デジモンテイマーズ バトルエボリューション

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デジモンテイマーズ バトルエボリューション
Digimon Rumble Arena

ジャンル	対戦たいせんアクション
対応たいおう機種きしゅ	プレイステーション
開発元かいはつもと	ハドソン
発売はつばい元もと	バンダイ
プロデューサー	箕輪みのわ敦あつし
ディレクター	藤原ふじわら綾乃あやの 梅松うめまつ幸生こうせい
デザイナー	関せき寛之ひろゆき 高橋たかはし康明やすあき 佐藤さとう裕ひろし
シリーズ	デジタルモンスター
人数にんずう	1人ひとり（通信つうしん時じ2人にん）
発売はつばい日び	2001年ねん12月6日にち

『デジモンテイマーズ バトルエボリューション』は、2001年ねん12月6日にちにバンダイより発売はつばいされた、プレイステーション用よう対戦たいせんアクションゲームである。海外かいがいではDigimon Rumble Arenaのタイトルで発売はつばいされた。

概要がいよう

アニメ『デジモンアドベンチャー』・『デジモンアドベンチャー02』・『デジモンテイマーズ』の主役しゅやく・人気にんきデジモンが登場とうじょうする2D対戦たいせんアクション。

2001年ねん10月がつ5日にちに発売はつばいされた『デジモンテイマーズ バトルスピリット』とリンクしており、『バトルスピリット』据すえ置おき版ばんとでもいうべきゲームだが、グラフィックがドット絵えから3Dポリゴンになっているほか、ゲームのルールやシステムにも違ちがいがある。

ゲームシステム

基本きほんシステム

体力たいりょくゲージの概念がいねんがなく「制限せいげん時間じかん内ないにスコアアイテム（スピリット）を多おおく入手にゅうしゅした方ほうが勝かち」という独自どくじの対戦たいせんシステムを取とっていた『バトルスピリット』に対たいし、本ほん作品さくひんは「先さきに相手あいての体力たいりょくゲージをゼロにした方ほうが勝かち」というオーソドックスな対戦たいせんシステムになっている。

プレイヤーは互たがいに操作そうさするデジモンを1体たいずつ選えらび、1対たい1で対戦たいせんを行おこなう。各かくデジモンには、攻撃こうげきの基本きほんとなる「通常つうじょう技わざ」（□ボタン）と、各かくデジモン固有こゆうの「必殺ひっさつ技わざ」（○ボタンと△ボタンの二に種類しゅるい）が用意よういされているほか、後述こうじゅつする進化しんかゲージを消費しょうひすることで一定いってい時間じかん「進化しんか」（R1ボタン）することも可能かのう。進化しんか中ちゅうは大幅おおはばなパワーアップが可能かのうとなっているほか、さらに進化しんか中ちゅうでしか使つかうことのできない「超ちょう必殺ひっさつ技わざ」の発動はつどうも可能かのうとなる。ただし、中なかには進化しんか前まえの形態けいたいが一切いっさい存在そんざいしないデジモンも存在そんざいする。

本ほん作品さくひんには「炎ほのお（赤あか）」「水みず（青あお）」「自然しぜん（緑みどり）」の3つの属性ぞくせいがあり、「炎ほのお」は「自然しぜん」に強つよく「自然しぜん」は「水みず」に強つよく「水みず」は「炎ほのお」に強つよいという相性あいしょうが存在そんざいする。各かくデジモンにはいずれかの属性ぞくせいが一ひとつ設定せっていされており、苦手にがて属性ぞくせいの攻撃こうげきに対たいしては受うけるダメージが増加ぞうかするようになっている。

