ラザラス・W・パウェルLazarus W. Powell
生年月日 せいねんがっぴ
(1812-10-06 ) 1812年 ねん 10月6日 にち 出生 しゅっしょう 地 ち
ケンタッキー州 しゅう ヘンダーソン郡 ぐん 没 ぼつ 年月日 ねんがっぴ
1867年 ねん 7月 がつ 3日 にち (1867-07-03) (54歳 さい 没 ぼつ ) 死没 しぼつ 地 ち
ケンタッキー州 しゅう ヘンダーソン郡 ぐん 出身 しゅっしん 校 こう
セントジョセフ・カレッジ トランシルベニア大学 だいがく 現職 げんしょく
弁護士 べんごし 所属 しょぞく 政党 せいとう
民主党 みんしゅとう 配偶 はいぐう 者 しゃ
ハリエット・アン・ジェニングス サイン
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 上院 じょういん 議員 ぎいん
在任 ざいにん 期間 きかん
1859年 ねん 3月 がつ 4日 にち - 1865年 ねん 3月 がつ 3日 にち 第 だい 19代 だい ケンタッキー州 しゅう 知事 ちじ
在任 ざいにん 期間 きかん
1851年 ねん 9月 がつ 2日 にち - 1855年 ねん 9月 がつ 4日 にち 副 ふく 知事 ちじ
ジョン・バートン・トンプソン テンプレートを表示 ひょうじ
ラザラス・ホワイトヘッド・パウェル (英語 えいご : Lazarus Whitehead Powell 、1812年 ねん 10月 がつ 6日 にち - 1867年 ねん 7月 がつ 3日 にち )は、19世紀 せいき アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく の政治 せいじ 家 か 、弁護士 べんごし であり、1851年 ねん から1855年 ねん まで第 だい 19代 だい ケンタッキー州 しゅう 知事 ちじ を務 つと めた。後 ご の1859年 ねん から1865年 ねん にはケンタッキー州 しゅう 選出 せんしゅつ アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 上院 じょういん 議員 ぎいん を務 つと めた。
パウェルが知事 ちじ であった間 あいだ に法制 ほうせい 化 か された改革 かいかく には、南北戦争 なんぼくせんそう 前 まえ の南部 なんぶ で最高 さいこう レベルの教育 きょういく 体系 たいけい があった。ケンタッキー州 しゅう の輸送 ゆそう 体系 たいけい も改善 かいぜん し、州 しゅう 内 ない で過剰 かじょう と思 おも える銀行 ぎんこう を創設 そうせつ する法 ほう には拒否 きょひ 権 けん を使 つか った。パウェルが知事 ちじ に当選 とうせん したことはケンタッキー州 しゅう におけるホイッグ党 とう 支配 しはい 時代 じだい の終 お わりを意味 いみ した。パウェルより前 まえ に選挙 せんきょ で選 えら ばれた最後 さいご の知事 ちじ はジョン・クリッテンデン であり、ケンタッキー州 しゅう 生 う まれのお気 き に入 い り、ヘンリー・クレイ から続 つづ いたホイッグ党 とう から最後 さいご に当選 とうせん した州 しゅう 知事 ちじ になった。
知事 ちじ を辞 や めた後 のち のパウェルはアメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 上院 じょういん 議員 ぎいん に選 えら ばれた。その就任 しゅうにん 前 まえ に、ジェームズ・ブキャナン 大統領 だいとうりょう が、パウェルとベンジャミン・マカロック 少佐 しょうさ をユタ に派遣 はけん し、ブリガム・ヤング とモルモン教 きょう 徒 と との間 あいだ にできた緊張 きんちょう 関係 かんけい の緩和 かんわ に務 つと めた。パウェルはユタから戻 もど って上院 じょういん 議員 ぎいん に就任 しゅうにん したが、それはエイブラハム・リンカーン が大統領 だいとうりょう に当選 とうせん する直前 ちょくぜん のことだった。パウェルはリンカーンの政権 せいけん について公然 こうぜん と批判 ひはん する者 もの となり、それが甚 はなは だしかったのでケンタッキー州 しゅう 議会 ぎかい がパウェルの辞任 じにん を求 もと め、同僚 どうりょう 上院 じょういん 議員 ぎいん は上院 じょういん からの追 お い出 だ しを図 はか った。議会 ぎかい も上院 じょういん 議員 ぎいん もその行動 こうどう を後 のち に放棄 ほうき することになった。
