マイク・シュルツ

マイク・シュルツ
*Mike Schultz*
	広島ひろしま時代じだい（2009年ねん9月がつ19日にち、阪神はんしん甲子園こうしえん球場きゅうじょう）
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく
出身しゅっしん地ち	カリフォルニア州しゅうロサンゼルス市しヴァンナイズ
生年月日せいねんがっぴ	1979年ねん11月28日にち（44歳さい）
身長しんちょう; 体重たいじゅう	201 cm; 100 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	右みぎ投とう右みぎ打だ
ポジション	投手とうしゅ
プロ入いり	2000年ねん MLBアマチュアドラフト2巡じゅん目め
初はつ出場しゅつじょう	MLB / 2007年ねん4月がつ20日はつか; NPB / 2008年ねん5月がつ21日にち
最終さいしゅう出場しゅつじょう	NPB / 2013年ねん4月がつ29日にち
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
	ロヨラ・メリーマウント大学だいがく; アリゾナ・ダイヤモンドバックス (2007); 広島東洋ひろしまとうようカープ (2008 - 2011); オリックス・バファローズ (2013);
	この表ひょうについて

マイケル・アラン・シュルツ（Michael Alan "Mike" Schultz, 1979年ねん 11月28日にち - ）は、広島ひろしま、オリックスなどでプレーしていた元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（投手とうしゅ）。

経歴けいれき

ダイヤモンドバックス時代じだい

2000年ねんにドラフト2巡じゅん目め（全体ぜんたい69番目ばんめ）でダイヤモンドバックスに入団にゅうだん。ダイヤモンドバックス傘下さんかのマイナーリーグに所属しょぞくした。

2001年ねん、2002年ねんと2年ねん連続れんぞくで右肩みぎかたを手術しゅじゅつするなど故障こしょうに悩なやまされたが、その後ご回復かいふく^[1]。

2004年ねん7月がつ16日にち、ランチョクカモンガ戦せんの7回かい表ひょうに1イニング5奪だつ三振さんしんを記録きろくしている。先頭せんとう打者だしゃデヴィッド・ゲイツを三振さんしんで1アウト。次つぎの打者だしゃも三振さんしんしたものの、暴投ぼうとうによる振ふり逃にげで出塁しゅつるい。その後ごヒット、野選やせんなどで3人にんが出塁しゅつるいし、続つづく打者だしゃを三振さんしんで2アウト。ヒットをはさみ、次つぎの打者だしゃを三振さんしんに打うち取とったものの再ふたたび振ふり逃にげで出塁しゅつるい。ヒットをはさみ、10人にん目めの打者だしゃゲイツからイニング2個こ目めの三振さんしんをとり3アウト。マイナーでは過去かこに少すくなくとも3回かい記録きろくされていた。なお試合しあいは4-19で大敗たいはいした。

2005年ねんには2Aで63試合しあいに登板とうばん。

2006年ねんには3Aツーソンで48試合しあいに登板とうばん。

2007年ねん4月がつ20日はつかにメジャー初はつ登板とうばんを果はたし、1イニングを無む失点しってんに抑おさえた。メジャー登板とうばんはこの1試合しあいのみ^[1]。3Aでは55試合しあいに登板とうばんし、4勝しょう5敗はい4セーブ、防御ぼうぎょ率りつ3.92という成績せいせきを残のこした。同年どうねんオフ、広島東洋ひろしまとうようカープと契約けいやく。

広島ひろしま時代じだい

2008年ねんキャンプでの右肩みぎかた痛つうで開幕かいまくは出遅でおくれたが^[2]、シーズン途中とちゅうの交流こうりゅう戦せんから一軍いちぐん昇格しょうかく。150キロをコンスタントに越こえる角度かくどのあるストレートを武器ぶきに、抑おさえの永川えいかわ勝浩かつひろに繋つなぐセットアッパーとして活躍かつやくした。このシーズンは55試合しあいに登板とうばんし、18ホールド、防御ぼうぎょ率りつ3.23を記録きろくした。

