ベック・ボガート & アピス (アルバム)

『ベック・ボガート & アピス』
ベック・ボガート & アピス の スタジオ・アルバム
リリース	1973年ねん2月がつ
録音ろくおん	1972年ねん11月
ジャンル	ハードロック
時間じかん	36分ふん57秒びょう
レーベル	エピック・レコード
プロデュース	ドン・ニックス
専門せんもん評論ひょうろん家かによるレビュー
Allmusic link
チャート最高さいこう順位じゅんい
12位い（アメリカ） 22位い（日本にっぽん） 28位い（イギリス）
ベック・ボガート & アピス アルバム 年表ねんぴょう
ベック・ボガート & アピス (1973年ねん) ベック・ボガート & アピス・ライヴ・イン・ジャパン (1973年ねん)

ベック・ボガート & アピス (Beck, Bogert & Appice)は、1973年ねんに発表はっぴょうされたベック・ボガート & アピス（BBA）のデビュー・アルバム。ジェフ・ベック（ギター）、ティム・ボガート（ベース）、カーマイン・アピス（ドラムス）が結成けっせいした同どうトリオの唯一ゆいいつの公式こうしきオリジナル・アルバムである。

解説かいせつ

BBAはザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスやクリームの流ながれを継つぐスーパー・トリオだった。力強ちからづよい音おとを出だすボガートとアピスのリズム隊たいとベックの対決たいけつのような構図こうずも彼等かれらの特徴とくちょうだった。

本ほん作さくはベックにとっては『ジェフ・ベック・グループ』（1972年ねん）、ボガートとアピスにとってはカクタスの『汗あせと熱気ねっき』（1972年ねん）に続つづくアルバムに相当そうとうする。収録しゅうろく曲きょく9曲きょくのうちオリジナルは4曲きょくで、カクタスのピーター・フレンチが2曲きょく、同おなじくカクタスのデュアン・ヒッチングスが1曲きょくの共きょう作者さくしゃに名なを連つらねている。「黒くろ猫ねこの叫さけび」と「スウィート・スウィート・サレンダー」は本ほん作さくのプロデューサーであるドン・ニックス、「迷信めいしん」はスティーヴィー・ワンダー、「ホワイ・シュッド・アイ・ケアー」はレイ・ケネディ、「アイム・ソー・プラウド」はカーティス・メイフィールドの楽曲がっきょくである。

スリー・ドッグ・ナイトのダニー・ハットンとジム・グリーンスプーン、ヒッチングスがゲスト参加さんかした。

ポップな「迷信めいしん」や「アイム・ソー・プラウド」などにも支ささえられ、売うり上あげは悪わるくなかった。力強ちからづよいステージ・パフォーマンスもあってツアーも好評こうひょうだった。

収録しゅうろく曲きょく

1. 黒くろ猫ねこの叫さけび - Black Cat Moan (Nix)
2. レディー - Lady (Appice, Beck, Bogert, French, Hitchings)
3. オー・トゥー・ラヴ・ユー - Oh To Love You (Appice, Beck, Bogert)
4. 迷信めいしん - Superstition (Wonder)
5. スウィート・スウィート・サレンダー - Sweet Sweet Surrender (Nix)
6. ホワイ・シュッド・アイ・ケアー - Why Should I Care (Kennedy)
7. 君きみに首くびったけ - Lose Myself With You (Appice, Beck, Bogert, French)
8. リヴィン・アローン - Livin' Alone (Appice, Beck, Bogert)
9. アイム・ソー・プラウド - I'm So Proud (Mayfield)

参加さんかミュージシャン

• ジェフ・ベック - ギター、ボーカル
• ティム・ボガート - ベース、ボーカル
• カーマイン・アピス - ドラムス、ボーカル
• デュアン・ヒッチングス - ピアノ、メロトロン (M3)
• ジム・グリーンスプーン - ピアノ (M5)
• ダニー・ハットン - バッキング・ボーカル (M5)

外部がいぶリンク

• Beck, Bogert & Appice - Discogs (発売はつばい一覧いちらん)