(Translated by https://www.hiragana.jp/)
ベイビーフェイス (ミュージシャン) - Wikipedia コンテンツにスキップ

ベイビーフェイス (ミュージシャン)

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
ベイビーフェイス
2013ねん5がつ撮影さつえい
基本きほん情報じょうほう
出生しゅっしょうめい ケネス・ブライアン・エドモンズ
生誕せいたん (1958-04-10) 1958ねん4がつ10日とおか(66さい[1]
出身しゅっしん アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくインディアナしゅうインディアナポリス
ジャンル
職業しょくぎょう
担当たんとう楽器がっき
活動かつどう期間きかん 1974ねん -
レーベル
共同きょうどう作業さぎょうしゃ
公式こうしきサイト Babyface - Official Site
Edmonds performing in 2009

ケネス・ブライアン・エドモンズ (Kenneth Brian Edmonds1958ねん[1]4がつ10日とおか - ) は、ベイビーフェイスBabyface)のられるアメリカシンガーソングライター音楽おんがくプロデューサーである。インディアナしゅうインディアナポリス出身しゅっしん

身長しんちょう175cm[3]

来歴らいれき[編集へんしゅう]

1970年代ねんだいから1980年代ねんだいなかばにかけては、マンチャイルドディールなどのバンド・メンバーとして活動かつどうしていた。ディールにおいては自身じしんのボーカルによるヒットきょくんでいる。

ディールで活動かつどうともにしたアントニオ "L.A." リード(げんIsland/Def Jam Music Group会長かいちょう)と共同きょうどう音楽おんがくプロデューサーとして1980年代ねんだい中盤ちゅうばんから活動かつどう開始かいし(1989ねんにはリードとラフェイス・レコードを共同きょうどう設立せつりつしている)、ウィスパーズ「Rock Steady」(1987ねん)、ペブルス「ガールフレンド」(1987ねん)などのヒットきょく頭角とうかくあらわし、そのボビー・ブラウンジョニー・ギルキャリン・ホワイトホイットニー・ヒューストンTLCトニ・ブラクストンセリーヌ・ディオンマライア・キャリーエリック・クラプトンマドンナジェイ・Z、フォクシー・ブラウンなどの楽曲がっきょくのプロデュースでヒットきょく連発れんぱつした。

とくに、トニ・ブラクストンの紹介しょうかいねた映画えいがブーメラン』のサウンドトラック(1992ねん)から誕生たんじょうしたボーイズIIメン「End of the Road」はビルボードシングルチャートで連続れんぞく13しゅう、「I'll Make Love to You」(1994ねん)は連続れんぞく14しゅう連続れんぞく1記録きろくするメガヒットとなり、グラミーしょうにおいては、作曲さっきょく・プロデューサーとして、ベストR&Bソング、ベストプロデューサー、レコード・オブ・ザ・イヤーなどを幾度いくど受賞じゅしょうするなど、プロデューサーの地位ちい不動ふどうのものとした。

ベイビーフェイス自身じしんも、1980年代ねんだい後半こうはんからソロ・シンガーとして活動かつどうしている。おもに、シンガーとしてのほかに、ピアノ、キーボード、ギター全般ぜんぱん、プログラミングを一人ひとりでこなし、作詞さくし作曲さっきょく編曲へんきょく、プロデュースも一人ひとりでこなすマルチプレイヤーである。きょくによってはともさくおおおこなう。

芸名げいめいは、ディール時代じだいブーツィー・コリンズから「童顔どうがん」(Babyface)とばれたことに由来ゆらいする。

1994ねん放送ほうそうされた『ビバリーヒルズ青春せいしゅん白書はくしょ』の最終さいしゅうかいでゲスト出演しゅつえん本人ほんにんやく)したことがある。

つまトレーシーとは、ともにレーベル設立せつりつ映画えいが製作せいさくおこなってきたが、2005ねん10月に離婚りこん。13年間ねんかん結婚けっこん生活せいかつであった。

ベイビーフェイスの兄弟きょうだい2人ふたりは、L.A.リードの従兄弟いとこともアフター7として活動かつどうしていた。そのうちのひとりであるケヴォン・エドモンズは、アフター7解散かいさんはソロ・シンガーとして活動かつどうしている。それらの活動かつどうのいずれにもベイビーフェイスが楽曲がっきょく提供ていきょうやプロデュースで関与かんよ

作風さくふう[編集へんしゅう]

1980年代ねんだいから1990年代ねんだい初頭しょとうにかけては、活動かつどうともにしていたL.A.リード(かれはディールにおいてはドラマーであった)の影響えいきょうもあり、リズムとビートを強調きょうちょうしたダンスナンバーか、コンテンポラリーしょくつよ都会とかいてきなラブバラードが中心ちゅうしんだったが、1990年代ねんだい中頃なかごろにL.A.リードとのコンビ活動かつどう解消かいしょうすると、1993ねん自演じえんきょく「When Can I See You」や、1996ねんエリック・クラプトンたいするプロデュースきょくチェンジ・ザ・ワールド」に代表だいひょうされるような、アコースティックでフォーキーなミディアム/スロー中心ちゅうしんというスタイルにかたむいていった。それでもプロデュースで提供ていきょうするきょくは、現在げんざいいたるまでも幅広はばひろく、アップからミディアム、スロージャムまで幅広はばひろくこなす。

