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富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ

出典しゅってん: フリー百科ひゃっか事典じてん『ウィキペディア(Wikipedia)』
富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ
Fuji Electric FA Components & Systems Co., Ltd.
種類しゅるい 株式会社かぶしきがいしゃ
市場いちば情報じょうほう 上場じょうじょう
略称りゃくしょう FCS
本社ほんしゃ所在地しょざいち 日本の旗 日本にっぽん
369-0192
埼玉さいたまけん鴻巣こうのすみなみ1丁目ちょうめ5ばん45ごう吹上ふきあげ工場こうじょう
設立せつりつ 2008ねん10がつ1にち ※1
業種ぎょうしゅ 電気でんき機器きき
法人ほうじん番号ばんごう 6010001120740 ウィキデータを編集
事業じぎょう内容ないよう 受配じゅはいでん機器ききおよび制御せいぎょ機器ききとう開発かいはつ製造せいぞう販売はんばいおよびサービス
代表だいひょうしゃ 代表だいひょう取締役とりしまりやく執行しっこう役員やくいん社長しゃちょう森本もりもと正博まさひろ
資本しほんきん 75おく9800まんえん
売上うりあげだか 469おく6,100まんえん
(2024ねん3がつ[1]
営業えいぎょう利益りえき 32おく2,000まんえん
(2024ねん3がつ[1]
経常けいじょう利益りえき 48おく8,500まんえん
(2024ねん3がつ[1]
じゅん利益りえき 40おく6,100まんえん
(2024ねん3がつ[1]
純資産じゅんしさん 418おく7,500まんえん
(2024ねん3がつ[1]
そう資産しさん 562おく5,300まんえん
(2024ねん3がつ[1]
従業じゅうぎょう員数いんずう 連結れんけつやく2,500にん
単体たんたいやく900にん
決算けっさん 3月31にち
主要しゅよう株主かぶぬし 富士電機ふじでんき株式会社かぶしきがいしゃ 63%
シュナイダーエレクトリックホールディングス株式会社かぶしきがいしゃ 37%
外部がいぶリンク https://www.fujielectric.co.jp/fcs/
特記とっき事項じこう:※1 「富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ」としての設立せつりつは2003ねん10がつ1にちであるが、書類しょるいうえべつ法人ほうじんである(富士電機ふじでんきアセッツマネジメント参照さんしょう)。書類しょるいじょう前身ぜんしんである(きゅう)「シュナイダーエレクトリック株式会社かぶしきがいしゃ」の設立せつりつは1975ねん8がつ ※2 古河ふるかわ三水さんずいかい会員かいいん会社かいしゃである。
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吹上ふきあげ事業じぎょう所内しょないにある「テクノウィング」

富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ(ふじでんきききせいぎょ、英文えいぶん社名しゃめいFuji Electric FA Components & Systems Co., Ltd.)は、富士電機ふじでんきグループきゅう富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃシュナイダーエレクトリックグループのきゅう)シュナイダーエレクトリック株式会社かぶしきがいしゃ現在げんざい同名どうめい企業きぎょうとはシュナイダーグループであること以外いがい直接ちょくせつつながりはい)が事業じぎょう統合とうごうされて設立せつりつされたりょうグループの合弁ごうべん会社かいしゃで、受配じゅはいでん機器ききや、開閉かいへい制御せいぎょ機器ききなど、工場こうじょうのFAラインやインテリジェントビルなどの運転うんてん安全あんぜんささえるコンポーネント機器きき設計せっけい製造せいぞう販売はんばいおこなっており、富士電機ふじでんきグループの器具きぐ分野ぶんやにな企業きぎょうである。

富士電機ふじでんき株式会社かぶしきがいしゃ主要しゅよう子会社こがいしゃ持株もちかぶ会社かいしゃ体制たいせい時代じだい中核ちゅうかく子会社こがいしゃひとつ)で、FA機器ききのメーカー。