パウェルは1867年 ねん に上院 じょういん 議員 ぎいん に復帰 ふっき しようとして成就 じょうじゅ しなかった直後 ちょくご 、ケンタッキー州 しゅう ヘンダーソンに近 ちか い自宅 じたく で死 し んだ。
1812年 ねん 10月 がつ 6日 にち に、ケンタッキー州 しゅう ヘンダーソン 近 ちか くで生 う まれた。父 ちち も同名 どうめい のラザラス・パウェル、母 はは はアン(旧姓 きゅうせい マクマホン[a] )であり、その三男 さんなん だった[ 1] 。ヘンダーソンの公立 こうりつ 学校 がっこう に通 かよ い、ジョージ・ゲイルの個人 こじん 授業 じゅぎょう を受 う けた[ 2] 。1833年 ねん にはバーズタウンにあるセントジョセフ・カレッジから学士 がくし 号 ごう を受 う けた[ 3] 。ジョン・ローワンについて法律 ほうりつ の勉強 べんきょう を始 はじ めた[ 4] 。その後 ご トランシルベニア大学 だいがく 法 ほう 学校 がっこう に入学 にゅうがく し、ジョージ・ロバートソン判事 はんじ やダニエル・メイズ判事 はんじ の下 した で学 まな んだ[ 2] 。1835年 ねん には法廷 ほうてい 弁護士 べんごし として認 みと められ、アーチボルド・ディクソンと組 く んで、ヘンダーソンで法律 ほうりつ 実務 じつむ を始 はじ めた[ 2] 。この二人 ふたり は1839年 ねん まで共同 きょうどう 事業 じぎょう を続 つづ けた[ 5] 。
1837年 ねん 11月8日 にち 、パウェルはハリエット・アン・ジェニングスと結婚 けっこん した[ 6] 。この夫妻 ふさい には3人 にん の息子 むすこ が生 う まれたが[b] 、ハリエットは1846年 ねん 7月 がつ 30日 にち に亡 な くなった[ 2] 。
パウェルの政 せい 歴 れき は、ホイッグ党 とう が強 つよ い地区 ちく の中 なか での民主党 みんしゅとう 員 いん として、1836年 ねん にケンタッキー州 しゅう 下院 かいん 議員 ぎいん を目指 めざ したことで始 はじ まった[ 7] 。パウェルは活発 かっぱつ に選挙 せんきょ 運動 うんどう を行 おこな い、一方 いっぽう 対抗 たいこう 馬 ば のジョン・G・ホロウェイは選挙 せんきょ に勝 か つために党 とう の支持 しじ 者 しゃ に強 つよ く依存 いぞん していた[ 8] 。パウエルが予想 よそう 外 がい の勝利 しょうり を収 おさ めたので、ホロウェイにとっては裏目 うらめ に出 で た。ハロウェイはこの誤 あやま りから明 あき らかに教訓 きょうくん を得 え ていた。1838年 ねん にパウェルの任期 にんき が終 お わるとき、ホロウェイが再度 さいど パウェルに挑戦 ちょうせん し、かなりの差 さ を付 つ けて当選 とうせん した[ 8] 。その6年 ねん 後 ご 、パウェルは民主党 みんしゅとう の大統領 だいとうりょう 選挙 せんきょ 人 じん に選 えら ばれ、ジェームズ・ポーク を支持 しじ した[ 9] 。
