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天寧寺(てんねいじ)は、滋賀県彦根市にある曹洞宗の寺院。山号は萬年山(まんねんざん)。
井伊家ゆかりの寺院の一つで、19世紀前半(文政・天保年間)に作られた五百羅漢像や井伊直弼供養塔などで知られる。また、井伊直弼が暗殺された時に使用していた、駕籠敷物も所蔵している。
文政2年(1819年)、彦根城下・上藪下の宗徳寺が移転し、文政5年(1822年)頃、寺号を変えて成立した。移転以前の文化8年(1811年)に本堂が、その後、文政11年(1828年)に羅漢堂(仏堂)が建てられた。井伊氏11代直中が、宗徳寺移転と堂宇建設を行った。伝承によると、腰元・若竹が不義の子を妊娠したとの風評を耳にしたため藩の法度として死罪に処したところ、不義の相手が長子・直清だったことが判明し、母子の追善供養のため寂室堅光に相談して造らせたという。
- 五百羅漢像(彦根市指定文化財)
- 井伊直弼供養塔