へんしゅう]

  • 世代せだい/成長せいちょう
  • タイプ/しょう悪魔あくまがた
  • 属性ぞくせい/ウィルス
  • 必殺ひっさつわざ/ナイト・オブ・ファイヤー、サモンチェイサー
  • 得意とくいわざ/サモン
必殺ひっさつわざ
サモンチェイサー
召喚しょうかんしたほのおこおりのエレメンタルに相手あいて執拗しつようわせる。攻撃こうげきだけではなくドッキリなどに利用りようできる。

亜種あしゅ関連かんれんしゅ・その[編集へんしゅう]

究極きゅうきょくたい
幼年ようねんI。
幼年ようねんII。

デジモンテイマーズにおけるインプモン[編集へんしゅう]

担当たんとう声優せいゆう高橋たかはし広樹ひろき。リアルワールドを一人ひとり放浪ほうろうしているしょう悪魔あくまがたのデジモン。悪戯あくぎきの性格せいかくで、人間にんげんともにあるデジモンたちを『われている』と軽蔑けいべつしている。しかし、それはテイマーたちといるデジモンへのうらやましさと自身じしん一人ひとりぼっちでいるさびしさの裏返うらがえしであった。普段ふだんあくぶってはいるが、やさしくお人好ひとよしなデジモン。

もとはアイとマコトという二人ふたりあねおとうとしたらしていた(デジヴァイス(アーク)の存在そんざいられないため、正式せいしきなパートナーデジモンとはえない状態じょうたい)。あるにん些細ささいなケンカをこし、インプモンのうでってしまう。そのときいたみと戸惑とまどいから、人間にんげんたいして不信ふしんかんってしまい、二人ふたりのもとをはなれる。その時折ときおりアイとマコトをかげでこっそり見守みまもっていたが、かつての出来事できごとフラッシュバックごとおもしてしまいにんもともど決心けっしんがなかなかつかなかった。また、自分じぶんにかけ心配しんぱいしているレナモンには前述ぜんじゅつ性格せいかくじょう、そのことを指摘してきされるとっぱねることもしばしばあった。

だい19でデーヴァの一体いったい、インダラモンにひどいダメージをわされる。重傷じゅうしょう状態じょうたい下水道げすいどう彷徨ほうこうっていたときに、おなじくデーヴァであるチャツラモンにはなしちかけられ、まれ故郷こきょうであるデジタルワールドへとまれた。その、タカトたちをたお約束やくそくのもとスーツェーモンと契約けいやくわし、強大きょうだいちからあたえられ究極きゅうきょくたいであるベルゼブモン進化しんかした。

進化しんか暴走ぼうそうするバイクがたマシーン「ベヒーモス」(本来ほんらいなら搭乗とうじょうしたもの意識いしきってしまう代物しろもの)をりこなし、タカトたちのまえふさがる。説得せっとくこころみたレオモン一撃いちげきもと、ロードしてしまう。かれによるタカトのはげしいいかりはギルモンを「よんだいりゅう」の一角いっかくメギドラモン暗黒あんこく進化しんかさせてしまい暴走ぼうそうするが、たたかいのなかでマクラモン、ラピッドモンとタオモンの分身ぶんしんをロードし、それさえも圧倒あっとうする戦闘せんとう能力のうりょくせつけた。その時点じてんで、デーヴァもスーツェーモンも関係かんけいなくみずか悪魔あくまになったことを自称じしょう。そのいかりが間違まちがいにづいて謝罪しゃざいしたタカトが本当ほんとう大切たいせつなことにづき、ギルモンのしん究極きゅうきょく進化しんか形態けいたいであるデュークモン接戦せっせんひろげたが、ガードロモン援護えんご射撃しゃげきられたすきかれやぶれる。そしてレオモン殺害さつがい後悔こうかいし、インプモンへと退化たいかしデジタルワールドにのこされそうになるが、かれにかけていたレナモンのによってともにリアルワールドに帰還きかんする。

テイマーズのいちぎょうともにリアルワールドへともどったのちは、アイとマコトの居場所いばしょさぐることになる。二人ふたりデ・リーパー侵略しんりゃくから避難ひなんするため、とうにもと住所じゅうしょからはなれていたが、インプモンをおもかれのために書置かきおきをのこしていた。それをがかりとしてインプモンは捜索そうさくつづけ、ついに二人ふたり再会さいかいする。アイとマコトはインプモンとの再会さいかいおおいによろこんだが、インプモンはテレビのニュースによってメガログラウモン、ラピッドモン、タオモンのピンチをり、たたかいへととうじる決意けついかためる。そんなかれにアイはほおはげましのキスを、マコトは玩具おもちゃ光線こうせんじゅう戦力せんりょくとしてたくす。けたベルゼブモンにラピッドモンは戸惑とまどい、メガログラウモンは敵意てきいけるが、かれらに敵意てきいけられようとも、自分じぶんしんじてくれるパートナーのためにたたかうことをめたベルゼブモンはメガログラウモンたちを救出きゅうしゅつ。タカトたちと和解わかいしたのち最終さいしゅう決戦けっせん目前もくぜん負傷ふしょうによってリタイアするまで共闘きょうとうした。

マコトがたくしたたんなる玩具おもちゃぎない光線こうせんじゅうは「ベルゼブモン:ブラストモード」への進化しんかのきっかけとなった。以降いこうおのれ責任せきにんからデ・リーパーにとらわれてしまった莉をすくすために尽力じんりょくし、レオモンの必殺ひっさつわざであるししおうけんでバリアを破壊はかいしたものの、ジュリがレオモンのことをおもしてしまい、ふたたびショックをけたままあといちのところで再生さいせいしたバリアにめられてしまう。それでもあきらめずにバリアを破壊はかいしようとしたがデリーパーの不意打ふいうちによって重傷じゅうしょうってしまう。

デ・リーパーとのたたかいで重傷じゅうしょうったインプモンにうアイとマコトのまえには、最後さいごわかれの直前ちょくぜんにテイマーのあかしとして紫色むらさきいろのデジヴァイス(アーク)があらわれた。タカトたちがデリーパーをたおしたのちかなしみからもとやさしさにもどったジュリと和解わかいする。そしてシャガイシステムによって幼年ようねん退化たいかし、幼年ようねんしたギルモンたちともにデジタルワールドにかえり、さよならをした。

劇場げきじょうばん2さく暴走ぼうそうデジモン特急とっきゅう』ではベルゼブモンの姿すがた終始しゅうし味方みかたのポジションとして登場とうじょう暴走ぼうそうするロコモンにたいしてベヒーモスでなみそうしながらベレンヘーナで攻撃こうげきするがつうじず、ぎゃくに「ホイールグラインダー」を転倒てんとうしてしまうが、そのはパラサイモンのれにおそわれた小春こはるとロップモンのもとにブラストモードでにんまもった。ED映像えいぞうではインプモンの姿すがた登場とうじょうし、人間にんげんやデジモンたちと仲良なかよくパーティーに参加さんかしている姿すがたられた。

ゲーム[編集へんしゅう]