ボーデンフェルデ

紋章もんしょう	地図ちず （郡ぐんの位置いち）
基本きほん情報じょうほう
連邦れんぽう州しゅう:	ニーダーザクセン州しゅう
郡ぐん:	ノルトハイム郡ぐん
緯度いど経度けいど:	北緯ほくい51度ど38分ふん27秒びょう 東経とうけい09度ど33分ふん21秒びょう
標高ひょうこう:	海抜かいばつ 118 m
面積めんせき:	19.77 km2
人口じんこう:	3,002人にん（2021年ねん12月31日にち現在げんざい）
人口じんこう密度みつど:	152 人にん/km2
郵便ゆうびん番号ばんごう:	37194
市外しがい局番きょくばん:	05572
ナンバープレート:	NOM, EIN, GAN
自治体じちたいコード:	03 1 55 002
行政ぎょうせい庁舎ちょうしゃの住所じゅうしょ:	Amelither Straße 23 37194 Bodenfelde
ウェブサイト:	www.bodenfelde.de
首長しゅちょう:	ゲラルト・ヴーハープフェニヒ (Gerald Wucherpfennig)
郡ぐん内ないの位置いち
地図ちず

ボーデンフェルデ (ドイツ語ご: Bodenfelde) は、ドイツ連邦れんぽう共和きょうわ国こくニーダーザクセン州しゅうノルトハイム郡ぐんに属ぞくすフレッケン（古ふるくから市場いちば開催かいさい権けんなど一定いっていの自治じち権けんを認みとめられた町まち、以下いか、本ほん項こうでは便宜上べんぎじょう「町まち」と記述きじゅつする）である。州しゅうで知しられた保養ほよう地ちで、約やく 20 km² に 3,002 人にんが住すんでいる。

地理ちり

ライハーバッハ川がわのヴェーザー川かわへの合流ごうりゅう部ぶ

フレッケン・ボーデンフェルデの中心ちゅうしん街がいはヴェーザー川がわ上うえ流域りゅういきのゾリング＝フォーグラー自然しぜん公園こうえんの南端なんたんに位置いちしている。この町まちは北きたの中なか低てい山地さんちゾリングと南みなみのラインハルトの森もりとの間あいだに位置いちし、ヴェーザー川がわの蛇行だこう部ぶの北東ほくとうに直接ちょくせつ面めんしている。町まちを南北なんぼく方向ほうこうに流ながれてきたライハーバッハ川かわがこの町まちでヴェーザー川がわに合流ごうりゅうする。

ボーデンフェルデは海抜かいばつ 105 m から 145 m までの間あいだ、ヴェーザーベルクラントの森もりの豊ゆたかな山地さんちに位置いちしている。西にしにカールベルク（海抜かいばつ 224.7 m）、南東なんとうにフェルトベルク（海抜かいばつ 217.4 m）の向むこうの北きたヘッセンのリッポルツベルクの近郊きんこうにキッフィング連山れんざんがある。ボーデンフェルデの近ちかくにある最もっとも高たかい山やまは、町まちの北東ほくとうにあるカルテヴァルテ（海抜かいばつ 340.7 m）と北きたにあるヒルマースベルク（361.8 m）である。

自治体じちたいの構成こうせい

• ボーデンフェルデ（中心ちゅうしん街がい）

ボーデンフェルデの北きたに位置いちするゾリングのライハーバッハ川かわ沿ぞいに以下いかの地区ちくがある。

• ニーノーファー
• ポーリアー
• アメリート

ボーデンフェルデの西にしに位置いちするヴェーザー川かわ沿ぞいに以下いかの地区ちくがある。

• ヴァームベック

歴史れきし

ボーデンフェルデの詳細しょうさいに日付ひづけが判明はんめいしている最初さいしょの記述きじゅつは、833年ねん6月8日にちのルートヴィヒ敬虔けいけん帝みかどの文書ぶんしょにある。この文書ぶんしょでは、Budinisvelt という名前なまえで記述きじゅつされている。コルヴァイ修道院しゅうどういんの記録きろく集しゅう Traditiones Corbeienses には3回かいの記述きじゅつがある。822年ねん頃ころから826年ねん頃ころまでで詳細しょうさいな日付ひづけは解わからない。15世紀せいきの写本しゃほんだけが保存ほぞんされている。1437年ねんにこの町まちに都市とし権けんと市場いちば開催かいさい権けんが与あたえられた。

ボーデンフェルデ近郊きんこうの塩井しおいに関かんして最初さいしょの記述きじゅつがなされ、コルヴァイ修道院しゅうどういんに権利けんりが譲渡じょうとされた。この塩しお泉いずみは中世ちゅうせい初はじめから1680年ねんまで製塩せいえん業ぎょうに用もちいられた。1770年ねんにガラス工場こうじょうが設立せつりつされた。町まちの収益しゅうえき構造こうぞうは、長ながい間あいだ農業のうぎょうの他ほかに製塩せいえん業ぎょうに拠よっており、ヴェーザー川がわの水運すいうんも一定いっていの役割やくわりを演えんじた。三さん十じゅう年ねん戦争せんそうで製塩せいえん所しょは破壊はかいされた。

ダッセル伯はくの時代じだい、ボーデンフェルデは南西なんせいをヴェーザー川上かわかみ流域りゅういきに面めんした境界きょうかいの町まちであった。伯はくはここに税関ぜいかんを設もうけた。1270年ねんにボーデンフェルデはヴァームベック集落しゅうらくとともにブラウンシュヴァイク＝ヴォルフェンビュッテル侯ほう領りょうに売却ばいきゃくされた。

