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嘉悦かえつこう

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かえつ たか

嘉悦かえつ こう
生誕せいたん 1867ねん3月2にち
日本の旗 日本にっぽん 熊本くまもとけん熊本くまもと本山もとやままち
現在げんざい中央ちゅうおう本山もとやままち
死没しぼつ (1949-02-05) 1949ねん2がつ5にち(81さいぼつ
出身しゅっしんこう 成立せいりつ学舎がくしゃ
職業しょくぎょう 教育きょういくしゃ
著名ちょめい実績じっせき 嘉悦学園かえつがくえん創立そうりつ
おや 嘉悦かえつぼう
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嘉悦かえつ こう(かえつ たか、慶応けいおう3ねん1がつ26にち1867ねん3月2にち) - 昭和しょうわ24ねん1949ねん2がつ5にち)は、熊本くまもとけん熊本くまもと本山もとやままち出身しゅっしん[1]女性じょせい教育きょういくしゃ明治めいじ36ねん日本にっぽんはつ女子じょし商業しょうぎょう教育きょういくこう私立しりつ日本にっぽん女子じょし商業しょうぎょう学校がっこう創立そうりつ学校がっこう法人ほうじん嘉悦学園かえつがくえん創立そうりつしゃ孝子こうしとも。

人物じんぶつ

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こうちちである嘉悦かえつぼう熊本くまもとはん儒学じゅがくしゃ横井よこい小楠しょうなんおしえをけていた。こうおさないころからちちとおして学問がくもんまなび、実学じつがく思想しそうけていった。彼女かのじょ女子じょし経済けいざいてき自立じりつかんしてかんがえるにいたった経緯けいいとして、ちちである嘉悦かえつぼう経営けいえいしていた緑川みどりかわ製紙せいしじょう女工じょこうとしてはたらいていたということがある。成長せいちょうしてからは東京とうきょう成立せいりつ学舎がくしゃ女子じょしまなび、教育きょういくへの理解りかいふかめていった。卒業そつぎょう同校どうこうにて教鞭きょうべんり、日本にっぽん女子じょし教育きょういくかい講師こうしなどをつとめたのち明治めいじ36ねん(1903ねん)、私立しりつ日本にっぽん女子じょし商業しょうぎょう学校がっこう創立そうりつした。

学校がっこう創立そうりつにあたり、金銭きんせんめん工面くめん苦労くろうしたようであり、鉄道てつどうさいなどを購入こうにゅうして運用うんようしていたが、購入こうにゅう価格かかくよりも価値かち下落げらくしたことからまえくらになったとかたっている。

どう時期じき商業しょうぎょう教育きょういく援助えんじょおこなっていた渋沢しぶさわ栄一えいいちおとずれ、日本にっぽん女子じょし高等こうとう商業しょうぎょう学校がっこうしん校舎こうしゃ建設けんせつかる費用ひよう援助えんじょもうれている。渋沢しぶさわ栄一えいいち日本にっぽん女子じょし高等こうとう商業しょうぎょう学校がっこう建設けんせつ後援こうえんかい発起人ほっきにん受諾じゅだくし、建設けんせつ資金しきん寄付きふした。また、渋沢しぶさわ栄一えいいちぼっするまで、同校どうこう顧問こもんつとめていた [2]

実弟じってい陸軍りくぐん少将しょうしょう嘉悦かえつさとし[3]

活動かつどう

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受章じゅしょうれき

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著書ちょしょ

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  • 料理りょうり講習こうしゅう筆記ひっき 信濃しなの教育きょういくかい小県ちいさがたぐんかい上田うえだ婦人ふじん談話だんわかい ひゃくごうしゃ書店しょてん 1903.2
  • 学校がっこう生活せいかつ 金港きんこうどう 1904.2 (家庭かてい小説しょうせつ)
  • しん家庭かてい 金港きんこうどう 1904.2 (家庭かてい小説しょうせつ)
  • 割烹かっぽう新書しんしょ 井上いのうえよし兵衛ひょうえ共著きょうちょ 隆文たかふみかん 1905.4
  • 惣菜そうざい料理りょうりのおけいこ 宝永ほうえいかん 1907.6
  • 主婦しゅふ修養しゅうよう 津川つがわ梅村うめむら共著きょうちょ 平民へいみん書房しょぼう 1907.7
  • 家政学かせいがく講話こうわ 同文どうぶんかん 1908.12
  • おんな四書ししょ評釈ひょうしゃく 日本にっぽん女子じょし商業しょうぎょう学校がっこう 1911.12
  • はなより田中たなかひさへん 東亜とうあどう書房しょぼう 1915 (縮刷しゅくさつ名著めいちょ叢書そうしょ)
  • おこるなはたら洛陽らくようどう 1915
  • 現在げんざい生活せいかつからおもはぬ貯金ちょきんほう 春秋しゅんじゅうしゃ書店しょてん 1916
  • どなたにも安価あんか料理りょうり 恋人こいびとしゃ 1916
  • 価値かちある生涯しょうがい 丁未ていみ出版しゅっぱんしゃ 1917
  • 理想りそう奥様おくさま 日本にっぽん書院しょいん 1917
  • 貯金ちょきん出来でき経済けいざいかた 実業之日本社じつぎょうのにほんしゃ 1917
  • 貯金ちょきん出来でき模範もはん生活せいかつほう 青雲せいうんしゃ 1917
  • 家庭かてい生活せいかつ改造かいぞう 日新にっしんかく 1919
  • 家庭かてい予算よさん生活せいかつ 教化きょうか団体だんたい聯合れんごうかい 1925 (教化きょうか資料しりょう)
  • 教養きょうよう経済けいざい婦人ふじん読本とくほん きょうぶんしゃ 1927
  • わたし進言しんげん 明治めいじ書院しょいん 1937
  • 礼法れいほう要項ようこう詳解しょうかい 昭和しょうわ出版しゅっぱん協会きょうかい 1942

脚注きゃくちゅう

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  1. ^ 熊本くまもと教育きょういく振興しんこうかいへん肥後ひご人物じんぶつものがたり』 熊本くまもと教育きょういく振興しんこうかい、1988ねん、158-159ぺーじ
  2. ^ 渋沢しぶさわ栄一えいいち伝記でんき資料しりょうだい45かん
  3. ^ もと女官にょかんちょう島津しまづ女史じょし不敬ふけい容疑ようぎ留置りゅうちさる大阪おおさか朝日新聞あさひしんぶん 1936.8.29 (昭和しょうわ11)、神戸大学こうべだいがく経済けいざい経営けいえい研究所けんきゅうじょ 新聞しんぶん記事きじ文庫ぶんこ
  4. ^ 官報かんぽう号外ごうがい叙任じょにん及辞れい」1915ねん11がつ10日とおか

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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