また、通常つうじょうの対戦たいせんモード以外いがいに、的てき当あてゲームや玉たま入いれなどのミニゲームモードも搭載とうさいされている。

進化しんか

各種かくしゅ攻撃こうげきを当あてたり当あてられたりすると進化しんかゲージが溜たまっていき、最大さいだいまで溜たまると、R1ボタンで進化しんかが可能かのうになる。進化しんかするとデジモンは外見がいけん・性能せいのうが全まったく違ちがうものに変化へんかし、大幅おおはばにパワーアップするほか、進化しんか中ちゅうにもう一度いちどR1ボタンを押おすことで進化しんかゲージを全すべて消費しょうひし「超ちょう必殺ひっさつ技わざ」の発動はつどうも可能かのうになる。進化しんか中ちゅうは時間じかん経過けいかで徐々じょじょに進化しんかゲージが減少げんしょうしていき、時間じかん経過けいかや超ちょう必殺ひっさつ技わざの発動はつどうなどで進化しんかゲージがゼロになると進化しんか前まえのデジモンに戻もどる。

なお、進化しんか前まえが存在そんざいしないデジモンは進化しんかゲージが時間じかん経過けいかで減少げんしょうすることはなく、超ちょう必殺ひっさつ技わざを発動はつどうしても進化しんかゲージがゼロになるだけで退化たいかすることはない、

アイテムカード

時折ときおりステージ上じょうに「アイテムカード」と呼よばれるものが出現しゅつげんすることがあり、取得しゅとくすることで様々さまざまな効果こうかを発揮はっきする。アイテムカードの効果こうかには体力たいりょくの回復かいふくや進化しんかゲージの上昇じょうしょうなどを行おこなう補助ほじょ系けいや、相手あいてに飛とび道具どうぐを発射はっしゃする攻撃こうげき系けいがあるほか、中なかには取得しゅとくすると自分じぶんに不利ふりな効果こうかを発揮はっきするデメリットカードも存在そんざいする。アイテムカードは弾はじき飛とばして相手あいてに押おし付つけることもできるため、上手うまく活用かつようすることでゲームを有利ゆうりに進すすめることができるようになっている。

ステージ

本ほん作品さくひんには全ぜん7つのステージが用意よういされており、ステージによって構成こうせいやギミックが異ことなる。ステージによってはマグマや大岩おおいわなど攻撃こうげき判定はんていを持もつトラップが存在そんざいしたり、場外じょうがいに落下らっかするとダメージを受うけたりするものもある。また、ステージギミックの中なかには属性ぞくせいが設定せっていされているものもあるため、デジモンによって得意とくいなステージや苦手にがてなステージが存在そんざいする場合ばあいもある。

登場とうじょうキャラクター

アグモン → ウォーグレイモン（声優せいゆう：坂本さかもと千夏ちなつ）、八神やがみ太一たいち（声優せいゆう：藤田ふじた淑子としこ）

初心者しょしんしゃ向むけのオールラウンダータイプで、小ちいさな火炎かえん弾だんを吐はき出だすベビーフレイム、大おおきな口くちで噛かみ付つくクロスファイトが必殺ひっさつ技わざ。進化しんかしてウォーグレイモンになると接近せっきん戦せんが得意とくいなアタッカーに変化へんかし、炎ほのおの衝撃波しょうげきはで前方ぜんぽうを薙なぎ払はらうドラモンキラー、竜巻たつまきのように突撃とつげきするグレートトルネードが必殺ひっさつ技わざとなる。ドラモンキラーは単発たんぱつの射撃しゃげき技わざをかき消けせるほか、グレートトルネードは方向ほうこうキー入力にゅうりょくによって八はち方向ほうこうに進すすむ方向ほうこうを変かえることができ、追加ついかボタン入力にゅうりょくで二に連続れんぞくで技わざが発動はつどうする。巨大きょだいなエネルギー弾だんを敵てきに投なげつけるガイアフォースが超ちょう必殺ひっさつ技わざで、地上ちじょうで放はなつと強制きょうせい的てきにジャンプするが、空中くうちゅうで放はなつとその動作どうさを省略しょうりゃくすることができる。なお、特定とくていのステージ端はしで放はなつと必かならず敵てきに命中めいちゅうするバグがある。キャラクター選択せんたくの画面がめんであるボタンを入力にゅうりょくすると、『デジモンアドベンチャー』のころの太一たいちに変化へんかする。