1848年 ねん 、ケンタッキー州 しゅう 民主党 みんしゅとう はリン・ボイドを知事 ちじ 候補 こうほ に指名 しめい したが、ボイドが辞退 じたい した。パウェルがボイドの代役 だいやく に選 えら ばれたが、これはジェイムズ・ガスリー の影響 えいきょう 力 りょく が大 おお きかった[ 10] 。ホイッグ党 とう は上院 じょういん 議員 ぎいん のジョン・クリッテンデン を指名 しめい した。元 もと アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 副 ふく 大統領 だいとうりょう のリチャード・メンター・ジョンソン が独立 どくりつ 系 けい 民主党 みんしゅとう 候補 こうほ として出馬 しゅつば すると宣言 せんげん したときに、選挙 せんきょ 戦 せん は複雑 ふくざつ なものになった[ 8] 。パウェルは民主党 みんしゅとう 候補 こうほ が二 に 人 にん いては選挙 せんきょ に勝 か てないことが分 わ かっており、ジョンソンとの会合 かいごう を手配 てはい して、その後 ご でジョンソンが撤退 てったい し、パウェル支持 しじ を保証 ほしょう させた[ 8] 。それでもクリッテンデンが知事 ちじ に当選 とうせん した。
1851年 ねん の州 しゅう 知事 ちじ 選挙 せんきょ では、パウェルが再度 さいど 民主党 みんしゅとう 候補 こうほ として立 た った。ホイッグ党 とう はパウェルの友人 ゆうじん で法律 ほうりつ 事務所 じむしょ の共同 きょうどう 経営 けいえい 者 しゃ だったアーチボルド・ディクソンを立 た てた。パウェルとディクソンは共 とも に州 しゅう 内 ない を回 まわ り、同 おな じ宿屋 やどや で食事 しょくじ をし、同 おな じ綱領 こうりょう から演説 えんぜつ を行 おこな い、協調 きょうちょう 性 せい と有効 ゆうこう 性 せい を示 しめ した。これは当時 とうじ のケンタッキー州 しゅう の政界 せいかい で希 まれ なことだった[ 9] 。選挙 せんきょ ではパウェルが僅 わず か850票 ひょう 差 さ で当選 とうせん し、一方 いっぽう 副 ふく 知事 ちじ の方 ほう は、ホイッグ党 とう 候補者 こうほしゃ のジョン・バートン・トンプソンが民主党 みんしゅとう 候補者 こうほしゃ のロバート・ウィックリフを数 すう 千 せん 票 ひょう 差 さ で破 やぶ った[ 9] [ 11] 。第 だい 3の州 しゅう 知事 ちじ 候補 こうほ で奴隷 どれい 制度 せいど 廃止 はいし 運動 うんどう 家 いえ のカシアス・M・クレイ は3,621票 ひょう を得 え ていた[ 4] 。パウェルは20年 ねん ぶりに州 しゅう 知事 ちじ に選 えら ばれた民主 みんしゅ 党員 とういん となった[ 12] 。
この時点 じてん でホイッグ党 とう が議会 ぎかい を支配 しはい しており、パウェルはその政敵 せいてき と協調 きょうちょう することができたが、何 なん 度 ど か衝突 しょうとつ も起 お こった。1850年 ねん 国勢調査 こくせいちょうさ の結果 けっか として、州 しゅう 議会 ぎかい は州 しゅう 内 ない を10の選挙 せんきょ 区 く に再編 さいへん した。パウェルはこの再編 さいへん が、退勢 たいせい にあるホイッグ党 とう が州 しゅう 代表 だいひょう を支配 しはい できるようにした勝手 かって な区割 くわ り だと言 い って拒否 きょひ 権 けん を使 つか った。州 しゅう 議会 ぎかい はこの拒否 きょひ を無効 むこう にした。しかし州 しゅう 内 ない にあまりに多 おお くの銀行 ぎんこう を作 つく ろうとしていると考 かんが えた法案 ほうあん には拒否 きょひ 権 けん を使 つか って成功 せいこう した[ 13] 。
州 しゅう の減 げん 債 さい 基金 ききん から引 ひ き出 だ した金 かね で公共 こうきょう 教育 きょういく 債券 さいけん の利子 りし 支払 しはらい を実行 じっこう させた。この件 けん は前 ぜん 知事 ちじ のジョン・L・ヘルム が拒否 きょひ 権 けん を使 つか い、議会 ぎかい がそれを無効 むこう にしたが、ヘルムが実行 じっこう を拒否 きょひ していたものだった。1855年 ねん 、ケンタッキー州民 しゅうみん は教育 きょういく のための税金 ぜいきん を課税 かぜい 対象 たいしょう 資産 しさん 100ドルにつき2セントから5セントに上 あ げる法案 ほうあん を圧倒的 あっとうてき 多数 たすう で承認 しょうにん した。この手段 しゅだん はパウェル知事 ちじ も公共 こうきょう 教育 きょういく 監督 かんとく 官 かん のロバート・ジェファーソン・ブレッキンリッジも支持 しじ していた。パウェルとブレッキンリッジの指導 しどう 下 か にケンタッキー州 しゅう の教育 きょういく 体系 たいけい は南北戦争 なんぼくせんそう 前 まえ の南部 なんぶ で最高 さいこう レベルになった[ 14] 。
