(Translated by https://www.hiragana.jp/)
中心地理論 - Wikipedia コンテンツにスキップ

中心ちゅうしん地理ちりろん

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』

中心ちゅうしん地理ちりろん(ちゅうしんちりろん)は、都市とし機能きのう規模きぼとその幾何きかがくてき分布ぶんぷしめ都市とし地理ちりがくうえ理論りろんであり、立地りっちろんのうちのひとつである。代表だいひょうてき研究けんきゅうしゃとしてはドイツの地理ちり学者がくしゃ都市とし学者がくしゃであるヴァルター・クリスタラー(Walter Christaller 1893-1969)、アウグスト・レッシュ(August Lösch 1906-1945)がげられる。

クリスタラーの1933ねん主著しゅちょ都市とし立地りっち発展はってん (Die Zentralen Orte in Sűddeutschland)』[1]原著げんちょ表題ひょうだいは「みなみドイツの中心ちゅうしん」の)と、レッシュの1940ねん主著しゅちょ経済けいざい立地りっちろん (Die räumliche Ordnung der Wirtschaft)』[2]原著げんちょ表題ひょうだいは「経済けいざい空間くうかんてき秩序ちつじょ」の)は、どちらも供給きょうきゅうされるざい到達とうたつ範囲はんい中心ちゅうしん規模きぼ (階層かいそうせい) によって、幾何きかてき数学すうがくてき説明せつめいできる空間くうかん構造こうぞうまれることを説明せつめいしている。

クリスタラーの中心ちゅうしん地理ちりろん

[編集へんしゅう]
上位じょうい階層かいそう中心ちゅうしんから徐々じょじょ補完ほかん地域ちいきかさわせていく

クリスタラー商業しょうぎょうやサービスぎょう公共こうきょうサービスなどの都市としてき機能きのう国土こくど満遍まんべんなくざいやサービスを供給きょうきゅうするためにはどのような都市とし配置はいち効率こうりつてきであるのかかんがえ、南西なんせいドイツにおいて実証じっしょう研究けんきゅうおこなった[3]

ざいやサービスは、おお生産せいさん供給きょうきゅうする機能きのう少数しょうすう地点ちてん集中しゅうちゅうしたのちに消費しょうひしゃ到達とうたつする。そのざい中心ちゅうしんてきざい[注釈ちゅうしゃく 1] といい、中心ちゅうしんてきざい供給きょうきゅうする機能きのう集積しゅうせきした地点ちてん中心地ちゅうしんちである[3]。その到達とうたつ範囲はんいおおきいものを「高次こうじざい」、ちいさいものを「ていつぎざい」とぶ。

ざい到達とうたつ範囲はんいは、ざい中心ちゅうしんせいによってことなる。ていつぎざいであるさいよせひん消費しょうひしゃちかくでませたいので、せま商圏しょうけん経営けいえいつ。一方いっぽうで、高次こうじざいであるかいかいひん消費しょうひしゃとおくまで出向でむくことをいとわないうえにめったに購入こうにゅうしないため、ひろ商圏しょうけん必要ひつようになる。このことから、高次こうじざいほどざい到達とうたつ範囲はんいひろくなるため、中心地ちゅうしんち機能きのうには階層かいそうせいみとめられる[4]

中心ちゅうしん地理ちりろんについて、クリスタラーはK=3システム、K=4システム、K=7システムという3つのモデルを構築こうちくした。そのうち、K=3システムについては詳細しょうさい分析ぶんせきがされているが、K=4システム、K=7システムについては詳細しょうさい説明せつめいがなされていないとはやしのぼる指摘してきしている[5]

中心ちゅうしん階層かいそうせい説明せつめいとして、商業しょうぎょう施設しせつ中心ちゅうしんせいとその立地りっちれいとしてげる。中心ちゅうしんせいたかいものからならべるTemplate:松原まつばら

百貨店ひゃっかてん
広域こういきから集客しゅうきゃくする (=ざい到達とうたつ範囲はんいおおきい)、だい規模きぼ商業しょうぎょう施設しせつであり、百貨店ひゃっかてん同士どうし距離きょりはなれている。あつかざい高級こうきゅうひん中心ちゅうしんとしたかいかいひんである。
大型おおがた総合そうごうスーパー
百貨店ひゃっかてんほどではないが、比較的ひかくてきひろ範囲はんいから集客しゅうきゃくする。
コンビニ
ざい到達とうたつ範囲はんいちいさい。

