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交響曲第7番 (プロコフィエフ) - Wikipedia コンテンツにスキップ

交響こうきょうきょくだい7ばん (プロコフィエフ)

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セルゲイ・プロコフィエフ作曲さっきょく交響こうきょうきょくだい7ばん嬰ハ短調たんちょう作品さくひん131は、1952ねん完成かんせいした4楽章がくしょう構成こうせい交響曲こうきょうきょくである。プロコフィエフはこのきょくをソヴィエトの青年せいねんたちにささげる意向いこうであり、みずから「青春せいしゅん交響曲こうきょうきょく」とんでいたことにちなみ、『青春せいしゅん』の標題ひょうだいもちいられることもある。

初演しょえん[編集へんしゅう]

1952ねん10月18にちモスクワサムイル・サモスード指揮しきによっておこなわれ、熱狂ねっきょうてき反響はんきょうをもってむかえられた。

きょく構成こうせい[編集へんしゅう]

演奏えんそう時間じかんやく35ふん

  • だい1楽章がくしょう - Moderato 嬰ハ短調たんちょう、4ぶんの4拍子ひょうしソナタ形式けいしき
  • だい2楽章がくしょう - Allegretto ヘ長調ちょうちょう、4ぶんの3拍子ひょうし
  • だい3楽章がくしょう - Andante espressivo へんイ長調いちょうちょう、4ぶんの4拍子ひょうし
  • だい4楽章がくしょう - Vivace へん長調ちょうちょう、4ぶんの2拍子ひょうしふくあいさん形式けいしき

だい4楽章がくしょう終結しゅうけつは、じゃくそうピチカートえるようにわるものと、つよそうわるものの2種類しゅるいがある。後者こうしゃ初演しょえんしゃであるサモスードの要望ようぼうけたプロコフィエフがみずからオリジナルの終結しゅうけつに20小節しょうせつほど加筆かひつしたもので、スコアでは付録ふろくかたちせられている。実際じっさい演奏えんそう両方りょうほうおこなわれていて、どちらを選択せんたくするかは指揮しきしゃ判断はんだんによる[1]ヴァレリー・ゲルギエフロンドン交響こうきょう楽団がくだん交響曲こうきょうきょく全集ぜんしゅう制作せいさくするさい加筆かひつばんをボーナストラックとしたうえで両方りょうほう録音ろくおんおさめている[2]

楽器がっき編成へんせい[編集へんしゅう]

ピッコロフルート 2、オーボエ 2、コーラングレクラリネット 2、バス・クラリネットファゴット 2、ホルン 4、トランペット 3、トロンボーン 3、チューバティンパニトライアングルタンバリン小太鼓こだいこシンバルだい太鼓たいこウッドブロックグロッケンシュピールシロフォンピアノハープつる

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

  1. ^ 作品さくひん番号ばんごうまでわる交響こうきょうきょくだい4ばんはん選択せんたくなどとことなり、実演じつえんやディスクにおいて言及げんきゅうされることはすくない。
  2. ^ 日本にっぽん国内こくないばんにのみ収録しゅうろく

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]