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北村 武資(きたむら たけし、1935年8月18日[1] - 2022年3月31日[2])は、日本の染織家である。
京都市生まれ。戦争中に父と長兄を亡くし、小学4年から京都・西陣で下働きを重ねた。1972年に中国・長沙の前漢墓から出土した「羅」を知り、復元に挑戦。翌年には試作を完成させ、日本伝統工芸展に出品して注目された[3]。
1995年に「羅」で、2000年に「経錦」で人間国宝認定を受けた[1]。
1951年
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京都西陣で織物業に従事
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1962年
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法衣金襴制作技術者として独立
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1965年
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第12回日本伝統工芸展入選
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1968年
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第15回日本伝統工芸展 NHK会長賞受賞・日本工芸会正会員
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1971年
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京都国立近代美術館「染織の新世代展」
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1983年
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「亀甲花葉文経錦」文化庁買上
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1987年
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「忍冬花文羅」京都府立総合資料館買上
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1990年
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京都府指定無形文化財保持者「羅」「経錦」認定・MOA美術館岡田茂吉賞工芸部門大賞受賞・日本工芸会理事
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1994年
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第41回日本伝統工芸展 日本工芸会保持者賞受賞
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1995年
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重要無形文化財保持者「羅」認定・日本伝統工芸展等の鑑・審査員を歴任[4]
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1996年
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紫綬褒章受章
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2000年
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重要無形文化財保持者「経錦」認定
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2005年
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旭日中綬章受章[5]
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