ヴェストファーレン

ヴェストファーレンの地図ちず。
緑みどりはヴェストファーレン王国おうこく（1806年ねん - 1813年ねん）、
赤あかはプロイセン領りょうヴェストファーレン州しゅう（1815年ねん - 1946年ねん）、
灰色はいいろはノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅう（1946年ねん以降いこう）。

ヴェストファーレン（ドイツ語ご: Westfalen [vɛstˈfaːlən]、低地ていちドイツ語ご: Westfalen [vεいぷしろんs(t)'fɔːln̩]）は、ドイツのドルトムント、ミュンスター、ビーレフェルト、オスナブリュックを中心ちゅうしんとした地域ちいきである。ウェストファリア（ラテン語らてんご・英語えいご: Westphalia, [wɛstˈfeɪliə]）とも呼よぶ。ノルトライン＝ヴェストファーレン州しゅうおよびニーダーザクセン州しゅうに跨またがる、ライン川がわとヴェーザー川がわの間あいだにある。ヴェストファーレンの境界きょうかいは時代じだいにより異ことなり、一意いちいに境界きょうかいを策定さくていできないため、面積めんせきや人口じんこうなどのデータは非常ひじょうに異ことなる。面積めんせきは16,000から22,000km²に及および、人口じんこうは430万まん人にんから800万まん人にんである。

もともと、神聖しんせいローマ皇帝こうていフリードリヒ1世せいバルバロッサによって公爵こうしゃく領りょうに格上かくあげされるまで、ヴェストファーレンはザクセン公おおやけ領りょうの一部いちぶで、リッペ川がわの南みなみの小ちいさな地域ちいきだけであった。その前身ぜんしんは、古代こだい末すえから中世ちゅうせい初頭しょとうにかけてザクセン人じんを構成こうせいした4支族しぞくのひとつ、ヴェストファーレン支族しぞくの版図はんとにまで遡さかのぼることができる。1807年ねんから1813年ねんまで、ナポレオンの従属じゅうぞく国こくであったヴェストファーレン王国おうこくがあった。その後ご、ヴェストファーレンはプロイセン王国おうこくの州しゅうになった。

外部がいぶリンク

• Information and resources on the history of Westphalia on the Web portal "Westphalian History"