パウェルが知事 ちじ の間 あいだ に成功 せいこう させたこととして、議会 ぎかい を説得 せっとく して1854年 ねん に地質 ちしつ 調査 ちょうさ を実行 じっこう させたことがあった。州 しゅう 内 ない の輸送 ゆそう には民間 みんかん の投資 とうし を奨励 しょうれい した。その任期 にんき 中 ちゅう に鉄道 てつどう の営業 えいぎょう 距離 きょり は78マイル (126 km) から242マイル (389 km) まで伸 の びた。
アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 上院 じょういん 議員 ぎいん [ 編集 へんしゅう ]
1858年 ねん 、パウェルはアメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 上院 じょういん 議員 ぎいん に選出 せんしゅつ された[ 2] 。同年 どうねん 4月 がつ 、ジェームズ・ブキャナン大統領 だいとうりょう が、パウェルとベンジャミン・マカロック少佐 しょうさ をユタでモルモン教徒 きょうと と交渉 こうしょう にあたる委員 いいん に指名 しめい した[ 2] 。ユタに到着 とうちゃく すると、モルモン教徒 きょうと が連邦 れんぽう 政府 せいふ 当局 とうきょく に従 したが うことに合意 ごうい するよう、ブキャナン大統領 だいとうりょう からモルモン教徒 きょうと に対 たい する寛大 かんだい な措置 そち の宣言 せんげん 書 しょ を発行 はっこう した[ 15] 。この提案 ていあん が受 う け入 い れられ、暴力 ぼうりょく 沙汰 ざた は避 さ けられた[ 15] 。
パウェルは南北戦争 なんぼくせんそう の間 あいだ 、ケンタッキー州 しゅう の中立 ちゅうりつ 政策 せいさく に賛成 さんせい したが[ 13] 、全国 ぜんこく で見 み ると政治 せいじ 的 てき に弱 よわ い立場 たちば に置 お かれた。強 つよ い全国 ぜんこく 政府 せいふ に賛成 さんせい し、アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 憲法 けんぽう の厳格 げんかく な解釈 かいしゃく を支持 しじ した。他方 たほう 、抑圧 よくあつ には反対 はんたい しており、ケンタッキー州 しゅう が南部 なんぶ 州 しゅう に近 ちか いために、北部 ほくぶ 州 しゅう の議員 ぎいん よりも南部 なんぶ 側 がわ に同調 どうちょう 的 てき な見解 けんかい を持 も っていた[ 9] 。知事 ちじ を務 つと めた間 あいだ 、逃亡 とうぼう 奴隷 どれい 法 ほう に拘束 こうそく されることを拒 こば んだ北部 ほくぶ 州 しゅう には批判 ひはん 的 てき だった[ 12] 。
1861年 ねん 、エイブラハム・リンカーン 大統領 だいとうりょう が人身 じんしん 保護 ほご 令状 れいじょう の発給 はっきゅう を停止 ていし した判断 はんだん を、パウェルは活発 かっぱつ に批判 ひはん した[ 9] 。1862年 ねん 、デラウェア州 しゅう の市民 しみん 数 すう 人 にん が逮捕 たいほ されたことを非難 ひなん した。この逮捕 たいほ は「審問 しんもん の決議 けつぎ 」と呼 よ ばれたものだったが、それを憲法 けんぽう に保障 ほしょう される人権 じんけん の侵害 しんがい と非難 ひなん した[ 9] 。このような姿勢 しせい にあることで、1861年 ねん にはケンタッキー州 しゅう 議会 ぎかい がパウェルの辞任 じにん を要求 ようきゅう することになり、またケンタッキー州 しゅう 選出 せんしゅつ のもう一人 ひとり の上院 じょういん 議員 ぎいん ギャレット・デイビスが率 ひき いた同僚 どうりょう 数 すう 人 にん が上院 じょういん からパウェルを追放 ついほう しようとしたが失敗 しっぱい に終 お わった[ 14] 。終戦 しゅうせん になる前 まえ に、ケンタッキー州 しゅう 議会 ぎかい もデイビスも、パウェルを排除 はいじょ しようとしたことの非 ひ を認 みと めた[ 2] 。
