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単位たんい取得しゅとく満期まんき退学たいがく

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出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア（Wikipedia）』

満期まんき退学たいがく（まんきたいがく）／単位たんい取得しゅとく後ご退学たいがく（たんいしゅとくごたいがく）・（coursework completed without degree[1]）とは、博士はかせ論文ろんぶんの提出ていしゅつ・審査しんさ合格ごうかくを経へずに博士はかせ課程かてい（博士はかせ後期こうき課程かてい）を就業しゅうぎょう年限ねんげん以上いじょうで退学たいがくすること[2][3][4]。大学だいがくによっては単位たんい取得しゅとく退学たいがくや単位たんい取得しゅとく満期まんき退学たいがく[5]、単位たんい修得しゅうとく退学たいがく[6]などと呼よばれ[注ちゅう 1]、単位たんい取得しゅとく退学たいがく後ごに博士はかせ論文ろんぶんを提出ていしゅつして合格ごうかくすれば博士はかせ号ごうを取得しゅとくできる[2][3]。これには課程かてい外がいとして論文ろんぶん博士はかせになる場合ばあいや[2][4][8]、所定しょていの年限ねんげん以内いないであれば課程かてい博士はかせ、それを過よぎれば論文ろんぶん博士はかせになる場合ばあいがある[3]。

なお、履歴りれき書しょには「単位たんい取得しゅとく退学たいがく」や「単位たんい取得しゅとく後ご退学たいがく」、「単位たんい取得しゅとく後ご満期まんき退学たいがく」などと記入きにゅうする[3][9][10][注ちゅう 2]。また、文部もんぶ科学かがく省しょうの学校がっこう基本きほん調査ちょうさでは「博士はかせ課程かてい修了しゅうりょう者しゃ」に単位たんい取得しゅとく退学たいがく者しゃが含ふくまれるが[12]、アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくにはこの概念がいねんはない[13]。人文じんぶん社会しゃかい系けいでは課程かてい中ちゅうに学位がくいを取得しゅとくせず単位たんい取得しゅとく退学たいがくする場合ばあいが多おおく[14][15]（詳細しょうさいは「人文じんぶん・社会しゃかい系けいの特色とくしょく」節ふしを参照さんしょう）、博士はかせ号ごう取得しゅとく者しゃを対象たいしょうとする日本にっぽん学術がくじゅつ振興しんこう会かいの特別とくべつ研究けんきゅう員いんPDにおいて、2017年ねんまでは「人文じんぶん学がく・社会しゃかい科学かがく分野ぶんや」に限かぎって単位たんい取得しゅとく退学たいがく者しゃも対象たいしょうになっていた[16]。

日本にっぽんにおける傾向けいこう[編集へんしゅう]

博士はかせ号ごうの取得しゅとく状じょう況きょう[編集へんしゅう]

日本にっぽんの博士はかせ課程かていにおいて、ある年度ねんどの課程かてい博士はかせ授与じゅよ数すうを3年ねん前まえ（保健ほけんは4年ねん前まえ）の入学にゅうがく者しゃ数すうで割わった博士はかせ授与じゅよ率りつは、1991年度ねんど（平成へいせい3年度ねんど）で人文じんぶん系けい4.7%、社会しゃかい科学かがく系けい11.0%、工学こうがく系けい78.1%、全ぜん分野ぶんやで64.5％であり、2002年度ねんど（平成へいせい14年度ねんど）では人文じんぶん系けい27.0%、社会しゃかい科学かがく系けい33.2%、工学こうがく系けい87.7%、全ぜん分野ぶんやでは67.3％になっていた[17]（オーバードクター[18]も参照さんしょう）。一方いっぽう、修士しゅうし課程かていについて同様どうようの計算けいさんをすると、全ぜん分野ぶんやの授与じゅよ率りつは、1991年度ねんどで96.2%、2002年度ねんどで97.8％であった[17]。