前提ぜんてい条件じょうけん

[編集へんしゅう]

理論りろん構築こうちくするにあたってはいくつかの前提ぜんてい条件じょうけんえている[3]

空間くうかんについて

交通こうつうさまたげるものがなく、輸送ゆそうがあらゆる方向ほうこうけて円滑えんかつおこなわれ、輸送ゆそう移動いどう距離きょり比例ひれいする均質きんしつてき輸送ゆそう平面へいめん想定そうていしており[6]具体ぐたいてきには以下いかの3つが前提ぜんてい条件じょうけんである[7]

  • 地表ちひょうめんはアクセシビリティについて方向ほうこうてきゆがみがない
  • ざい価格かかく地表ちひょうじょうではわらない
  • 地表ちひょうじょうすべての場所ばしょ中心ちゅうしんになるかくりつおなじである
供給きょうきゅうしゃ消費しょうひしゃ行動こうどうについて

また、以下いかの3つの行動こうどう仮定かていもなされている[7]

  • 消費しょうひしゃもっと安価あんか供給きょうきゅうもとめようとする
  • 供給きょうきゅうしゃはそのざい到達とうたつ範囲はんい下限かげん[注釈ちゅうしゃく 2]達成たっせいされるときにのみ市場いちばあらわれる
  • 供給きょうきゅうしゃは、中心ちゅうしんかずができるだけすくなく、1つの中心地ちゅうしんちあたりの供給きょうきゅう可能かのうざいができるだけおおくなるようにあらわれる
人口じんこうについて

ただし、人口じんこう均等きんとう分布ぶんぷ前提ぜんていとされておらず[注釈ちゅうしゃく 3]以下いかよん類型るいけいについて検討けんとうしている[7]

  • 均等きんとう分布ぶんぷする領域りょういき
  • ちいさい中心地ちゅうしんちをもって分布ぶんぷする領域りょういき
  • おおきい中心地ちゅうしんちをもって分布ぶんぷする領域りょういき
  • ふたつの中心地ちゅうしんちをもって分布ぶんぷする領域りょういき

K=3システム

[編集へんしゅう]
供給きょうきゅう原理げんりもとづいた中心ちゅうしん配置はいち六角形ろっかっけい補完ほかん地域ちいきをあらわす。

クリスタラーによるK=3システムでは、高次こうじ中心ちゅうしんからG>B>K>Aじゅんとしており、はじめに中心ちゅうしんBをげて、地点ちてんBを手掛てがかりとしてそれ以外いがい階層かいそう位置いち関係かんけい説明せつめいしている[9]

都市としBから到達とうたつ範囲はんいが21㎞であるざい供給きょうきゅうされるとする[注釈ちゅうしゃく 4]どう規模きぼ都市としをできるだけ少数しょうすうにし、供給きょうきゅう範囲はんいができるだけかさならないようにしたうえで供給きょうきゅう地域ちいきしょうじないように配置はいちすると、都市としBあいだ距離きょりは36kmとなる[10]

都市としBから到達とうたつ範囲はんい20kmのざい供給きょうきゅうしようとすると、ざい供給きょうきゅうできない地域ちいき発生はっせいするので、あらたに都市としKを配置はいちする。このとき、K階層かいそう中心ちゅうしんはB階層かいそう中心ちゅうしんがつくる正六角形せいろっかっけい頂点ちょうてん立地りっちする[10]

到達とうたつ範囲はんいを19km、18kmとげても到達とうたつ範囲はんい12㎞のざいまでは、到達とうたつ範囲はんい20kmの都市としKから満遍まんべんなく供給きょうきゅう可能かのうである[10]到達とうたつ範囲はんい11㎞の地点ちてん都市としKとおなじように都市としAを配置はいちし、以下いかこの作業さぎょうかえしである。

ていつぎになるにしたが中心ちゅうしんが3ばいずつえ、高次こうじになるにしたが中心地ちゅうしんちあいだ距離きょりが√3ばいずつえている。

このプロセスのかえしによって六角形ろっかっけいじょう中心地ちゅうしんちもうみちびされ、補給ほきゅう原理げんり市場いちば原理げんりばれる[8]。この原理げんりでは、下位かいになるにしたがって中心ちゅうしんが3ばいずつえ、中心地ちゅうしんちあいだ距離きょり高次こうじになるにしたがって√3ばいずつえることから、K=3システムとばれている[8][10]。また、K=3システムはクリスタラーの構築こうちくした3つのモデルのなかもっとかずすくない中心ちゅうしんざい供給きょうきゅうおこなうことができる。