ガブモン → メタルガルルモン（声優せいゆう：山口やまぐち眞弓まゆみ）、石田いしだヤマト（声優せいゆう：風間かざま勇いさむ刀がたな）

アグモンと同様どうようバランスに優すぐれ、青あおい火炎かえん弾だんを吐はき出だすプチファイヤー、額がくの角かくで突つき上あげるリトルホーンが必殺ひっさつ技わざ。進化しんかしてメタルガルルモンになるとウォーグレイモンとは異ことなり豊富ほうふな射撃しゃげき技わざを持もつ遠距離えんきょり戦せんタイプに変化へんかし、絶対ぜったい零れい度どの冷気れいきを吐はき出だすコキュートスブレス、ミサイルを発射はっしゃするガルルトマホークが必殺ひっさつ技わざとなる。コキュートスブレスは敵てきの攻撃こうげきによって技わざがかき消けされないうえ、射程しゃていが無制限むせいげんであり弾たま速そくも非常ひじょうに速はやく、唯一ゆいいつ強制きょうせいダウンしない射撃しゃげき技わざでもある。全身ぜんしんから敵てきを追尾ついびする氷こおりのミサイルを乱射らんしゃするGクロスフリーザーが超ちょう必殺ひっさつ技わざで、長ながい溜ため時間じかんが弱点じゃくてんとなるが、その追尾ついび性せいは一度いちど外はずしても画面がめん外がいから再ふたたび敵てきに襲おそいかかるほど。選択せんたく画面がめんでボタン入力にゅうりょくにより『デジモンアドベンチャー』のころのヤマトになる。

パタモン → セラフィモン（声優せいゆう：松本まつもと美和みわ）、高石たかいしタケル（声優せいゆう：小西こにし寛子ひろこ、山本やまもと泰やすし輔）

進化しんかする前まえは能力のうりょく値ちが低ひくめに設定せっていされており、空気くうき弾だんを吐はき出だすエアショット、突進とっしんして羽はねで引ひっぱたくハネビンタが必殺ひっさつ技わざ。エアショットは空中くうちゅうで放はなつと隙すきが小ちいさくなり、ハネビンタは前半ぜんはんの突進とっしん攻撃こうげきが当あたらなければ技わざが発動はつどうしない。進化しんかしてセラフィモンになると強力きょうりょくな射撃しゃげき技わざと高たかいジャンプ力りょくを持もつ空中くうちゅう戦せんタイプに変化へんかし、聖せいなるエネルギー弾だんを放はなつディバインブレイカー、七ななつの光ひかり弾だんを一斉いっせいに放はなつセブンヘブンズが必殺ひっさつ技わざとなる。ディバインブレイカーは隙すきが大おおきいものの敵てきの攻撃こうげきでかき消けされず射程しゃていが無制限むせいげんであり、セブンヘブンズは地上ちじょうでは斜ななめ上じょう、空中くうちゅうでは斜ななめ下かに技わざが放はなたれ、飛ひ距離きょりが伸のびるにつれて光ひかり弾だんが収束しゅうそくするためヒット数すうを稼かせぎやすい。無数むすうの雷撃らいげきを敵てきに浴あびせるアセンションハーローが超ちょう必殺ひっさつ技わざで、威力いりょくは高たかいが敵てきに密着みっちゃくしていないと不発ふはつとなり技わざが発動はつどうしない。選択せんたく画面がめんでボタン入力にゅうりょくにより『デジモンアドベンチャー』のころのタケルになる。