第だい二に次じ世界せかい大戦たいせんでボーデンフェルデは広範囲こうはんいな破壊はかいを免まぬかれた。この時代じだい、1896年ねんに設もうけられ、後のちにボーデンフェルデ炭焼すみやき工場こうじょうと称しょうすることになる炭焼すみやき場じょうで強制きょうせい労働ろうどうに就つかされた。この工場こうじょうではタイヤを製造せいぞうするためのカーボンを生産せいさんしていた。1944年ねんには、人口じんこう 2,072 人にんに対たいして約やく 350 人にんが炭焼すみやき場じょうの強制きょうせい労働ろうどう従事じゅうじ者しゃであった。これは、オストアルバイター、オランダ人じん、イタリア人じん、フランス人じんで構成こうせいされていた。

1974年ねん3月1日にちにヴァームベック、ニーノーファー（ニーノーファー、アメリート、ポリアーの集落しゅうらくを含ふくむ）、ボーデンフェルデが合併がっぺいして、フレッケン・ボーデンフェルデとなった。

事件じけん

2007年ねんから2008年ねんにボーデンフェルデの「黒くろい未亡人みぼうじん」事件じけんが注目ちゅうもくを集あつめた。売春ばいしゅん業者ぎょうしゃの女おんな（1939年ねん生うまれ）が1994年ねんから2000年ねんまでの間あいだに4回かい、交際こうさい相手あいてを募集ぼしゅうする広告こうこくを介かいして知しり合あった男性だんせいと結婚けっこんし、鎮静ちんせい剤ざいで抵抗ていこう力りょくを奪うばった上うえ、14歳さい年下とししたの共犯きょうはん者しゃの男おとこに結婚けっこん相手あいてを窒息ちっそく死しさせて、財産ざいさんを手てに入いれていた。4件けんの殺人さつじんは特別とくべつ凶悪きょうあく犯罪はんざいと認定にんていされ、女おんなは無期むき刑けいを宣告せんこくされた。共犯きょうはんの男おとこは2007年ねん8月がつ27日にちに自分じぶんの行為こういを自白じはくした。彼かれは、主犯しゅはんの女おんなに精神せいしん的てきに支配しはいされていたと見みなされ、3件けんの殺人さつじんに対たいしてわずか12年ねんの自由じゆう刑けいがい渡いわたされた。

2010年ねん11月21日にち、この町まちの森もりで13歳さいの少年しょうねんと14歳さいの少女しょうじょの死体したいが発見はっけんされた。2日にち後ごにウスラー在住ざいじゅうの26歳さいの男おとこが逮捕たいほされ、2人ふたりを殺害さつがいしたことを供述きょうじゅつした。

行政ぎょうせい

姉妹しまい自治体じちたい

• シュピタール・アム・ピールン（オーストリア、オーバーエスターライヒ州しゅう）1977年ねん

紋章もんしょう

ボーデンフェルデの紋章もんしょうには、ダッセル伯はく統治とうち下かの時代じだいを記憶きおくに留とめている。伯はくの紋章もんしょうは（左右さゆう両側りょうがわで合あわせて）8つに枝分えだわかれしたシカの角かくであるが、ボーデンフェルデの紋章もんしょうには（1本ほんで）4つに枝分えだわかれしたシカの角かくが描えがかれている。

文化ぶんかと見所みどころ

5年ねんから6年ねんごとにボーデンフェルデでは歴史れきし的てきな祭まつりであるシュッテンホフが開催かいさいされる。11月の第だい2週しゅうには毎年まいとし、教会きょうかい開基かいき祭さいが行おこなわれる。

経済けいざいと社会しゃかい資本しほん

交通こうつう

ボーデンフェルデはゾリング鉄道てつどうによってオットベルゲンおよびノルトハイムと、オーバーヴェーザー鉄道てつどうによってゲッティンゲンと結むすばれている。この町まちに鉄道てつどうが通とおったのは1878年ねんであった。

学校がっこう

• ハインリヒ・ロート総合そうごう学校がっこう

参考さんこう文献ぶんけん

• Detlev Herbst: Jüdisches Leben im Solling – Der Synagogenverband Bodenfelde-Uslar-Lippoldsberg und die Synagogengemeinschaft Lauenförde. Uslar 1997
• Lutz Hoffmann u. a.: Zwischen Feld und Fabrik: Arbeiteralltag auf dem Dorf von der Jahrhundertwende bis heute; die Sozialgeschichte des Chemiewerkes Bodenfelde 1896 bis 1986. Verlag Die Werkstatt, Göttingen 1986. ISBN 3-923478-23-2
• Walter Junge: Chronik des Fleckens Bodenfelde – Von den Anfängen bis zur Gegenwart. Bodenfelde 1983
• Walter Junge, Thomas Thiele: Flecken Bodenfelde mit seinen Ortschaften Bodenfelde, Nienhover und Wahmbeck – Vorgestern, gestern und heute. Geiger, Horb am Neckar 1987. ISBN 3-89264-164-1
• Balzer Rock: Die Ortsgeschichte von Bodenfelde. Buchdruckerei Klapproth, Uslar 1940

外部がいぶリンク

• ボーデンフェルデのインターネットサイト
• シュッテンホフ実行じっこう委員いいん会かい