なお、K=3システムはざい到達とうたつ範囲はんい下限かげんざい到達とうたつ範囲はんい上限じょうげん[注釈ちゅうしゃく 5]えないように仮定かていされており[注釈ちゅうしゃく 6]ざい到達とうたつ範囲はんい下限かげんとの関係かんけい等閑なおざりされている。クリスタラーの研究けんきゅうでは漠然ばくぜんとしている到達とうたつ範囲はんい上限じょうげん下限かげん相互そうご関係かんけいかんする研究けんきゅうは、ビーボンがこころみた[11]

K=4システム

[編集へんしゅう]
交通こうつう原理げんりもとづく中心ちゅうしん配置はいちていつぎになるにしたが中心ちゅうしんが4ばいずつえ、高次こうじになるにしたが中心地ちゅうしんちあいだ距離きょりが√4ばいずつえている。

都市とし計画けいかく条件じょうけんによっては、直線ちょくせんてき交通こうつうくことが優先ゆうせんされることがある[12]高次こうじ都市としあいだ鉄道てつどう敷設ふせつした場合ばあい高次こうじ中心ちゅうしんG地点ちてんむすび、その中間ちゅうかん地点ちてんB地点ちてん都市とし形成けいせいされる[8]補給ほきゅう原理げんり(K=3システム)ではていつぎ中心ちゅうしん六角形ろっかっけい頂点ちょうてんあらわれてしまうため、交通こうつうもとづく中心地ちゅうしんち体系たいけいでは6つのあたり中点ちゅうてん位置いちするように中心地ちゅうしんちもう変更へんこうさせている[8]ていつぎになるにしたがって中心ちゅうしんかずは4ばいとなり[12]高次こうじになるにしたがって中心ちゅうしん距離きょりは√4ばいとなる。この場合ばあい原理げんり交通こうつう原理げんり[8]

K=7システム

[編集へんしゅう]
行政ぎょうせい原理げんり隔離かくり原理げんりもとづく中心地ちゅうしんち体系たいけい

行政ぎょうせいかいやま河川かせん中心ちゅうしん地上ちじょう位置いちするような場合ばあい想定そうていした行政ぎょうせい原理げんり[8]ろんじられている。また、共同きょうどうたい敵対てきたいする外部がいぶ作用さようからつよ団結だんけつして防御ぼうぎょしようとした場合ばあい隔離かくり原理げんり[13]もまとめて不規則ふきそく中心地ちゅうしんち体系たいけいであるK=7システムとしてしめされている[12]

行政ぎょうせい原理げんりれいとしては、ベルリン分割ぶんかつげられる。この場合ばあいていつぎ中心地ちゅうしんち完全かんぜん高次こうじ中心ちゅうしん六角形ろっかっけいなかむと中心ちゅうしん立地りっちかんする問題もんだい回避かいひできるとクリスタラーは主張しゅちょうした[14]

評価ひょうか応用おうよう

[編集へんしゅう]

中心ちゅうしん地理ちりろん発表はっぴょうされた1933ねん当初とうしょ経済けいざい理論りろん援用えんようしたクリスタラーにたいし、地域ちいき個性こせい追求ついきゅうしていたドイツの学会がっかいではかんばしい評価ひょうかられなかった[15][16]。その計量けいりょう革命かくめい法則ほうそくせい重視じゅうしされるようになると評価ひょうか一変いっぺんし、「理論りろん地理ちりがくちち」としょうされるほどたか評価ひょうかけるようになった[15][17]。また、クリスタラーの中心ちゅうしん地理ちりろん地理ちりがくだけでなく経済けいざい考古学こうこがくなどの分野ぶんやでも活用かつようされているほか[18]、プレッドはクリスタラーの中心地ちゅうしんちシステムにおける階層かいそうせい基礎きそとして、レッシュ理論りろん援用えんようして空間くうかんてき拡散かくさんかんする研究けんきゅうおこなった。