テイルモン → ホーリードラモン（声優せいゆう：徳光とくみつ由ゆかり禾）、八神やがみヒカリ（声優せいゆう：荒木あらき香恵かえ）

動うごきが素早すばやく、敵てきの動うごきを封ふうじる光線こうせんキャッツアイ、突進とっしんして連続れんぞくで引ひっかくネコパンチが必殺ひっさつ技わざ。ネコパンチはパタモンのハネビンタ同様どうよう突進とっしん攻撃こうげきをヒットさせる必要ひつようがある。進化しんかしてホーリードラモンになると一いち風ふう変かわった技わざを持もつトリッキータイプに変化へんかし、らせん状じょうの炎ほのおを吐はき出だすホーリーフレイム、霧きりを発生はっせいさせてダメージを与あたえるハーミットフォッグが必殺ひっさつ技わざとなる。ホーリーフレイムは発動はつどう後ご徐々じょじょにらせんの大おおきさが増ましていき、ハーミッドフォッグは発動はつどう後ごも短時間たんじかんだ攻撃こうげき判定はんていがその場ばに残のこる。無数むすうのビームを敵てきに浴あびせるアポカリプスが超ちょう必殺ひっさつ技わざで、セラフィモン同様どうよう敵てきに密着みっちゃくしていないと発動はつどうしない。テイルモンは進化しんか前まえとしては唯一ゆいいつの成熟せいじゅく期きデジモンである。選択せんたく画面がめんでボタン入力にゅうりょくにより『デジモンアドベンチャー』のころのヒカリになる。

ブイモン → インペリアルドラモンファイターモード（声優せいゆう：野田のだ順子じゅんこ）、本宮もとみや大輔だいすけ（声優せいゆう：木内きうちレイコ）

豊富ほうふな格闘技かくとうぎを持もち、頭あたま突とっき攻撃こうげきブイモンヘッド、腕うでを振ふり回まわして殴なぐりつけるブンブンパンチが必殺ひっさつ技わざ。ブイモンヘッドは地上ちじょうで放はなつと正面しょうめんに突進とっしんするが、空中くうちゅうで放はなつと斜ななめ下かに突進とっしんする。進化しんかしてインペリアルドラモン ファイターモードになるとオールラウンダータイプに変化へんかし、レーザービームを放はなつポジトロンレーザー、真空しんくう刃ばで敵てきを切きり裂さくスプレンダーブレードが必殺ひっさつ技わざとなる。ポジトロンレーザーは敵てきの攻撃こうげきでかき消けされず射程しゃていが無制限むせいげんであり、スプレンダーブレードは真空しんくう刃ばのほかにインペリアルドラモン本体ほんたいにも攻撃こうげき判定はんていがある。怒涛どとうの連続れんぞく攻撃こうげきから巨大きょだいレーザーでトドメをさすギガデスが超ちょう必殺ひっさつ技わざ。

ワームモン → スティングモン（声優せいゆう：高橋たかはし直純なおずみ）、一乗寺いちじょうじ賢けん（声優せいゆう：朴ほお璐美）

パタモンと同様どうよう進化しんかする前まえは能力のうりょく値ちが低ひくく、敵てきの動うごきを妨害ぼうがいする糸いとを吐はくネバネバネット、尻尾しっぽのトゲで敵てきを切きり裂さくランダンロールが必殺ひっさつ技わざ。進化しんかしてスティングモンになると非常ひじょうに速はやい動うごきで攻撃こうげきを繰くり出だすヒットアンドアウェイタイプに変化へんかし、エネルギー弾だんを放はなつムーンシューター、猛もうスピードで突撃とつげきし腕うでのスパイクで貫つらぬくスパイキングフィニッシュが必殺ひっさつ技わざとなる。ムーンシュターは空中くうちゅうで放はなつと斜ななめ下かに技わざが放はなたれ、スパイキングフィニッシュもこれと同様どうよう。頭あたまの触角しょっかくを伸のばし、触ふれた相手あいての体力たいりょくを奪うばうヘルスクイーズが超ちょう必殺ひっさつ技わざ。なお、一度いちどダメージを受うけた状態じょうたいからこの技わざで回復かいふくして体力たいりょくが全快ぜんかいとなった場合ばあい、パーフェクトボーナスは発生はっせいしない。進化しんか後ごとしては唯一ゆいいつの成熟せいじゅく期きデジモンである。選択せんたく画面がめんでボタン入力にゅうりょくによりデジモンカイザーの姿すがたになる。