文部もんぶ科学かがく省しょうの学校がっこう基本きほん調査ちょうさのうち「卒業そつぎょう後ごの状況じょうきょう調査ちょうさ」では、大学院だいがくいん博士はかせ課程かていについて1964年度ねんど以降いこう「卒業そつぎょう者しゃのうち満期まんき退学たいがく者しゃ（当初とうしょは「中途ちゅうと退学たいがく者しゃ」）」を「卒業そつぎょう者しゃ」に含ふくめて調査ちょうさしており[19]、2020年度ねんどと2021年度ねんどの満期まんき退学たいがく・単位たんい取得しゅとく退学たいがく者しゃの割合わりあいは、人文じんぶん科学かがく系けいで約やく50%、工学こうがく系けいで約やく19%となっている[20]。

人文じんぶん・社会しゃかい系けいの特色とくしょく[編集へんしゅう]

日本にっぽんでは旧きゅう「学位がくい令れい」に基もとづく旧きゅう制度せいどの博士はかせのころから理科りか系けいよりも文科ぶんか系けいは博士はかせ号ごう取得しゅとくが難むずかしいといわれていた[14]。戦後せんごの学制がくせい改革かいかくで導入どうにゅうされた課程かてい制せい大学院だいがくいんでも、理科りか系けいでは早はやくから課程かてい博士はかせ号ごうを付与ふよしていた[21]が、文科ぶんか系けい、特とくに人文じんぶん科学かがく系けいの大学院だいがくいんでは「博士はかせ号ごうはその分野ぶんやの碩学せきがく泰斗たいとの学者がくしゃに、そのライフワークたる業績ぎょうせきに対たいし、論文ろんぶん博士はかせ号ごうとして付与ふよされるべきもの」との共通きょうつう理解りかいが長ながく存続そんぞくしていた[14][15]。このため、人文じんぶん社会しゃかい科学かがく系けいでは、課程かてい博士はかせは稀まれな存在そんざいであった。博士はかせ課程かてい修了しゅうりょう者しゃの大だい部分ぶぶんは、修了しゅうりょうに必要ひつような単位たんい数すうと年限ねんげんを満みたしてはいるものの、博士はかせ論文ろんぶんを提出ていしゅつしないまま修了しゅうりょうする満期まんき退学たいがく者しゃであった[15]。

アメリカ合衆国あめりかがっしゅうこくの大学院だいがくいんは、数すう多おおくの中退ちゅうたい者しゃの存在そんざいを含ふくむシステムであり[22]、「学位がくいを取得しゅとくせずに課程かていを修了しゅうりょうするという概念がいねん」はないが[13]、文部もんぶ科学かがく省しょうの学校がっこう基本きほん調査ちょうさでは「博士はかせ課程かてい修了しゅうりょう者しゃ」には単位たんい取得しゅとく退学たいがく者しゃも含ふくまれている[12]。1985年ねんの調査ちょうさで博士はかせ課程かてい修了しゅうりょう者しゃのうち学位がくいを取得しゅとくできたのは、理科りか系けいでは80%台たいや90%台だいであったのに対たいし、人文じんぶん系けいで2.1%、社会しゃかい系けいでは6.7%であった[23]。教授きょうじゅ陣じんが新制しんせい大学だいがく卒業そつぎょう者しゃに置おき換かわった1990年ねんにおいて、東京大学とうきょうだいがくの理科りか系けい学部がくぶの教授きょうじゅほぼ全員ぜんいんが博士はかせ号ごうを持もっていたのに対たいし、文学部ぶんがくぶでは53名めいの教授きょうじゅのうち、博士はかせ号ごうを持もつ者ものは18名めい、修士しゅうし号ごうの者ものは32名めいであった[24]。