概要がいよう

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  • 2010ねん現在げんざいさい主力しゅりょくである受配じゅはいでん機器きき事業じぎょう日本にっぽん国内こくないシェアは20%であり、三菱電機みつびしでんきいでだい2となっている。2012ねんまでに35%にまでばして三菱電機みつびしでんきき、国内こくないシェアだい1目指めざ方針ほうしんとしていたが[2]、その続報ぞくほうはない。
  • 当初とうしょ2008ねん7がつ設立せつりつすると発表はっぴょうされていた。しかし、独占どくせん禁止きんしほうなどのほう手続てつづきにおくれがたため、10月に延期えんきしている。
  • 富士電機ふじでんきホールディングス[3]100%子会社こがいしゃ受配じゅはいでん機器きき制御せいぎょ機器きき事業じぎょうにな企業きぎょうであったきゅう富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ」とシュナイダーエレクトリックホールディングス100%子会社こがいしゃ受配じゅはいでん機器きき制御せいぎょ機器きき事業じぎょうにな企業きぎょうであった「シュナイダーエレクトリック株式会社かぶしきがいしゃ」を統合とうごうして設立せつりつされた。以下いか統合とうごう手順てじゅん詳細しょうさい記載きさいする。
    • きゅう富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょから吸収きゅうしゅう分割ぶんかつ配電はいでん機器きき制御せいぎょ機器きき事業じぎょう分離ぶんりし、シュナイダーエレクトリックを存続そんぞく会社かいしゃとして統合とうごうするととも商号しょうごうを「富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ」に」変更へんこうした[4]
    • きゅう機器きき制御せいぎょ法人ほうじんを「富士電機ふじでんきアセッツマネジメント株式会社かぶしきがいしゃ」に商号しょうごう変更へんこうした(富士電機ふじでんきアセッツマネジメントは、のち富士電機ふじでんきグループ電機でんきシステム部門ぶもん中核ちゅうかく事業じぎょう会社かいしゃ富士電機ふじでんきシステムズ株式会社かぶしきがいしゃ[3]吸収きゅうしゅう合併がっぺいされた[5])。
    • なお、合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつともない、合弁ごうべん事業じぎょう関係かんけい事業じぎょうをそれぞれグループ会社かいしゃ継承けいしょうした。
      • きゅう 富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょは、同年どうねん7がつにシステム機器きき事業じぎょう本部ほんぶ電源でんげん営業えいぎょう部門ぶもん富士電機ふじでんきシステムズ[3]吸収きゅうしゅう分割ぶんかつ継承けいしょうした。
      • シュナイダーエレクトリックは、合弁ごうべん同時どうじこうあつ機器ききかんする事業じぎょうをシュナイダーエレクトリックホールディングスに吸収きゅうしゅう分割ぶんかつ継承けいしょうした。
  • 富士電機ふじでんきからの出資しゅっし比率ひりつやく63%となっており、富士電機ふじでんき連結れんけつ子会社こがいしゃとなっている。
  • 2012ねん10がつ以降いこうは、富士電機ふじでんき持株もちかぶ会社かいしゃ体制たいせい時代じだいにおける中核ちゅうかく事業じぎょう会社かいしゃなか唯一ゆいいつのこ企業きぎょうとなった。富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ統合とうごう構想こうそう存在そんざいしているが、シュナイダーとの合弁ごうべんであることから、現時点げんじてん具体ぐたいてきうごきはない。

主力しゅりょく製品せいひん事業じぎょう

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主要しゅよう事業じぎょうしょ

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営業えいぎょう拠点きょてん全国ぜんこく各地かくち所在しょざいする。