2009年ねんは、球団きゅうだん記録きろくにわずかに1試合しあい届とどかなかったものの、22試合しあい連続れんぞく無む失点しってんを記録きろく。6月5日にちのソフトバンク戦せんでは1球きゅうセーブを記録きろく。シーズン中盤ちゅうばんには少すこし調子ちょうしを落おとしたが、年間ねんかんを通つうじて安定あんてい感かんのあるピッチングで広島ひろしまの勝利しょうりの方程式ほうていしきの一角いっかくを担にない、最終さいしゅう的てきにはセ・リーグ2位いとなる73試合しあいに登板とうばんし、5勝しょう3敗はい、セ・リーグ1位いの35ホールド、防御ぼうぎょ率りつ2.28という成績せいせきを残のこした。

2010年ねんは、当初とうしょは抑おさえに回まわり活躍かつやくしたが、腰痛ようつうのため5月がつに米国べいこくへ一時いちじ帰国きこく。その結果けっか、腰椎ようつい椎間板ついかんばんヘルニアと診断しんだんされ、6月がつに手術しゅじゅつを受うけた。以降いこうのシーズンを棒ぼうに振ふり、1敗はい7セーブに留とどまった。

2011年ねんは19試合しあいの登板とうばんにとどまり、12月2日にちに自由じゆう契約けいやく公示こうじされた。

ナショナルズ時代じだい

2012年ねん3月2日にちにワシントン・ナショナルズとマイナー契約けいやくを結むすぶが、7月がつに放出ほうしゅつされた。

オリックス時代じだい

2013年ねんはオリックス・バファローズの春季しゅんきキャンプにテスト生せいとして参加さんかし、チーム内ないの練習れんしゅう試合しあい2試合しあいに登板とうばんして2回かい被ひ安打あんだ0と好投こうとうした。2月22日にちに球団きゅうだんからテストに合格ごうかくしたことが発表はっぴょうされた^[3]。しかしシーズン中ちゅうの7月がつ29日にちに戦力せんりょく外がい通告つうこくを受うけ^[4]、8月がつ5日にちに同僚どうりょうのスティーブ・ハモンドとともに自由じゆう契約けいやく公示こうじされた^[5]。

プレースタイル

2メートルを超こす長身ちょうしんからナチュラルに動うごく最速さいそく156km/hの速球そっきゅうに縦横じゅうおうのスライダー、チェンジアップなどを交まじえて奪だつ三振さんしんの山やまを築きずく。走者そうしゃを背負せおっての闘争とうそう心しんのある投球とうきゅうに自信じしんがあり、自分じぶんは中継なかつぎ向むきの選手せんしゅだと述のべている^[1]。

来日らいにち当初とうしょはクイックに課題かだいがあり、2008年ねんは走者そうしゃがいても脚あしを高たかく上あげていたため簡単かんたんに盗塁とうるいを許ゆるしていたが、2009年ねんからはモーションこそ大おおきいものの摺すり足あしに近ちかいフォームに改良かいりょうし、走者そうしゃを簡単かんたんにスタートさせないようになった。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ投手とうしゅ成績せいせき

年とし度ど	球たま団だん	登とう板いた	勝かち利り	敗はい戦せん	セ丨ブ	ホ丨ルド	勝かち率りつ	打だ者もの	投とう球たま回かい	被ひ安やす打だ	被ひ本ほん塁るい打だ	与あずか四よん球たま	敬けい遠とお	与あずか死し球たま	奪だつ三さん振ふ	暴投とう	失しつ点てん	自じ責せめ点てん	防ぼう御お率りつ	W H I P
2007	ARI	1	0	0	0	0	----	3	1.0	1	0	0	0	0	1	0	0	0	0.00	1.00
2008	広島ひろしま	55	3	4	0	18	.429	222	53.0	47	1	20	2	0	43	2	20	19	3.23	1.26
2009		73	5	3	1	35	.625	298	75.0	57	0	22	0	0	72	2	19	19	2.28	1.05
2010		11	0	1	7	1	.000	43	10.1	10	0	2	0	0	8	1	5	4	3.48	1.16
2011		19	0	0	0	9	----	82	17.0	22	1	11	0	1	7	1	7	2	1.06	1.94
2013	オリックス	1	0	0	0	0	----	3	1.0	0	0	0	0	0	1	0	0	0	0.00	0.00
MLB：1年ねん		1	0	0	0	0	----	3	1.0	1	0	0	0	0	1	0	0	0	0.00	1.00
NPB：5年ねん		159	8	8	8	63	.500	648	156.1	136	2	55	2	1	131	6	51	44	2.53	1.22