「満期まんき退学たいがくが文系ぶんけい博士はかせ課程かていの特性とくせい」と言いわれることもあり[12]、1989年ねん以前いぜんの東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん人文じんぶん科学かがく研究けんきゅう科かでは、大学院生だいがくいんせいにとって課程かてい博士はかせ論文ろんぶんは書かかないことが原則げんそくで書かくことは例外れいがいであったという[25]。しかしこうした運用うんようは課程かてい制せい大学院だいがくいんの趣旨しゅしに反はんするものであることから、文部もんぶ科学かがく省しょうは、こうした呼称こしょうが制度せいど的てきな裏付うらづけがあるかのような評価ひょうかをすることを適切てきせつではないとし、人文じんぶん社会しゃかい科学かがく系けい大学院だいがくいんに対たいして課程かてい博士はかせ号ごうの円滑えんかつな授与じゅよを求もとめ[26]、1974年ねん以降いこう、大学院だいがくいん設置せっち基準きじゅんや学位がくい規則きそく等とうを累次るいじ改正かいせいし、課程かてい制せい大学院だいがくいんの実質じっしつ化かとそれと連動れんどうした学位がくい制度せいどの実現じつげんを目指めざしてきた[27]。

この結果けっか、1990年代ねんだいに入はいる前後ぜんごから、人文じんぶん社会しゃかい科学かがく系けい大学院だいがくいんでの課程かてい博士はかせ授与じゅよ数すうが大おおきく増加ぞうかした[28]。一いち例れいとして、東京大学とうきょうだいがく大学院だいがくいん人文じんぶん科学かがく研究けんきゅう科かでは1990年ねん（平成へいせい2年ねん）まで授与じゅよ件数けんすうが毎年まいとし0 - 2件けんであったところ、1992年ねん（平成へいせい4年ねん）15件けん、1993年ねん（平成へいせい5年ねん）31件けんと増加ぞうかしていった[29]。2019年度ねんど（令れい和わ元もと年度ねんど）の文部もんぶ科学かがく省しょう学校がっこう基本きほん調査ちょうさでは、文系ぶんけいでは「博士はかせ課程かてい修了しゅうりょう者しゃ」における単位たんい取得しゅとく退学たいがく者しゃの割合わりあいは約やく45%になっている[30]。人文じんぶん社会しゃかい科学かがく系けい大学院だいがくいんにおける学位がくい授与じゅよ率りつの向上こうじょうを踏ふまえ、日本にっぽん学術がくじゅつ振興しんこう会かいは、特別とくべつ研究けんきゅう員いんPDにおける「人文じんぶん学がく・社会しゃかい科学かがく分野ぶんや」に限かぎり単位たんい取得しゅとく退学たいがく者しゃも対象たいしょうとする処置しょちを、2018年度ねんど以降いこうに廃止はいしした[16]。

退学たいがく後ごの学位がくい取得しゅとく[編集へんしゅう]

単位たんい取得しゅとく退学たいがく後ごに博士はかせ論文ろんぶんを提出ていしゅつして合格ごうかくすれば、博士はかせの学位がくいを取得しゅとくできる[2][3]。これには論文ろんぶん博士はかせになる場合ばあいや[2][4][8]、所定しょていの年限ねんげん以内いないであれば課程かてい博士はかせ、それを過よぎれば論文ろんぶん博士はかせになる場合ばあいがある[3]。なお、1957年ねん（昭和しょうわ32年ねん）の文部省もんぶしょう通達つうたつに「大学院だいがくいん在学ざいがくの最高さいこう年限ねんげんは、最低さいてい在学ざいがく年限ねんげんの二に倍ばいの範囲はんい内ないにおいて大学だいがくが定さだめるものとす」とあることが博士はかせ論文ろんぶん提出ていしゅつ期限きげんの根拠こんきょと言いわれ[31]、ほとんどの大学だいがくでは在学ざいがく期間きかんの延長えんちょうも可能かのうである[32][18]（オーバードクター[18]も参照さんしょう）。

