ユホ・ハンニネン

ユホ　ハンニネン
ヒュンダイ入いりが決定けっていしたハンニネン
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	フィンランド
生年月日せいねんがっぴ	(1981-07-25) 1981年ねん7月がつ25日にち（42歳さい）
WRCでの経歴けいれき
活動かつどう時期じき	2006年ねん–2011年ねん, 2013年ねん–2015年ねん, 2017年ねん, 2019年ねん, 2023年ねん
所属しょぞくチーム	シュコダ、フォード、ヒュンダイ、トヨタ
出走しゅっそう回数かいすう	56
チャンピオン回数かいすう	0
優勝ゆうしょう回数かいすう	0
表彰台ひょうしょうだい回数かいすう	1
ステージ勝利しょうり数すう	10
通算つうさん獲得かくとくポイント	125
初戦しょせん	2006年ねんラリー・スウェーデン

ユホ・ハンニネン（Juho Hänninen, 1981年ねん7月がつ25日にち - ）は、フィンランド出身しゅっしんのラリードライバー。2010年ねんインターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ (IRC)、2011年ねんS2000世界せかいラリー選手権せんしゅけん (SWRC)、2012年ねんヨーロッパラリー選手権せんしゅけん (ERC) チャンピオン。

略歴りゃくれき

2010年ねんIRCモンテカルロ

2003年ねんにフィンランドラリー選手権せんしゅけんでラリーデビューし、その翌年よくねんにホンダ・シビックタイプRでフィンランド国内こくない選手権せんしゅけんジュニアチャンピオンを獲得かくとく。2007年ねんから三菱みつびし・ランサーエボリューションⅨでプロダクションカー世界せかいラリー選手権せんしゅけん (PWRC) に参戦さんせんし、2008年ねんには3勝しょうしてランキング2位いを獲得かくとく。同年どうねん、プジョー・207 S2000でIRCに参戦さんせん。

2009年ねんよりシュコダのワークスドライバーとなり、ヤン・コペッキーと共ともにチームを牽引けんいん。ファビア S2000を駆かり、2010年ねんにIRC（インターコンチネンタル・ラリー・チャレンジ）、2011年ねんSWRC（S2000WRC）、2012年ねんにERC（ヨーロッパ・ラリー選手権せんしゅけん）と、異ことなるビッグシリーズで3年ねん続つづけてチャンピオンを獲得かくとくし、当代とうだい最強さいきょうのスーパー2000遣つかいとして君臨くんりんした。IRCでの通算つうさん11勝しょうは全ぜん参戦さんせんドライバー中ちゅう1位いの記録きろくである。

世界せかいラリー選手権せんしゅけん (WRC) には2006年ねんからプライベーターとして三菱みつびしの型かた落おちWRカーやランサーエボリューションIX、シュコダなどでスポット参戦さんせんを続つづけた。シュコダを離はなれたあと、2013年ねんはフォード（Mスポーツ）からスポット参戦さんせんしつつ、ヒュンダイの新車しんしゃi20 WRCの開発かいはつを担当たんとう。2014年ねんはヒュンダイからスポット参戦さんせんしたが、目覚めざましい戦果せんかを挙あげるには至いたらなかった。

2017年ねんフィンランド

業界ぎょうかい内ないでテストドライバーとしての評価ひょうかが高たかかったハンニネンは、2016年ねんにトヨタのテストドライバーとなり、新車しんしゃヤリスWRCの開発かいはつを担当たんとう。2017年ねんに35歳さいにして初はじめてWRCにフル参戦さんせんすることが決定けっていした。シーズン序盤じょばんは攻せめ過すぎもありチームメイトに比くらべてペース不足ふそくやクラッシュが目立めだったが、第だい9戦せん母国ぼこくフィンランドでは上位じょうい陣じんの脱落だつらくにも助たすけられ初はつのWRC3位い表彰台ひょうしょうだいを獲得かくとくした。なおこれはコ・ドライバーのカイ・リンドストロームにとってはトミ・マキネンと組くんでいた2003年ねんのラリーGB以来いらいのWRC表彰台ひょうしょうだいにもなった。続つづくドイツとスペインでも、チームメイトのヤリ＝マティ・ラトバラとエサペッカ・ラッピが脱落だつらくする中なかで一人ひとり好こう走はしを見みせ4位いを獲得かくとくしたが、直後ちょくごにオット・タナクがトヨタに加入かにゅうすることになり、ハンニネンは正せいドライバーの座ざを失うしなうことが決きまった。また最終さいしゅう戦せんからリンドストロームがスポーティングディレクターに就任しゅうにんするため、ハンニネンも最終さいしゅう戦せんを欠場けつじょうすることになった。しかしシートを失うしなってもマキネンやトヨタとの関係かんけいは良好りょうこうで、2018年ねんからはセーフティクルーとしてコースの状況じょうきょうをドライバーに伝つたえる役割やくわりを担になっている他た、ヤリスWRCのテストドライブ、テスト時じのコ・ドライバー、勝田かつた貴たか元もとのコーチなども行おこなっている。また同年どうねんの全日本ぜんにほんラリー選手権せんしゅけんの新城しんじょうラリーでは、ヤリスWRCのデモランを披露ひろうしている。2019年ねんは第だい8戦せんイタリアに4台だい目めのヤリスWRCで2017年ねんのラリーGB以来いらい1年ねん8ヶ月かげつ振ふりに、1戦せん限かぎりだが競技きょうぎ復帰ふっきを果はたした（結果けっかはトラブルによりデイリタイア）。

2020年ねんにはヤリ＝マティ・ラトバラのコ・ドライバーとして2戦せん限かぎりだがWRCに復帰ふっきした。なおハンニネンがラトバラのコ・ドライバーをするのはこれが初はじめてではなく、以前いぜんからフィンランド国内こくない選手権せんしゅけんに二人ふたりで参戦さんせんしていた。

2022年ねんからデビューのトヨタ・GRヤリス ラリー1の開発かいはつテストでは、最初さいしょにステアリングを握にぎった。

2023年ねんWRCラリー・フィンランドでもラトバラのナビとしてスポット参戦さんせんし、総合そうごう5位いで完走かんそうした。

外部がいぶリンク

• Juho Hänninen (@juhowrc) - X（旧きゅうTwitter）（2015年ねんに更新こうしん停止ていし）
• Juho Hänninen - eWRC-result.com