ギルモン → デュークモン（声優せいゆう：野沢のざわ雅子まさこ）、松田まつだ啓あきら人じん（声優せいゆう：津村つむらまこと）

アグモンやガブモンと同様どうよう扱あつかいやすいキャラクターで、小ちいさな火炎かえん弾だんを吐はき出だすファイヤーボール、炎ほのおをまとったツメで切きり裂さくロックブレイカーが必殺ひっさつ技わざ。ファイヤーボールは空中くうちゅうで放はなつと隙すきが小ちいさくなり、ロックブレイカーは連発れんぱつできるためジャンプの飛ひ距離きょりを稼かせげる。進化しんかしてデュークモンになると聖ひじり槍やり・グラムを駆使くしした接近せっきん戦せんを得意とくいとするアタッカーに変化へんかし、盾たてに隠かくれつつ突進とっしんして切きりつけるロイヤルセイバー、竜巻たつまきを描えがくように切きりつけるスクリューセイバーが必殺ひっさつ技わざとなる。スクリューセイバーの簡易かんい版ばんを空中くうちゅう上じょう攻撃こうげきで発動はつどう可能かのう。聖せい盾たて・イージスから強力きょうりょくなビームを発射はっしゃするファイナルエリシオンが超ちょう必殺ひっさつ技わざ。

テリアモン → セントガルゴモン（声優せいゆう：多田ただ葵まもる）、李り健けん良りょう（声優せいゆう：山口やまぐち眞弓まゆみ）

プチツイスターによって空中くうちゅうを自在じざいに駆かけ回まわるスピードタイプで、緑色みどりいろの火炎かえん弾だんを吐はき出だすブレイジングファイア、竜巻たつまきのように回転かいてんして突つっ込こむプチツイスターが必殺ひっさつ技わざ。進化しんかしてセントガルゴモンになると重量じゅうりょう級きゅうパワーで敵てきを圧倒あっとうするパワーファイターとなり、両りょう肩かたの追尾ついびミサイルを発射はっしゃするジャイアントミサイル、敵てきを振ふり回まわして放ひり投なげるメガツイスターが必殺ひっさつ技わざとなる。メガツイスターは前半ぜんはんのパンチ攻撃こうげきが当あたらないと発動はつどうしない。全身ぜんしんの火器かきを一斉いっせいに発射はっしゃするバーストショットが超ちょう必殺ひっさつ技わざで、密度みつどの高たかい射撃しゃげきはクリーンヒットすれば高たかい確かく率りつで敵てきをピヨリ状態じょうたいにすることができる。