東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん情報じょうほう科学かがく研究けんきゅう科かや広島大学ひろしまだいがく大学院だいがくいん総合そうごう科学かがく研究けんきゅう科かの場合ばあいは、単位たんい取得しゅとく退学たいがく後ご1年ねん以内いないの博士はかせ論文ろんぶん提出ていしゅつ・審査しんさ申請しんせいであれば課程かてい博士はかせ扱あつかいであり[33][34]、大阪大学おおさかだいがく大学院だいがくいん医学いがく系けい研究けんきゅう科かであれば単位たんい取得しゅとく退学たいがく後ご3年ねん以内いないで課程かてい博士はかせになる[35]。豊橋技術科学大学とよはしぎじゅつかがくだいがくの場合ばあいは、博士はかせ後期こうき課程かてい入学にゅうがく後ご6年ねん以内いないが課程かてい博士はかせの条件じょうけんという表現ひょうげんになっている[7]。

一方いっぽう、東京医科歯科大学とうきょういかしかだいがくでは2010年ねん（平成へいせい22年ねん）以降いこう原則げんそくとして論文ろんぶん博士はかせを受うけ付つけていない[36]。同どう大学院だいがくいんでは、医い歯学しがく系けい研究けんきゅう科か医い歯学しがく系けいや保健ほけん衛生えいせい学がく研究けんきゅう科かだと単位たんい取得しゅとく満期まんき退学たいがく後ご4年ねん以内いないに学位がくい申請しんせい資格しかくが認定にんていされた場合ばあい、医い歯学しがく系けい研究けんきゅう科か生命せいめい理工りこう学がく系けいや生命せいめい情報じょうほう科学かがく教育きょういく部ぶでは同どう退学たいがく後ご3年ねん以内いないの認定にんていの場合ばあいが、論文ろんぶん博士はかせの条件じょうけんの一ひとつになっている[37][注ちゅう 4]。

脚注きゃくちゅう[編集へんしゅう]

[脚注きゃくちゅうの使つかい方かた]

注釈ちゅうしゃく[編集へんしゅう]

  1. ^ 単位たんい修得しゅうとく満期まんき退学たいがくという呼よび名なもある[7]。
  2. ^ 文部もんぶ科学かがく省しょうの大学だいがく設置せっち・学校がっこう法人ほうじん審議しんぎ会かいに提出ていしゅつする教員きょういん個人こじんの履歴りれき書しょにおいても、「単位たんい取得しゅとく後ご退学たいがく」の表記ひょうきをするように求もとめられている[9]。東京大学とうきょうだいがくの履歴りれき書しょ記入きにゅう要領ようりょうにも、「単位たんい取得しゅとく退学たいがく」や「単位たんい取得しゅとく退学たいがく見込みこみ」が大学院だいがくいんの修了しゅうりょう区分くぶんとして指定していされている[11]。
  3. ^ 日本にっぽん学術がくじゅつ振興しんこう会かいが運営うんえいする、アジア・アフリカの研究けんきゅう者しゃが日本にっぽんの大学院だいがくいんで論文ろんぶん博士はかせを取得しゅとくすることを支援しえんする事業じぎょう[38]。
  4. ^ ほかに論文ろんぶん博士はかせの条件じょうけんとして、「論文ろんぶん博士はかせ取得しゅとく希望きぼう者しゃに対たいする支援しえん事業じぎょう」[注ちゅう 3]対象たいしょう者しゃや、同どう大学だいがくの在職ざいしょく者しゃが審査しんさを受うける場合ばあいがある[37]。

出典しゅってん[編集へんしゅう]