パウェルは自分 じぶん を排除 はいじょ する動 うご きに対 たい してうまく立 た ち回 まわ れた後 のち で、憲法 けんぽう に規定 きてい する権利 けんり の侵害 しんがい と考 かんが えられる事項 じこう について発言 はつげん を続 つづ けた。1864年 ねん 、ケンタッキー州 しゅう を含 ふく むテネシー軍 ぐん 管区 かんく にユダヤ人 じん が関 かか わることを禁 きん じたユリシーズ・グラント 将軍 しょうぐん の政令 せいれい 、一般 いっぱん 命令 めいれい 第 だい 11号 ごう を非難 ひなん した[ 7] 。これと同 おな じ演説 えんぜつ で、連邦 れんぽう 軍 ぐん によるケンタッキー州 しゅう の選挙 せんきょ への干渉 かんしょう を諌 いさ めた[ 9] 。しかし1864年 ねん 、奴隷 どれい を解放 かいほう することを目的 もくてき とした憲法 けんぽう 修正 しゅうせい 案 あん には反対 はんたい した[ 9] 。
パウェルは上院 じょういん 議員 ぎいん の任期 にんき が明 あ けた後 のち 、ヘンダーソンに戻 もど って法律 ほうりつ 実務 じつむ を再開 さいかい した[ 13] 。1866年 ねん には統一 とういつ 全国 ぜんこく 会議 かいぎ に代議員 だいぎいん として出席 しゅっせき した[ 2] 。1867年 ねん 、再度 さいど アメリカ合衆国 あめりかがっしゅうこく 上院 じょういん 議員 ぎいん 候補 こうほ に指名 しめい されたが、数 すう か月 げつ にわたって州 しゅう 上院 じょういん で投票 とうひょう が繰 く り返 かえ され、結局 けっきょく 選 えら ばれなかった[ 16] 。北 きた 軍 ぐん の選挙 せんきょ 干渉 かんしょう の結果 けっか として議員 ぎいん の多 おお くが選出 せんしゅつ されており、その意図 いと はケンタッキー州 しゅう が上院 じょういん 議員 ぎいん を選出 せんしゅつ することを妨 さまた げることにあり、その影響 えいきょう 力 りょく を全国 ぜんこく では弱 よわ らせることにあると考 かんが えた[ 17] 。パウェルはこのような考 かんが え方 かた に立 た って、民主党 みんしゅとう に自分 じぶん の名前 なまえ を引 ひ き上 あ げさせ、北 きた 軍 ぐん 同調 どうちょう 者 しゃ の趣味 しゅみ に合 あ う者 もの を指名 しめい するよう指示 しじ した[ 18] 。民主党 みんしゅとう がそれに従 したが い、ギャレット・デイビスを候補 こうほ にして、選出 せんしゅつ されることになった[ 18] 。
パウェルは1867年 ねん 7月 がつ 3日 にち に自宅 じたく で死 し んだ[ 13] 。死因 しいん は脳卒中 のうそっちゅう であり、長年 ながねん リウマチを患 わずら っていたので、その神経 しんけい 系 けい に影響 えいきょう していたと考 かんが えられる[ 19] 。ヘンダーソンのファーンウッド墓地 ぼち [ 7] に埋葬 まいそう されている[ 13] 。ケンタッキー州 しゅう は1870年 ねん にその墓 はか の上 うえ に高 たか さ22フィート (6.6 m) の大理石 だいりせき 記念 きねん 碑 ひ を建立 こんりゅう した[ 2] 。ケンタッキー州 しゅう パウエル郡 ぐん はパウェルの栄誉 えいよ を称 とな えて命名 めいめい されたものである[ 13] 。
^[a] The Encyclopedia of Kentucky lists the name as "Mahon."