沿革えんかく

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設立せつりつまでの経緯けいい
  • 1975ねん8がつ - シュナイダーエレクトリックグループ日本にっぽん法人ほうじん系列けいれつ中核ちゅうかく事業じぎょう会社かいしゃ「シュナイダーエレクトリック株式会社かぶしきがいしゃ」をシュナイダーエレクトリックホールディングス(日本にっぽん法人ほうじん持株もちかぶ会社かいしゃ)の子会社こがいしゃとして設立せつりつ
  • 2003ねん10月1にち - 富士電機ふじでんきグループ純粋じゅんすいかぶ会社かいしゃせい移行いこうにより、機器きき制御せいぎょ部門ぶもん中核ちゅうかく事業じぎょう会社かいしゃきゅう)「富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ」を富士電機ふじでんきホールディングス(きゅう 富士電機ふじでんき株式会社かぶしきがいしゃ)の子会社こがいしゃとして設立せつりつ
  • 2003ねん11月 - (きゅう富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ製品せいひんとシュナイダー製品せいひん相互そうご供給きょうきゅう開始かいし
  • 2004ねん6がつ - (きゅう富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょフランス シュネデール エレクトリック インダストリーズしゃ(シュナイダー・エレクトリック・インダストリーSAS。シュナイダーエレクトリックグループ中核ちゅうかく、シュナイダーエレクトリックホールディングスの親会社おやがいしゃ)が、低圧ていあつ遮断しゃだん(MCCB)事業じぎょう業務ぎょうむ提携ていけいし、中国ちゅうごく現地げんち合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつ[1]
  • 2008ねん3月27にち - 富士電機ふじでんきグループとシュナイダーエレクトリックグループの合弁ごうべんで、同年どうねん7がつ受配じゅはいでん制御せいぎょ機器きき事業じぎょう会社かいしゃ設立せつりつ発表はっぴょう
  • 2008ねん6月26にち - 合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつ時期じき変更へんこう発表はっぴょう
  • 2008ねん7がつ1にち - (きゅう富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ富士電機ふじでんきグループ機器きき制御せいぎょ部門ぶもん中核ちゅうかく事業じぎょう会社かいしゃ指定していかれ、電機でんきシステム部門ぶもんない器具きぐ受配じゅはいでん制御せいぎょ機器きき事業じぎょう単独たんどく会社かいしゃとして分割ぶんかつされる(事業じぎょう富士電機ふじでんきシステムズに統合とうごう
  • 2008ねん8がつ28にち - 合弁ごうべん会社かいしゃ設立せつりつ株主かぶぬしあいだ契約けいやくしょ調印ちょういん、10月1にち設立せつりつ正式せいしき発表はっぴょう
設立せつりつ
  • 2008ねん10がつ1にち - シュナイダーエレクトリック日本にっぽん法人ほうじん存続そんぞく会社かいしゃとして、(きゅう富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ統合とうごうし、(しん)「富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ」(代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうきゅう 富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ代表だいひょう取締役とりしまりやく社長しゃちょうであった肥後ひご直人なおと就任しゅうにん)を設立せつりつ
  • 2009ねん3がつ17にち - 富士電機ふじでんきグループがわ株式かぶしき保有ほゆう会社かいしゃであった富士電機ふじでんきアセッツマネジメントきゅう 富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ法人ほうじん)が富士電機ふじでんきシステムズに吸収きゅうしゅう合併がっぺいされる
  • 2009ねん7がつ1にち - 器具きぐ中心ちゅうしんとしたコンポーネントビジネスの販売はんばい子会社こがいしゃぐん富士電機ふじでんきテクニカ統合とうごう
  • 2009ねん8がつ1にち - シュナイダーブランドカスタマーサポートセンターを吹上ふきあげ事業じぎょう所内しょない移転いてん
  • 2009ねん10がつ29にち - 富士電機ふじでんきシステムズの常務じょうむ取締役とりしまりやくである伊藤いとう文夫ふみお代表だいひょう取締役とりしまりやく就任しゅうにん
  • 2010ねん4がつ - 富士電機ふじでんきグループのセグメント再編さいへんにより、再編さいへんのプロダクト:器具きぐ部門ぶもん中核ちゅうかく事業じぎょう会社かいしゃ指名しめいされる。
  • 2021ねん8がつ1にち - 本社ほんしゃ本店ほんてん所在地しょざいち東京とうきょう中央ちゅうおう日本橋大伝馬にほんばしおおでんままち三井住友銀行みついすみともぎんこう人形にんぎょうまちビル)から、埼玉さいたまけん鴻巣こうのすみなみ吹上ふきあげ工場こうじょう所在地しょざいち)に移転いてん[6]。なお、東京とうきょう営業えいぎょう富士電機ふじでんき本社ほんしゃない移転いてん三井住友銀行みついすみともぎんこう人形にんぎょうまちビルには富士電機ふじでんきテクニカのこる。