  1. ^ アカリク 2022, 満期まんき退学たいがく／単位たんい取得しゅとく後退こうたい学がくの英語えいご表現ひょうげん.
  2. ^ a b c d e アカリク 2022.
  3. ^ a b c d e f 秋田あきた 2022.
  4. ^ a b c 中央ちゅうおう教育きょういく審議しんぎ会かい大学だいがく分科ぶんか会かい大学院だいがくいん部会ぶかい「用語ようごの整理せいりに関かんする参考さんこう資料しりょう」『資料しりょう3‐2 大学院だいがくいん部会ぶかいにおける審議しんぎの概要がいよう（案あん）－大学院だいがくいんの魅力みりょくある教育きょういくの展開てんかいに向むけて－』、文部もんぶ科学かがく省しょう、2004年ねん、2023年ねん6月がつ26日にち(UTC)閲覧えつらん。
  5. ^ アカリク 2022, 単位たんい取得しゅとく退学たいがく・単位たんい取得しゅとく満期まんき退学たいがくという言葉ことばもある.
  6. ^ “博士はかせ後期こうき課程かてい単位たんい修得しゅうとく退学たいがくについて”. 北海道大学ほっかいどうだいがく大学院だいがくいん法学ほうがく研究けんきゅう科か. 2023年ねん6月がつ22日にち(UTC)閲覧えつらん。
  7. ^ a b “学籍がくせきの異動いどうについて”. 学部がくぶ・大学院だいがくいん. 豊橋技術科学大学とよはしぎじゅつかがくだいがく. 2023年ねん6月がつ23日にち(UTC)閲覧えつらん。
  8. ^ a b 社会しゃかい学がく教育きょういく委員いいん会かい 1984, p. 466-469.
  9. ^ a b 「23 教員きょういん個人こじん調書ちょうしょ 履歴りれき書しょ(5)「学歴がくれき」の欄らんについて①」『大学だいがくの設置せっち等とうに係かかる提出ていしゅつ書類しょるいの作成さくせいの手引てびき（令れい和わ6年度ねんど開設かいせつ用よう改正かいせい後ご基準きじゅん）』、文部もんぶ科学かがく省しょう、2023年ねん、166頁ぺーじ。
  10. ^ アカリク 2022, 満期まんき退学たいがく／単位たんい取得しゅとく後退こうたい学がくの表現ひょうげん.
  11. ^ 「(6)「大学院だいがくいん」欄らん」『履歴りれき書しょ記入きにゅう要領ようりょう』、東京大学とうきょうだいがく、2頁ぺーじ。
  12. ^ a b c “No.224 大学院だいがくいん教育きょういくの課題かだい―中教審ちゅうきょうしん答申とうしんを読よんで―”. アルカディア学がく報ほう（教育きょういく学術がくじゅつ新聞しんぶん掲載けいさいコラム）. 日本にっぽん私立しりつ大学だいがく協会きょうかい. 2023年ねん6月がつ23日にち(UTC)閲覧えつらん。
  13. ^ a b 福留ふくとめ 2012, p. 254 中ちゅうの注ちゅう8（PDFでは18ページ目め）.
  14. ^ a b c 社会しゃかい学がく教育きょういく委員いいん会かい 1984, p. 468.
  15. ^ a b c 福留ふくとめ 2005, p. 369.
  16. ^ a b “制度せいどの概要がいよう（PD・DC2・DC1）”. 特別とくべつ研究けんきゅう員いん. 日本にっぽん学術がくじゅつ振興しんこう会かい. 2023年ねん6月がつ23日にち(UTC)閲覧えつらん。
  17. ^ a b 文部もんぶ科学かがく省しょう大学だいがく振興しんこう課か「17 博士はかせ学位がくい授与じゅよ数すうの推移すいいと授与じゅよ率りつ」中央ちゅうおう教育きょういく審議しんぎ会かい答申とうしん『新しん時代じだいの大学院だいがくいん教育きょういく』、文部もんぶ科学かがく省しょう、2023年ねん6月がつ22日にち(UTC)閲覧えつらん。
  18. ^ a b c 長根ながね 2021.