^[b] The Encyclopedia of Kentucky records that the couple had four children.
^ Biographical Sketch , p. 11
^ a b c d e f g h i Powell, p. 46
^ Biographical Sketch , p. 18
^ a b Harrison, p. 731
^ Biographical Sketch , p. 25
^ Biographical Sketch , p. 26
^ a b c NGA Bio
^ a b c d Starling in Kentucky: History of Henderson County
^ a b c d e f g h Memorial Record of Western Kentucky , pp. 625–630
^ Biographical Sketch , p. 40
^ Ramage, p. 72
^ a b Encyclopedia of Kentucky
^ a b c d e f Harrison, p. 732
^ a b Ramage, p. 73
^ a b Biographical Sketch , p. 52
^ Biographical Sketch , p. 89
^ Biographical Sketch , pp. 89–90
^ a b Biographical Sketch, p. 90
^ Biographical Sketch , pp. 28–29
Biographical sketch of the Hon. Lazarus W. Powell, (of Henderson, Ky.) : governor of the state of Kentucky from 1851–1855 and a senator in Congress from 1859–1865 . published by direction of the General Assembly of Kentucky. Frankfort, Kentucky: Kentucky Yeoman Office. (1868). http://kdl.kyvl.org/cgi/t/text/text-idx?c=kyetexts;cc=kyetexts;sid=61e57d097009769aae83e57a690ffa7c;idno=b92-63-27078866;view=toc
The Encyclopedia of Kentucky . New York, New York: Somerset Publishers. (1987). ISBN 0-403-09981-1
Harrison, Lowell H. (1992). “Powell, Lazarus Whitehead”. In Kleber, John E.. The Kentucky Encyclopedia . Associate editors: Thomas D. Clark, Lowell H. Harrison, and James C. Klotter. Lexington, Kentucky: The University Press of Kentucky. ISBN 0-8131-1772-0
“Kentucky Governor Lazarus Whitehead Powell ”. National Governors Association. April 5, 2012 閲覧 えつらん 。
“Powell, Lazarus Whitehead (1812 – 1867) ”. United States Congress. May 15, 2007 閲覧 えつらん 。
Memorial Record of Western Kentucky . Lewis Publishing Company. (1904). pp. 625–630. http://www.rootsweb.com/~kygenweb/kybiog/henderson/powell.lw2.txt September 12, 2007 閲覧 えつらん 。
Powell, Robert A. (1976). Kentucky Governors . Frankfort, Kentucky: Kentucky Images. OCLC 2690774
Ramage, James A. (2004). “Lazarus Whitehead Powell)”. In Lowell H. Harrison. Kentucky's Governors . Lexington, Kentucky: The University Press of Kentucky. ISBN 0-8131-2326-7
Starling, Edmund L. (1887). Kentucky: History of Henderson County . http://www.rootsweb.com/~kygenweb/kybiog/henderson/powell.lw.txt
Find-A-Grave profile for Lazarus Powell
Speech of Honorable Lazarus W. Powell of Kentucky on Arbitrary Arrests: In Reply to Mr. Wright, of Indiana; in the Senate, January 19, 1863
Allen, William B. (1872). A History of Kentucky: Embracing Gleanings, Reminiscences, Antiquities, Natural Curiosities, Statistics, and Biographical Sketches of Pioneers, Soldiers, Jurists, Lawyers, Statesmen, Divines, Mechanics, Farmers, Merchants, and Other Leading Men, of All Occupations and Pursuits . Bradley & Gilbert. pp. 102–103. https://books.google.co.jp/books?id=s_wTAAAAYAAJ&redir_esc=y&hl=ja November 10, 2008 閲覧 えつらん 。
全般 ぜんぱん 国立 こくりつ 図書館 としょかん 人物 じんぶつ その他 た