レッシュの中心ちゅうしん地理ちりろん

[編集へんしゅう]
レッシュの需要じゅよう円錐えんすい

レッシュ中心ちゅうしん地理ちりろんでは、生産せいさんしゃあいだ完全かんぜん自由じゆう競争きょうそうがなされた場合ばあい販売はんばいけんざい到達とうたつ範囲はんい上限じょうげんかさなりい、相互そうごけずられ、最終さいしゅうてきには不当ふとう利潤りじゅんのないざい到達とうたつ範囲はんい下限かげん正六角形せいろっかっけいのかたちで空間くうかんくす[19]。また、レッシュ理論りろん特徴とくちょうは、生産せいさんしゃ市場いちば空間くうかんを「需要じゅよう円錐えんすい」として空間くうかんてきとらえているてんにある。経済けいざいがくにおける需要じゅよう曲線きょくせんではyじく方向ほうこう価格かかく、xじく方向ほうこう数量すうりょうあらわしているが、レッシュの需要じゅよう円錐えんすい空間くうかんてき観点かんてんからzじく方向ほうこう販売はんばいけんいており、この円錐えんすい堆積たいせき地域ちいきにおける販売はんばいりょうとしてかんがえているてんである[19]

異なる大きさの正六角形が重なり、リッチ・セクタとプア・セクタが生じる。
ことなるおおきさの正六角形せいろっかっけいかさなり、リッチ・セクタとプア・セクタがしょうじる。

レッシュは、ざい種類しゅるいによってそれぞれ販売はんばいけんことなるとしており[19]すくなくともひとつの中心地ちゅうしんち共有きょうゆうするようにしてざいAの市場いちばもうざいBの市場いちばもうざいCの市場いちばもう・・・といったかたち市場いちばもう順次じゅんじかさわせた場合ばあいかんがえる[20][21]。このとき、空間くうかんなかには中心ちゅうしんじゅうなりがおおくなる「シティ・リッチ・セクタ」と中心ちゅうしんじゅうなりがすくない「シティ・プア・セクタ」があらわれる[注釈ちゅうしゃく 7][21]。なお、かさわせにあたっては、歴史れきしせい自然しぜん条件じょうけん政治せいじシステムのちがいなどを考慮こうりょすることができるが、レッシュはかさわせの論理ろんりについてはあきらかにしておらず、研究けんきゅうじょう課題かだいとしてのこっている[20]

また、レッシュ理論りろん1970年代ねんだいにタラント、ビーボン、マーシャル、ハイツなどによって研究けんきゅうすすめられた[22]

クリスタラーとレッシュの理論りろん異同いどう

[編集へんしゅう]

クリスタラーとレッシュは六角形ろっかっけい市場いちば空間くうかんくすというてん共通きょうつうしている[20]。クリスタラーはざい到達とうたつ範囲はんい上限じょうげん中心ちゅうしん立地りっちするとかんがえる一方いっぽう、レッシュはざい到達とうたつ範囲はんい下限かげん中心ちゅうしん立地りっちするとかんがえる。このことから、クリスタラーは財政ざいせい負担ふたん軽減けいげん主眼しゅがんいており、レッシュは市場いちば自由じゆう競争きょうそう主眼しゅがんいていることがかる[20]

また、レッシュは複数ふくすう市場いちばもうかさわせているため、かさわせかたによっては、クリスタラーのK=3システム、K=4システム、K=7システムをレッシュ理論りろん説明せつめいすることもできる。このことから、クリスタラー・モデルはレッシュ・モデルの特殊とくしゅ場合ばあいであるといえる[23]

クリスタラーは中心ちゅうしん階層かいそう構造こうぞう規則きそくてきである一方いっぽう、レッシュはかならずしも階層かいそう構造こうぞうっておらず、都市とし機能きのう分化ぶんか専門せんもんといった現象げんしょう説明せつめいできる[注釈ちゅうしゃく 8][24]

中心ちゅうしん地理ちりろん活用かつようれい

[編集へんしゅう]
  • 日本にっぽんにおいては、建設省けんせつしょうによる地方ちほう生活せいかつけん整備せいび計画けいかくや、自治省じちしょう広域こういき市町村しちょうそんけん構想こうそうれられた。
  • マヤ文明ぶんめい研究けんきゅうでテイセン・ポリゴンほうとして応用おうようされ、ピーター・マシューなどが主張しゅちょうしているが、マヤしょ都市とし同盟どうめい対立たいりつ支配しはい従属じゅうぞくなどのちから関係かんけい考古学こうこがくてき調査ちょうさ結果けっかもとづかず機械きかいてき中心ちゅうしんからのなかあいだてんしょ都市とし勢力せいりょく範囲はんい、ないしや食料しょくりょう黒曜石こくようせきなどの資源しげん調達ちょうたつ範囲はんい(キャッチメント・エリア)をかんがえようとしているため、はげしい批判ひはんにさらされている。また、弥生やよい時代じだい集落しゅうらくあいだのキャッチメント・エリアについても奈良大学ならだいがく酒井さかい龍一りゅういち主張しゅちょうしているが、おなじような理由りゆう疑問ぎもんをもたれるか、意識いしきてき無視むしされている。

