塩田しおだ仔こ

塩田しおだ仔この位置いち

塩田しおだ梓あずさ（イムチンチャイ、英語えいご：Yim Tin Tze）、または塩田しおだ仔こは、香港ほんこん新しん界かい西にし貢みつぐ区くにある島しまである。住民じゅうみんは製塩せいえんを生業せいぎょうとして、主おもにカトリックを信仰しんこうしていた。カトリック香港ほんこん教区きょうく司教しきょう総そう代理だいり陳ちん志明しめいも塩田しおだ仔こに生うまれた。

塩田しおだ梓あずさに残のこされた塩田しおだ

鹽田しおだ梓あずさ出身しゅっしんの陳ちん志明しめい司教しきょう総そう代理だいりの故こ居きょ

聖せいヨセフ教会堂きょうかいどう

18世紀せいきに中国ちゅうごく広東かんとん省しょう宝たから安やすし県けん（現げん・広東かんとん省しょう深ふか圳市）から陳ちん氏し夫妻ふさいが移住いじゅうしてきたのが始はじまり。「梓あずさ」には故郷こきょうの意味いみが込こめられている。全盛期ぜんせいきには1,200人にん以上いじょうが住すんでいたが、農業のうぎょうなどが困難こんなんだったため、村民そんみんは外国がいこくや市街地しがいちに移うつり住すんだ。今いまは住すんでいる人じんがいないが、客きゃく家かの伝統でんとう家屋かおくや塩田えんでんの跡地あとち、カトリック教会堂きょうかいどうなどが残のこされた。