2013年度ねんどシーズン終了しゅうりょう時じ
各かく年度ねんどの太字ふとじはリーグ最高さいこう

記録きろく

NPB

初はつ登板とうばん：2008年ねん5月がつ21日にち、対たい福岡ふくおかソフトバンクホークス2回戦かいせん（福岡ふくおかYahoo!JAPANドーム）、7回かい裏うら一死いっしに3番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん、2/3回かい無む失点しってん
初はつ奪だつ三振さんしん：2008年ねん5月がつ23日にち、対たいオリックス・バファローズ1回戦かいせん（京きょうセラドーム大阪おおさか）、7回かい裏うらに濱中はまなか治おさむから空振からぶり三振さんしん
初はつ勝利しょうり：2008年ねん5月がつ25日にち、対たい千葉ちばロッテマリーンズ1回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、8回かい表ひょうに6番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん、1回かい無む失点しってん
初はつホールド:2008年ねん5月がつ29日にち、対たい埼玉さいたま西武せいぶライオンズ2回戦かいせん（広島ひろしま市民しみん球場きゅうじょう）、8回かい表ひょうに2番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん、1回かい無む失点しってん
初はつセーブ：2009年ねん6月がつ5日にち、対たい福岡ふくおかソフトバンクホークス3回戦かいせん（MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島ひろしま）、7回かい表ひょう二死にしに4番手ばんてで救援きゅうえん登板とうばん・完了かんりょう、1/3回かい無む失点しってん（雨天うてんコールド）

背番号せばんごう

70（2008年ねん - 2011年ねん）
42（2013年ねん）

脚注きゃくちゅう

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

^ ^a ^b ^c 日野ひの淳あつし太朗たろう. “羽はばたけ！新しん外国がいこく人じん - マイク・シュルツ投手とうしゅ”. 中国ちゅうごく新聞しんぶん. 2009年ねん9月がつ29日にち閲覧えつらん。
^ 日野ひの淳あつし太朗たろう. “プレーバック'08 - 2.外国がいこく人じん投手とうしゅルイス、黒田くろだの穴あな埋うめる”. 中国ちゅうごく新聞しんぶん. 2009年ねん9月がつ29日にち閲覧えつらん。
^ “【オリックス】201cmテスト生せいシュルツ合格ごうかく”. 日刊にっかんスポーツ. (2013年ねん2月がつ22日にち) 2013年ねん2月がつ22日にち閲覧えつらん。
^ 戦力せんりょく外がい通告つうこくのお知しらせ. オリックス・バファローズオフィシャルサイト 2013年ねん7月がつ29日にち
^ “【5日にちの公示こうじ】シュルツ＆ハモンドが自由じゆう契約けいやくに”. スポニチ. (2013年ねん8月がつ5日にち) 2013年ねん10月がつ21日にち閲覧えつらん。

外部がいぶリンク

個人こじん年度ねんど別べつ成績せいせきマイク・シュルツ - NPB.jp 日本にっぽん野球やきゅう機構きこう
選手せんしゅの通算つうさん成績せいせきと情報じょうほう MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)

[habatake-1] 日野ひの淳あつし太朗たろう. “羽はばたけ！新しん外国がいこく人じん - マイク・シュルツ投手とうしゅ”. 中国ちゅうごく新聞しんぶん. 2009年ねん9月がつ29日にち閲覧えつらん。

[playback08-2] 日野ひの淳あつし太朗たろう. “プレーバック'08 - 2.外国がいこく人じん投手とうしゅルイス、黒田くろだの穴あな埋うめる”. 中国ちゅうごく新聞しんぶん. 2009年ねん9月がつ29日にち閲覧えつらん。

[3] “【オリックス】201cmテスト生せいシュルツ合格ごうかく”. 日刊にっかんスポーツ. (2013年ねん2月がつ22日にち) 2013年ねん2月がつ22日にち閲覧えつらん。

[4] 戦力せんりょく外がい通告つうこくのお知しらせ. オリックス・バファローズオフィシャルサイト 2013年ねん7月がつ29日にち

[5] “【5日にちの公示こうじ】シュルツ＆ハモンドが自由じゆう契約けいやくに”. スポニチ. (2013年ねん8月がつ5日にち) 2013年ねん10月がつ21日にち閲覧えつらん。

[1]

[2]

[3]

[4]

[5]