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ㅍは、ハングルを構成する子音字母のひとつ。13番目の字母(1751年の『三韻声彙』以降。『訓民正音』当時は最初の「ㄱ」から濃音を含めなければ8番目、濃音も含めれば11番目[1])。名称はピウプ(피읖)。
筆順
有気の両唇閉鎖音/pʰ/の発音を表す。朝鮮語の破裂音には気音を伴うかそうでないか、喉頭緊張(テンス)を伴うかそうでないかによって三系統が存在する。この字母は気音を伴った破裂音(激音)を表している。
初声(語頭)では [pʰ]、終声では 内破音[p̚] = [p_<](X-SAMPA)である。
外来語の音訳には、無声音の p のほか、 f にも使用される(例:Craft→크래프트)。ただし日本語の「ふ」は、国立国語院の表記法では「후」で表すことが定められている(例:深谷→후카야)。
音価
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終声字
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複合終声字
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前
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後
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ㄱ
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ㄱ, ㅋ, ㄲ
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ㄳ
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ㄺ
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ㄷ
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ㄷ, ㅅ, ㅆ, ㅈ, ㅊ, ㅌ, ㅎ
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ㅂ
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ㅂ, ㅍ
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ㅄ
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(ㄼ), ㄿ
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ㄹ
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ㄹ
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ㄼ, ㄽ, ㄾ, ㅀ, (ㄺ)
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ㄴ
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ㄴ
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ㄵ, ㄶ
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ㅁ
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ㅁ
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ㄻ
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ㅇ
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ㅇ
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『訓民正音』初声体系では次清の唇音に分類されており、訓民正音の世宗序では「唇音如漂字初發聲」と規定されている。その字形は『訓民正音解例』制字解によるとㅂに筆画を加えて作った加画字とされる。
『訓蒙字会』(1527年)では初声独用8字に含まれており、ピ(피、皮)と名付けた。ピウプという名称は1933年の朝鮮語綴字法統一案で名付けられたものである。
ラテン文字転写[編集]
文化観光部2000年式ではp、マッキューン=ライシャワー式ではp'と表記される。終声はどちらの方式でもpと表記される。
Unicodeにおける文字コード
名称 |
用途 |
コード |
HTML実体参照コード |
表示
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HANGUL LETTER PHIEUPH |
単体 |
U+314D |
ㅍ |
ㅍ
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HANGUL CHOSEONG PHIEUPH |
初声用 |
U+1111 |
ᄑ |
ᄑ
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HANGUL JONGSEONG PHIEUPH |
終声用 |
U+11C1 |
ᇁ |
ᇁ
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