ピネハス (祭司 )
ピネハスは、
レビ
イスラエルはこうしてペオルのバアルにつきしたがったので、主 はイスラエルにむかって怒 りを発 せられた。そして主 はモーセに言 われた、「民 の首領 をことごとく捕 え、日 のあるうちにその人々 を主 の前 で処刑 しなさい。そうすれば主 の怒 りはイスラエルを離 れるであろう」。モーセはイスラエルのさばきびとたちにむかって言 った、「あなたがたはおのおの、配下 の者 どもでペオルのバアルにつきしたがったものを殺 しなさい」。モーセとイスラエルの人々 の全会 衆 とが会見 の幕屋 の入口 で泣 いていた時 、彼 らの目 の前 で、ひとりのイスラエルびとが、その兄弟 たちの中 に、ひとりのミデアンの女 を連 れてきた。祭司 アロンの子 なるエレアザルの子 ピネハスはこれを見 て、会衆 のうちから立 ち上 がり、やりを手 に執 り、そのイスラエルの人 の後 を追 って、奥 の間 に入 り、そのイスラエルの人 を突 き、またその女 の腹 を突 き通 して、ふたりを殺 した。こうして疫病 がイスラエルの人々 に及 ぶのがやんだ。しかし、その疫病 で死 んだ者 は二 万 四 千 人 であった。主 はモーセに言 われた、「祭司 アロンの子 なるエレアザルの子 ピネハスは自分 のことのように、わたしの憤激 をイスラエルの人々 のうちに表 わし、わたしの怒 りをそのうちから取 り去 ったので、わたしは憤激 して、イスラエルの人々 を滅 ぼすことをしなかった。このゆえにあなたは言 いなさい、『わたしは平和 の契約 を彼 に授 ける。これは彼 とその後 の子孫 に永遠 の祭司 職 の契約 となるであろう。彼 はその神 のために熱心 であって、イスラエルの人々 のために罪 のあがないをしたからである』と」。 —民 数 記 25章 3節 から13節 (口語 訳 )
やがて、イスラエル