レナモン → サクヤモン（声優せいゆう：今井いまい由香ゆか）、牧野まきの留とめ姫ひめ（声優せいゆう：折笠おりかさ富美子とみこ）

特殊とくしゅな技わざを駆使くしするトリッキータイプで、無数むすうの葉はを手裏剣しゅりけんのように飛とばす狐きつね葉は楔くさび（コヨウセツ）、自分じぶんと敵てきの位置いちを入いれ替かえる狐きつね変へん虚むなし（コヘンキョ）が必殺ひっさつ技わざ。狐きつね葉は楔くさびは方向ほうこうキー入力にゅうりょくによって正面しょうめんや斜ななめ上じょう、斜ななめ下かにと発射はっしゃ方向ほうこうを変かえることができる。進化しんかしてサクヤモンになるとより特殊とくしゅ技わざに磨みがきがかかり、四よん体たいの管かん狐きつねで敵てきを攻撃こうげきする飯綱いいづな（イズナ）、前方ぜんぽうを炎ほのおで焼やき払はらう浄きよし炎えん狐きつね舞まい（ジョウエンコブ）が必殺ひっさつ技わざとなる。飯綱いいづなは方向ほうこうキー入力にゅうりょくによって管かん狐きつねを自在じざいに操あやつることができるが操作そうさ中ちゅうは本体ほんたいが無防備むぼうびとなり、敵てきの射撃しゃげき技わざなどでかき消けされやすく、浄きよし炎えん狐きつね舞まいは地上ちじょうでは斜ななめ上じょうに、空中くうちゅうでは斜ななめ下かに炎ほのおが発生はっせいする。錫杖しゃくじょうを地面じめんに突つき立たてて、結界けっかい内ないに踏ふみ込こんだ相手あいての動うごきを封ふうじ込こめて巨大きょだいな爆発ばくはつで攻撃こうげきする金剛こんごう界かい曼荼羅まんだら（コンゴウカイマンダラ）が超ちょう必殺ひっさつ技わざ。

インプモン → ベルゼブモン ブラストモード（声優せいゆう：高橋たかはし広樹ひろき）

多彩たさいな射撃しゃげき技わざを持もち、指先ゆびさきから素早すばやい火炎かえん弾だんを放はなつナイト・オブ・ファイヤー、前方ぜんぽうに発生はっせいさせた氷こおりの弾丸だんがんを飛とばすサモンが必殺ひっさつ技わざ。サモンはボタン長ちょう押おしで氷こおりの数かずが増ふえ、相手あいてに密着みっちゃくした状態じょうたいで使用しようすると発生はっせいする氷こおりが次々つぎつぎと相手あいてに命中めいちゅうする形かたちになり、簡単かんたんに連続れんぞくコンボがつなげられる。進化しんかしてベルゼブモン ブラストモードになると強力きょうりょくな射撃しゃげき技わざと格闘技かくとうぎを兼かね揃そろえるバランスタイプに変化へんかし、腕うでと一体化いったいかした銃じゅうから電撃でんげき弾だんを放はなつデススリンガー、鋭するどいツメで切きり裂さくダークネスクロウが必殺ひっさつ技わざとなる。デススリンガーは命中めいちゅうした敵てきの動うごきをわずかに止とめることができ、ダークネスクロウは技わざの発生はっせいが速はやく、ダッシュから繰くり出だすと非常ひじょうに長ながい距離きょりを滑すべるように移動いどうする。腕うでの銃じゅうから巨大きょだいなエネルギー弾だんを放はなつカオスフレアが超ちょう必殺ひっさつ技わざで、発射はっしゃ前まえに現あらわれる魔法まほう陣じんは攻撃こうげき判定はんていを持もつほか、近ちかくの敵てきを吸すい寄よせて拘束こうそくする。

ゴクモン（声優せいゆう：山口やまぐち健けん）

本ほん作品さくひんのボスキャラクターで、進化しんか前まえの形態けいたいは存在そんざいしない。強力きょうりょくな近接きんせつ攻撃こうげきの数々かずかずが持もち味あじで、前方ぜんぽうを地獄じごくの業火ごうかで焼やき払はらう蛇へび炎えん煉獄れんごく（ジャエンレンゴク）、腕うでの刃はで敵てきを切きり刻きざみつつ突進とっしんして貫つらぬく髑髏しゃれこうべ乱舞らんぶ（ドクロランブ）が必殺ひっさつ技わざ。どちらの技わざも通常つうじょうの必殺ひっさつ技わざにもかかわらず非常ひじょうに威力いりょくが高たかく、高たかい確かく率りつで敵てきをピヨリ状態じょうたいにできる。燃もえ盛さかる炎ほのおの竜巻たつまきで敵てきを葬ほうむる髑髏しゃれこうべ旋風せんぷう（ドクロセンプウ）が超ちょう必殺ひっさつ技わざで、上うえ方向ほうこうに長ながい攻撃こうげき判定はんていを持もつうえ近ちかくの敵てきを吸すい寄よせる効果こうかがあり、威力いりょくも高たかいため敵てきをピヨリ状態じょうたいにしやすい。通常つうじょう攻撃こうげきが合計ごうけい4ヒットする珍めずらしいデジモン。

