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ピュトー工廠こうしょう

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

ピュトー工廠こうしょう (ピュトーこうしょう, フランス語ふらんすご: Atelier de construction de Puteaux, 略称りゃくしょう APX) は、フランス首都しゅとパリ西側にしがわ郊外こうがい相当そうとうするイル=ド=フランス地域ちいきけんオー=ド=セーヌけんピュトーにかつて存在そんざいしたフランスぐん工廠こうしょう/造兵ぞうへいしょう軍需ぐんじゅひん兵器へいき工場こうじょう)である[1]

1860年代ねんだい設立せつりつされフランスぐんけや輸出ゆしゅつようしょう火器かき火砲かほう戦車せんしゃほう弾薬だんやくなどを生産せいさんしており、だい世界せかい大戦たいせんのち工廠こうしょう造兵ぞうへいしょうともDEFA再編さいへん統合とうごうされた。

歴史れきし

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ピュトー工廠こうしょうは1866ねん設立せつりつされ、シャスポーじゅうグラースじゅうなどの陸軍りくぐん小銃しょうじゅうM1897 75mm野砲やほうのような大砲たいほう生産せいさんおこなった。また、工廠こうしょうではフランスぐんけの火器かき構成こうせいひん弾薬だんやくなどの開発かいはつおこなわれていた[2]

日本にっぽんぐん導入どうにゅうされたM1916 37mm歩兵ほへいほうは、日本にっぽんでは生産せいさん工廠こうしょうをとって"ピュトーほう"あるいは"プトーほう"とばれていたことがある。また、このほうをピュトー工廠こうしょう車載しゃさいしき戦車せんしゃほう)に改良かいりょうしたピュトーSA18だいいち世界せかい大戦たいせんからだい世界せかい大戦たいせん開戦かいせんごろのフランスぐんけい戦車せんしゃおおくに搭載とうさいされていた。

1930年代ねんだいには戦車せんしゃよう回転かいてん砲塔ほうとうとして、APX砲塔ほうとうばれる小型こがた砲塔ほうとう開発かいはつした。APX砲塔ほうとうはモデルによってことなる主砲しゅほう搭載とうさいし、だい世界せかい大戦たいせん開戦かいせんごろのフランスぐん戦車せんしゃ一部いちぶそう装甲車そうこうしゃにも搭載とうさいされ、ひろ使用しようされた。

戦後せんごDEFA統合とうごうされたのちもピュトー工廠こうしょう操業そうぎょうしていたが、1960年代ねんだいリュエイユ=マルメゾン工場こうじょう機能きのう移転いてんされ、やく20ねんの1983ねんになってピュトー工廠こうしょうきゅう工場こうじょう施設しせつこわされた。

おも開発かいはつ製品せいひん

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画像がぞう

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脚注きゃくちゅう出典しゅってん

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  1. ^ a b Atelier de construction de Puteaux. Hauts-de-Seine” (フランス語ふらんすご). data.bnf.fr. data.bnf.fr. 2 Feb 2020閲覧えつらん
  2. ^ Saint-Ouen-la-Rouërie” (フランス語ふらんすご). histoirealasource. histoirealasource. 2 Feb 2020閲覧えつらん
  3. ^ The military square of Puteaux” (フランス語ふらんすご). Souvenir Francais 92. Souvenir Francais 92. 2 Feb 2020閲覧えつらん
  4. ^ AMX 38” (ロシア). yuripasholok.livejourna. yuripasholok.livejourna. 1 Feb 2020閲覧えつらん

関連かんれん項目こうもく

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