大和やまと呉服ごふく橋きょうビル

大和やまと呉服ごふく橋きょうビル
情報じょうほう
用途ようと	オフィス
構造こうぞう形式けいしき	鉄骨てっこつ鉄筋てっきんコンクリート造づくり
敷地しきち面積めんせき	2,681.52 m²
延のべ床ゆか面積めんせき	24,452.74 m²
状態じょうたい	解体かいたい
階数かいすう	地上ちじょう9階かい・地下ちか3階かい
高たかさ	38.5
エレベーター数すう	乗用じょうよう5台だい、貨物かもつ用よう1台だい
竣工しゅんこう	1956年ねん5月がつ
改築かいちく	1966年ねん、1970年ねん
解体かいたい	2017年ねん
所在地しょざいち	東京とうきょう都と千代田ちよだ区く大手町おおてまち2-6-4
座標ざひょう	北緯ほくい35度ど41分ふん2.5秒びょう 東経とうけい139度ど46分ふん14.5秒びょう

大和証券だいわしょうけん本社ほんしゃビル時代じだい（2007年ねん）

大和やまと呉服ごふく橋きょうビル（だいわごふくばしビル）は、東京とうきょう都と千代田ちよだ区く大手町おおてまちにあったオフィスビル。

概要がいよう

1956年ねん（昭和しょうわ31年ねん）、外堀そとぼり通どおりと永代えいたい通どおりの交まじわる呉服ごふく橋きょう交差点こうさてんの北西ほくせい角かくに完成かんせいした。東京とうきょう駅えきの北側きたがわに隣接りんせつする地上ちじょう9階かい建だてのガラス張がらすばり、浅緑せんりょく色しょくの外観がいかんは、まだ戦後せんごの復興ふっこう色しょくの残のこる東京とうきょうではひときわ目立めだったという。

本ほんビルは敗戦はいせんからの復興ふっこうを象徴しょうちょうする"最さい新鋭しんえいビル"の代表だいひょう格かくとして、地方ちほうからの修学旅行しゅうがくりょこう生せいなども見物けんぶつに訪おとずれる名所めいしょで、昭和しょうわ30年代ねんだいのサラリーマン生活せいかつを描えがいた映画えいが「ニッポン無責任むせきにん野郎やろう」や「サラリーマン出世しゅっせ太閤たいこう記き」など、数すう多おおくの映画えいがのロケなどにも使つかわれた。

竣工しゅんこう以来いらい大和證券だいわしょうけんが本社ほんしゃを置おいていたが、同社どうしゃは2007年ねんにグラントウキョウノースタワーに移転いてんした。その後ご2010年ねんより、人材じんざい派遣はけん会社かいしゃパソナが1棟むね全すべてを使つかい本社ほんしゃを置おいていた。壁面へきめん・屋上おくじょう緑化りょくかが施ほどこされ、ビル内ないの農園のうえんではコメや野菜やさいが栽培さいばいされていた。地下ちか2・3階かいは、隣接りんせつする日本にっぽんビル・朝日生命あさひせいめい大手町おおてまちビル・JXビルとつながる日本にっぽんパーキングセンターとなっていた。

三菱地所みつびしじしょによる常盤橋ときわばし地区ちく再さい開発かいはつ事業じぎょうに伴ともない、2017年ねん6月がつに閉鎖へいさされ、その後ご解体かいたいされた。解体かいたい時点じてんで築ちく61年ねんであり、再さい開発かいはつ事業じぎょう区域くいきにあるビルの中なかでは最もっとも古ふるかった。

関連かんれん項目こうもく

• TOKYO TORCH - 当地とうち周辺しゅうへんで進行しんこう中ちゅうの再さい開発かいはつ地区ちく。
• 常盤橋ときわばしタワー - 当地とうちに新あらたに建設けんせつされた超ちょう高層こうそうビル。