主要しゅよう関係かんけい会社かいしゃ

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国内こくないグループ企業きぎょう

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  • 株式会社かぶしきがいしゃ秩父富士ちちぶふじ製造せいぞう埼玉さいたまけん秩父ちちぶぐん小鹿野おがのまち
  • 富士電機ふじでんきテクニカ株式会社かぶしきがいしゃ販売はんばい一部いちぶ製造せいぞう保守ほしゅ東京とうきょう中央ちゅうおう(機器きき制御せいぎょ本社ほんしゃ同所どうしょ)) - 一時期いちじきシステムズしゃ管轄かんかつにあった[7]
    秩父富士ちちぶふじしゃ機器きき制御せいぎょしゃ製造せいぞう工場こうじょうひとつとして制御せいぎょ部品ぶひんとう製品せいひん製造せいぞう(「富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ あつかい」製品せいひん)、テクニカしゃ販売はんばいとうふくめて一部いちぶ製品せいひん移管いかんされている(「富士電機ふじでんきテクニカ あつかい」製品せいひん

国外こくがいグループ企業きぎょう

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富士電機ふじでんき有価ゆうか証券しょうけん報告ほうこくしょ事業じぎょう系統けいとうによる「器具きぐ」に分類ぶんるいされている企業きぎょうことなっている部分ぶぶんがあるが、FCS公式こうしきサイトの海外かいがい関連かんれん会社かいしゃ一覧いちらんわせる。
  • 富士電機ふじでんき上海しゃんはいしゃ
  • 富士電機ふじでんきしゅうしゃ
  • 台湾たいわん国際こくさい富士電機ふじでんきしゃ
  • 富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょコリアしゃ
  • 富士電機ふじでんきアメリカしゃ
  • 富士電機ふじでんきヨーロッパしゃ

過去かこのグループ企業きぎょう

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以下いか、2しゃ富士電機ふじでんきグループ全体ぜんたい営業えいぎょう再編さいへんともない、機器きき制御せいぎょ直轄ちょっかつからはなれたが、明言めいげんはされていなかった(北海道ほっかいどう富士電機ふじでんき沿革えんかく記載きさいはしていた)。2012ねん企業きぎょうパンフレット富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょのご案内あんない-Corporate Guideでは、記載きさいくなっている。

また、きゅう法人ほうじん子会社こがいしゃだったが、きゅう富士電機ふじでんきシステムズをつうじて、現在げんざい富士電機ふじでんき本体ほんたい子会社こがいしゃとなっている企業きぎょうがある。

関連かんれん項目こうもく

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外部がいぶリンク

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脚注きゃくちゅう

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  1. ^ a b c d e f 富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ だい26決算けっさん公告こうこく
  2. ^ ふつシュナイダー・エレクトリックしゃとの合弁ごうべん会社かいしゃ新生しんせい富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ」を10月1にち設立せつりつ』(プレスリリース)富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ株式会社かぶしきがいしゃ、2008ねん8がつ28にちhttp://www.fujielectric.co.jp/about/news/08082801/2011ねん4がつ23にち閲覧えつらん 
  3. ^ a b c 富士電機ふじでんきホールディングス株式会社かぶしきがいしゃ富士電機ふじでんきシステムズ株式会社かぶしきがいしゃは、2011ねん4がつ合併がっぺいげん富士電機ふじでんき株式会社かぶしきがいしゃ
  4. ^ 出資しゅっし比率ひりつ日本にっぽん国内こくないにおける知名度ちめいどとうしょ問題もんだいにより、合弁ごうべんというかたちをとりつつも富士電機ふじでんきホールディングス100%子会社こがいしゃ名乗なのっていたの商号しょうごう継承けいしょうすることとし、「シュナイダー」は社内しゃないの1ブランドとした。
  5. ^ 富士電機ふじでんきホールディングス平成へいせい21ねん3がつ決算けっさん短信たんしんより
  6. ^ 本店ほんてん所在地しょざいち変更へんこうのご案内あんない富士電機ふじでんき機器きき制御せいぎょ
  7. ^ 営業えいぎょう再編さいへんともな同年どうねん7がつ同社どうしゃ吸収きゅうしゅう合併がっぺいされた5しゃ事業じぎょうぎつつ機器きき制御せいぎょしゃ管轄かんかつ復帰ふっき