メノナイト・ブレザレン教会きょうかい

メノナイト・ブレザレン教会きょうかい、（メノナイト・ブレザレンきょうかい、Mennonite Brethren Church）とは、ロシア・メノナイトの中なかから1860年ねんに形成けいせいされた会衆かいしゅう。2020年ねん時点じてんで、20ヶ国かこくに約やく450,000人にんの信仰しんこう者しゃがいる。メノナイトの最大さいだい教派きょうは。

歴史れきし

起源きげんは敬虔けいけん主義しゅぎにある。彼かれらはロシアに共同きょうどう体たいの落おち着つき場所ばしょを見みい出だした。指導しどう者しゃのリバイバリストは悔くい改あらためと個人こじん的てきな救すくい主ぬしとしてイエス・キリストを受うけ入いれることを強調きょうちょうした。

1859年ねんに邪悪じゃあくな者ものと回心かいしんして浸礼しんれいによるバプテスマを受うけていない者ものの聖餐せいさん資格しかくについて議論ぎろんがあった。1860年ねんにモラヴィア兄弟きょうだい団だんの影響えいきょうを受うけ、メノナイト・ブレザレン教会きょうかいが設立せつりつされた。彼かれらはメノナイトが冷つめたく形式けいしき的てきになったと感かんじ、主おもの弟子でしとなること、祈いのり、聖書せいしょの学まなびを求もとめていた。交まじわりを守まもるため戒規がおかれた。

ロシア革命かくめいにより、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこく、カナダ、パラグアイに脱出だっしゅつして行いった。1930年ねん代だい共産きょうさん主義しゅぎ者ものの迫害はくがいによってソビエト連邦れんぽうの共同きょうどう体たいは壊滅かいめつし、僅わずかに残のこった信者しんじゃも中央ちゅうおうアジアに強制きょうせい的てきに移住いじゅうさせられるがスターリン死後しごの宗教しゅうきょうへの統制とうせいの緩和かんわに伴ともない公認こうにんされることになった。

日本にっぽんには日本にっぽんメノナイト ブレザレン教団きょうだんがある。

参考さんこう文献ぶんけん

• Toews, John A. (1975). A History of the Mennonite Brethren Church: Pilgrims and Pioneers. Fresno, California: Board of Christian Literature, General Conference of Mennonite Brethren Churches 
• Smith, C. Henry (1981). Smith's Story of the Mennonites. Newton, Kansas: Faith and Life Press. pp. 277–282. ISBN 0-87303-069-9 
• 『宣教せんきょうハンドブック』共立きょうりつ基督教きりすときょう研究所けんきゅうじょ

外部がいぶリンク

• Mennonite Brethren Churches in Global Anabaptist Mennonite Encyclopedia Online
• The International Community of Mennonite Brethren