ブラックウォーグレイモン（声優せいゆう：檜山ひやま修之のぶゆき）

進化しんか前まえの形態けいたいは存在そんざいしない。アグモンが進化しんかしたウォーグレイモンと似にた技わざを多おおく持もつが、より攻撃こうげき力りょくに優すぐれており、炎ほのおの衝撃波しょうげきはで前方ぜんぽうを薙なぎ払はらうドラモンキラー、竜巻たつまきのように突撃とつげきするブラックトルネードが必殺ひっさつ技わざ。技わざの特徴とくちょうもウォーグレイモンと同様どうよう。巨大きょだいなエネルギー弾だんを敵てきに投なげつけるガイアフォースが超ちょう必殺ひっさつ技わざで、ウォーグレイモンとは異ことなりこちらは地面じめんに接地せっちした状態じょうたいでも発動はつどう可能かのうだが、わずかに弾たまの大おおきさが劣おとる。発生はっせいするバグもウォーグレイモンと同様どうよう。

インペリアルドラモンパラディンモード（声優せいゆう：野田のだ順子じゅんこ&高橋たかはし直純なおずみ）、本宮もとみや大輔だいすけ&一乗寺いちじょうじ賢けん

進化しんか前まえの形態けいたいは存在そんざいしない。ブイモンが進化しんかしたインペリアルドラモン ファイターモードと似にた技わざを多おおく持もち、レーザービームを放はなつポジトロンレーザー、真空しんくう刃ばで敵てきを切きり裂さくスプレンダーブレードが必殺ひっさつ技わざ。技わざの特徴とくちょうもインペリアルドラモン ファイターモードと同様どうよう。怒涛どとうの連続れんぞく攻撃こうげきで敵てきを打うち上あげ、オメガブレードで一刀両断いっとうりょうだんにするオメガソードが超ちょう必殺ひっさつ技わざ。

オメガモン（声優せいゆう：坂本さかもと千夏ちなつ&山口やまぐち眞弓まゆみ）、八神やがみ太一たいち&石田いしだヤマト

進化しんか前まえの形態けいたいは存在そんざいしない。強力きょうりょくな射撃しゃげき技わざと近接きんせつ技わざを兼かね揃そろえるオールラウンダータイプで、右腕うわんの砲ほう口こうから冷気れいきの砲弾ほうだんを放はなつガルルキャノン、左腕さわんの大だい剣けんから放はなつ熱ねつ波はで敵てきを切きり裂さくグレイソードが必殺ひっさつ技わざ。グレイソードは発生はっせいする熱ねつ波はのほか、剣けん自体じたいにも攻撃こうげき判定はんていがあるため密着みっちゃくして繰くり出だすと合計ごうけい4ヒットする。炎ほのおと冷気れいきによる地ちを這はう衝撃波しょうげきはを放はなつダブルトレントが超ちょう必殺ひっさつ技わざ。ゴクモンと同様どうよう、通常つうじょう攻撃こうげきが合計ごうけい4ヒットする。オメガモンはデフォルトで『デジモンアドベンチャー』のころの太一たいちとヤマトがパートナーとなるが、選択せんたく画面がめんでボタン入力にゅうりょくにより『デジモンアドベンチャー02』のころの太一たいちとヤマトになる。なお、他たの映像えいぞう作品さくひんなどで見みられるオメガモンとは異ことなりマントがない。

関連かんれん項目こうもく

• デジタルモンスター
• デジモンテイマーズ

外部がいぶリンク

• 公式こうしきサイト
  • トップページ(リンク切きれ) - ウェイバックマシン（2002年ねん2月がつ20日はつかアーカイブ分ぶん）
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