脚注きゃくちゅう

[編集へんしゅう]

注釈ちゅうしゃく

[編集へんしゅう]
  1. ^ 村落そんらくなどどこでも入手にゅうしゅ可能かのうざいは「中心ちゅうしんてきざい」とはかんがえられない[4]
  2. ^ 供給きょうきゅうしゃ利益りえき最低限さいていげん確保かくほできる範囲はんい[8]
  3. ^ おおくの研究けんきゅうで「人口じんこう均等きんとう前提ぜんていとする」とのあやまりがある[7]
  4. ^ 中世ちゅうせいの1にち旅程りょていとほぼおなじであり、クリスタラーの経験けいけんそくから「地区ちく主要しゅよう地点ちてん」の分布ぶんぷ相当そうとうする
  5. ^ 消費しょうひしゃがあるざい購入こうにゅうするもっとひろ範囲はんい
  6. ^ たとえばペンを販売はんばいするにあたって利益りえき確保かくほのためには10kmの商圏しょうけん必要ひつようだが、消費しょうひしゃは500mさきまでしかいにないことは想定そうていされていない。
  7. ^ マーシャルのレッシュ理論りろん研究けんきゅうでは、シティ・リッチ・セクタ、シティ・プア・セクタはいずれもあらわれないとしている
  8. ^ オランダは経済けいざいてき中心ちゅうしんはアムステルダム、物流ぶつりゅう中心ちゅうしんがロッテルダム、司法しほう中心ちゅうしんはハーグなど中心地ちゅうしんち機能きのう分散ぶんさんしている[20]

出典しゅってん

[編集へんしゅう]
  1. ^ Christaller, Walter (1933). Die Zentralen Orte in Sűddeutschland. Jena 翻訳ほんやく - クリスタラー, ヴァルター ちょ江沢えざわゆずるなんじ やく立地りっちろん研究けんきゅう大明だいめいどう、1969ねん、396ぺーじ 
  2. ^ Lösch, August. Die räumliche Ordnung der Wirtschaft. Eine Untersuchung über Standort, Wirtschaftsgebiete und internationalem Handel. Jena: Fischer 翻訳ほんやく - レッシュ, アウグスト ちょ篠原しのはら泰三たいぞう やく『レッシュ経済けいざい立地りっちろん農政のうせい調査ちょうさ委員いいんかい、1968ねん、622ぺーじ 、(新訳しんやくレッシュ, アウグスト ちょ篠原しのはら泰三たいぞう やく『レッシュ経済けいざい立地りっちろん大明だいめいどう、1991ねん、622ぺーじ 
  3. ^ a b c 伊藤いとう 2020, p. 26.
  4. ^ a b 中澤なかざわ 2021, pp. 131–135.
  5. ^ はやし 1986, p. 102.
  6. ^ はやし 1986, pp. 104–105.
  7. ^ a b c d 森川もりかわ 1980, pp. 37–38.
  8. ^ a b c d e f g 松原まつばら 2013, pp. 39–44.
  9. ^ はやし 1986, p. 109.
  10. ^ a b c d 中澤なかざわ 2021, pp. 127–142.
  11. ^ はやし 1986, pp. 142–143.
  12. ^ a b c 中澤なかざわ 2021, pp. 142–145.
  13. ^ 森川もりかわ(1980),p.56
  14. ^ 伊藤いとうやく(1997),p.34
  15. ^ a b 森川もりかわ 1980, pp. 30–34.
  16. ^ はやし 1986, pp. 101–104.
  17. ^ はやし 1986, p. 30.
  18. ^ 松原まつばら 2013, p. 49.
  19. ^ a b c 松原まつばら 2013, p. 45.
  20. ^ a b c d e 松原まつばら 2013, p. 47.
  21. ^ a b はやし 1986, p. 177.
  22. ^ はやし 1986, p. 171.
  23. ^ はやし 1986, p. 222.
  24. ^ 松原まつばら 2013, p. 48.

参考さんこう文献ぶんけん

[編集へんしゅう]

関連かんれん項目こうもく

[編集へんしゅう]