マドンナ最大さいだいのヒットきょくテイク・ア・バウ」ではひがしアジア・テイスト、クリセット・ミッシェルの「Best of Me」ではボサノヴァ・テイストと、R&Bのカテゴリーにおさまらない曲調きょくちょうでも才能さいのう発揮はっきしている。

自身じしんのパフォーマンスする楽曲がっきょくかんしては、スロージャムの割合わりあいおおい。近年きんねん自身じしんのシンガーとしての活動かつどう重点じゅうてんをおいている。

評価ひょうか[編集へんしゅう]

音楽おんがく評論ひょうろん松尾まつおきよしは、1980年代ねんだい後半こうはんのラフェイスのきらめきにかんして、1960年代ねんだいホランド=ドジャー=ホランド、1970年代ねんだいギャンブル&ハフすべききわまりをせていたと断言だんげんできるとひょうしている。

ディスコグラフィ[編集へんしゅう]

スタジオ・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『ラヴァーズ』 - Lovers (1986ねん)
  • 『テンダー・ラヴァー』 - Tender Lover (1989ねん)
  • 『フォー・ザ・クール・イン・ユー』 - For the Cool in You (1993ねん)
  • 『ザ・デイ』 - The Day (1996ねん)
  • 『クリスマス・ウィズ・ベイビーフェイス』 - Christmas with Babyface (1998ねん)
  • 『face 2 face』 - Face2Face (2001ねん)
  • 『グロウン・アンド・セクシー』 - Grown & Sexy (2005ねん)
  • 『プレイリスト』 - Playlist (2007ねん)
  • 『リターン・オブ・ザ・テンダー・ラヴァー』 - Return of the Tender Lover (2015ねん)
  • 『ガールズ・ナイト・アウト』 - Girls Night Out (2022ねん)

ライブ・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『アンプラグド』 - MTV Unplugged NYC 1997 (1997ねん)

リミックス・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『クローサー・ルック〜ベスト』 - A Closer Look (1991ねん)
  • The Other Side of Cool (2005ねん)

コンピレーション・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『ジュエルズ〜ベイビーフェイス・ベスト・ワークス・オン・ソーラー』 - Jewels - Babyface's Best Works On Solar (1989ねん)
  • 『グレイテスト・ヒッツ』 - A Collection of His Greatest Hits (2000ねん)
  • 『ラヴ・ソングス』 - Love Songs (2001ねん)
  • 『エッセンシャル・ベイビーフェイス』 - The Essential Babyface (2003ねん)
  • 『プレイリスト:ヴェリー・ベスト・オブ・ベイビーフェイス』 - Playlist: The Very Best Of Jermaine Jackson (2012ねん)

コラボレーション・アルバム[編集へんしゅう]

  • 『マンチャイルド/フィーチャリング・ベイビーフェイス』 - Power and Love (1977ねん) ※with マンチャイルド
  • Feel the Phuff (1978ねん) ※with マンチャイルド
  • Street Beat (1983ねん) ※with ディール
  • 『マテリアル・サングズ』 - Material Thangz (1985ねん) ※with ディール
  • 『アイズ・オブ・ア・ストレンジャー』 - Eyes of a Stranger (1987ねん) ※with ディール
  • 恋愛れんあい結婚けっこん離婚りこん』 - Love, Marriage & Divorce (2014ねん) ※with トニ・ブラクストン

日本にっぽん公演こうえん[編集へんしゅう]

12月7にち 北海道ほっかいどう厚生こうせい年金ねんきん会館かいかん10日とおか 東京とうきょうベイN.K.ホール、12にち 神戸こうべ国際こくさい会館かいかん、13にち 愛知あいち厚生あつお年金ねんきん会館かいかん
10月22にち,23にち グランキューブ大阪おおさか、25にち SHIBUYA-AX、26にち 日本武道館にほんぶどうかん、27にち Zepp Tokyo、29にち 東京とうきょう国際こくさいフォーラムホールA、30にち 名古屋なごやセンチュリーホール、31にち,11月2にち Zepp Fukuoka
10月15にち,16にち,18にち,19にち,20日はつか Billboard Live TOKYO

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ a b 吉岡よしおか正晴まさはる (2001ねん10がつ2にち). “ベイビーフェイスをはぐくんだもの~ベイビーフェイス、20ねん軌跡きせき~|BARKS”. 2019ねん4がつ27にち閲覧えつらん
  2. ^ a b c d Huey, Steve. Babyface | Biography & History - オールミュージック. 2021ねん6がつ11にち閲覧えつらん
  3. ^ Kenneth 'Babyface' Edmonds | Music Department, Composer, Actor” (英語えいご). IMDb. 2024ねん3がつ1にち閲覧えつらん

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

  • 松尾まつおきよし松尾まつおきよしのメロウなぶし』(2015ねん、SPACE SHOWER BOOKS)

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]