  19. ^ 政府せいふ統計とうけいの総合そうごう窓口まどぐち　学校がっこう基本きほん調査ちょうさ　昭和しょうわ39年度ねんど　高等こうとう教育きょういく機関きかん　卒業そつぎょう後ごの状況じょうきょう調査ちょうさ　大学院だいがくいん [1]表ひょう280「博士はかせ課程かていの進路しんろ別べつ　卒業そつぎょう者しゃ数すう」
  20. ^ アカリク 2022, 満期まんき退学たいがく／単位たんい取得しゅとく後ご退学たいがくをする学生がくせいの割合わりあい.
  21. ^ 吉澤よしざわ能のう政せい「工学こうがく系けい大学院だいがくいんの教育きょういく改革かいかく」大学だいがく基準きじゅん協会きょうかい『転換期てんかんきの大学院だいがくいん教育きょういく』1996年ねん、pp.13-50、pp.15-16
  22. ^ 福留ふくとめ 2012, pp. 248–249.
  23. ^ 黒羽くろは 1995, p. 10.
  24. ^ 廣こう潤じゅん社しゃ『平成へいせい2年度ねんど版ばん　全国ぜんこく大学だいがく職員しょくいん録ろく　国公立こっこうりつ大学だいがく編へん』1990年ねん、pp.316-319（他た学部がくぶはpp.319-347））
  25. ^ 佐藤さとう慎一しんいち「人文じんぶん系けい大学院だいがくいんにおける課程かてい博士はかせの育成いくせい」大学だいがく基準きじゅん協会きょうかい『転換期てんかんきの大学院だいがくいん教育きょういく』1996年ねん、pp.82-117、p.84
  26. ^ 中央ちゅうおう教育きょういく審議しんぎ会かい 2005b.
  27. ^ 福留ふくとめ 2005, pp. 371–372.
  28. ^ 福留ふくとめ 2005, p. 373.
  29. ^ 黒羽くろは 1995, p. 11.
  30. ^ 高橋たかはし 2019, p5（PDFとしてはp7）.
  31. ^ 社会しゃかい学がく教育きょういく委員いいん会かい 1984, pp. 467–468.
  32. ^ 社会しゃかい学がく教育きょういく委員いいん会かい 1984, p. 473.
  33. ^ “「退学たいがく」の願ねがい出でについて”. 東北大学とうほくだいがく大学院だいがくいん情報じょうほう科学かがく研究けんきゅう科か. 2023年ねん6月がつ23日にち(UTC)閲覧えつらん。
  34. ^ “15 広島大学ひろしまだいがく大学院だいがくいん総合そうごう科学かがく研究けんきゅう科かを単位たんい取得しゅとく退学たいがくした者ものの学位がくい審査しんさ(論文ろんぶん博士はかせ)に関かんする申合もうしあわせ”. 広島大学ひろしまだいがく大学院だいがくいん総合そうごう科学かがく研究けんきゅう科か. (2019年ねん4月がつ15日にち) 2023年ねん6月がつ23日にち(UTC)閲覧えつらん。
  35. ^ “博士はかせ学位がくい申請しんせい手続てつづきについて(課程かてい博士はかせ)”. 博士はかせ課程かてい. 大阪大学おおさかだいがく大学院だいがくいん医学いがく系けい研究けんきゅう科か. 2023年ねん6月がつ23日にち(UTC)閲覧えつらん。
  36. ^ “学位がくい申請しんせい書類しょるい”. 東京医科歯科大学とうきょういかしかだいがく. 2023年ねん6月がつ25日にち(UTC)閲覧えつらん。
  37. ^ a b “各かく研究けんきゅう科かの論文ろんぶん博士はかせ（乙おつ）廃止はいし後ごの特例とくれい”. 東京医科歯科大学とうきょういかしかだいがく. 2023年ねん6月がつ25日にち(UTC)閲覧えつらん。
  38. ^ “論文ろんぶん博士はかせ号ごう取得しゅとく希望きぼう者しゃに対たいする支援しえん事業じぎょう”. 日本にっぽん学術がくじゅつ振興しんこう会かい. 2023年ねん6月がつ25日にち(UTC)閲覧えつらん。

参考さんこう文献ぶんけん[編集へんしゅう]

外部がいぶリンク[編集へんしゅう]

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