川原かわはら礫つぶて

川原かわはら 礫つぶて （かわはら れき）
ペンネーム	川原かわはら（かわはら） 礫つぶて（れき） 九里くのり （くのり） 史生ふみお（ふみお） 攻おさむ打だ引（せめだいん）
誕生たんじょう	(1974-08-17) 1974年ねん8月がつ17日にち（50歳さい） 日本にっぽん・群馬ぐんま県けん高崎たかさき市し
職業しょくぎょう	小説しょうせつ家か
言語げんご	日本語にほんご
国籍こくせき	日本にっぽん
最終さいしゅう学歴がくれき	青山学院大学あおやまがくいんだいがく
活動かつどう期間きかん	2009年ねん -
ジャンル	SF ファンタジー ライトノベル
代表だいひょう作さく	『ソードアート・オンライン』（2009年ねん - ） 『アクセル・ワールド』（2009年ねん - ）
主おもな受賞じゅしょう歴れき	2008年ねん：第だい15回かい電撃でんげき小説しょうせつ大賞たいしょう大賞たいしょう（『アクセル・ワールド』） 第だい12回かい：東京とうきょうアニメアワード原作げんさく賞しょう（『ソードアート・オンライン』）
デビュー作さく	Web公開こうかい 『ソードアート・オンライン』 商業しょうぎょうデビュー 『アクセル・ワールド』（2009年ねん - ）
所属しょぞく	ストレートエッジ
影響えいきょうを受うけたもの 大沢おおさわ在昌ありまさ など
影響えいきょうを与あたえたもの パルマー・ラッキー 燦々さんさんSUN など
署名しょめい
公式こうしきサイト	WordGear

川原かわはら 礫つぶて（かわはら れき、1974年ねん〈昭和しょうわ49年ねん〉8月がつ17日にち - ）は、日本にっぽんの小説しょうせつ家か。群馬ぐんま県立けんりつ高崎たかさき高等こうとう学校がっこう、青山学院大学あおやまがくいんだいがく卒業そつぎょう。群馬ぐんま県けん高崎たかさき市し出身しゅっしん。東京とうきょう都と練馬ねりま区く在住ざいじゅう。ストレートエッジ所属しょぞく。

略歴りゃくれき

MMORPGの『ウルティマオンライン』と『ラグナロクオンライン』にハマり、長ながい時ときは1日にち12時間じかん以上いじょうプレイし続つづける生活せいかつを数すう年間ねんかん続つづける中なかで、ゲームで蓄積ちくせきしたもので1本ほん小説しょうせつを書かき、あわよくばプロになろうという気持きもちで作品さくひんを書かき始はじめた。

2002年ねんから九里くのり史生ふみお（くのり ふみお）名義めいぎでオンライン小説しょうせつを発表はっぴょうする。特とくに、同年どうねん11月がつから2008年ねん7月がつまで自身じしんのウェブサイトで連載れんさいしていた『ソードアート・オンライン』シリーズで人気にんきを博はくした。2007年ねんには、小説しょうせつ投稿とうこうサイト『Arcadia』にて攻おさむ打だ引（せめだいん）名義めいぎで『超絶ちょうぜつ加速かそくバースト・リンカー』を発表はっぴょうした。

2008年ねん、『超絶ちょうぜつ加速かそくバーストリンカー』を改題かいだいした『アクセル・ワールド』で第だい15回かい電撃でんげき小説しょうせつ大賞たいしょう大賞たいしょうを受賞じゅしょうし、2009年ねん2月がつに同どう作品さくひんでデビュー。同年どうねん4月がつからは『ソードアート・オンライン』シリーズの刊行かんこうを開始かいしした。

2011年ねん10月には、アスキー・メディアワークス創立そうりつ20周年しゅうねん記念きねん作品さくひんと銘打めいうち、『アクセル・ワールド』と『ソードアート・オンライン』のアニメ化かとゲーム化かが発表はっぴょうされた。2作品さくひんが同時どうじ並行へいこうでアニメ化かされるのは異例いれいとされる。2作品さくひんともテレビアニメとなったうえ、『アクセル・ワールド』のテレビ放送ほうそう版ばんでは作中さくちゅうバトルシーンの解説かいせつ役やくアバター「ブリキ・ライター」の声優せいゆうも務つとめた。

2012年ねん12月、著作ちょさくの累計るいけい発行はっこう部数ぶすうが1000万まん部ぶを突破とっぱ。2009年ねん2月がつのデビューから3年ねん11か月げつでの1000万まん部ぶ達成たっせいであり、電撃でんげき文庫ぶんこの作家さっかとしては史上しじょう最速さいそくの記録きろくとなる。

2014年ねん8月がつ9日にちには『ソードアート・オンライン』シリーズが第だい15巻かんの発行はっこう分ぶんで国内こくない累計るいけい発行はっこう部数ぶすう1000万まん部ぶを突破とっぱ。さらに同年どうねん12月がつには『ソードアート・オンライン』シリーズの全ぜん世界せかいでの累計るいけい発行はっこう部数ぶすうが1670万まん部ぶを突破とっぱ。

2017年ねんには『ソードアート・オンライン』シリーズの全ぜん世界せかい累計るいけい発行はっこう部数ぶすうが2000万まん部ぶを突破とっぱ。翌年よくねんには2200万まん部ぶを突破とっぱしている。

また、『ソードアート・オンライン』シリーズの第だい1巻かんが電撃でんげき文庫ぶんこ初はつの国内こくない単たん巻まき発行はっこう100万まん部ぶを突破とっぱした。

デビュー以来いらい隔月かくげつでの刊行かんこうペースを維持いじする傍かたわら、ウェブ上じょうや同人どうじん誌しでの作品さくひん発表はっぴょうを継続けいぞくしている。

2017年ねん2月がつ18日にちに公開こうかいされた『劇場げきじょう版ばん ソードアート・オンライン ‐オーディナル・スケール‐』では、当とう作品さくひんの監督かんとくである伊藤いとう智彦ともひこと共同きょうどうで脚本きゃくほんを担当たんとうした。

人物じんぶつ

電撃でんげき文庫ぶんこの編集へんしゅう者しゃである三木みき一馬かずまは、打うち合あわせでは非常ひじょうに腰こしの低ひくい人物じんぶつであるという印象いんしょうを語かたっている。

Web連載れんさい時代じだいより読者どくしゃとの交流こうりゅうに重おもきを置おいており、またそのコミュニケーション手段しゅだんの要ようとなる自身じしんのwebサイトには深ふかい愛着あいちゃくを抱だいている。著書ちょしょの後書あとがきや自身じしんのサイトの掲示板けいじばんなどでも、しばしば「読者どくしゃからの感想かんそうが無なければ連載れんさいは続つづけられず、出版しゅっぱんにも至いたらなかっただろう」「掲示板けいじばんに読者どくしゃの皆みなさまが書かいて下くださる感想かんそうだけが心しんの支ささえ。お金かねがモチベーションになっていたら書かき続つづけられなかった」という旨むねのことを書かきしている。

サイクリングを趣味しゅみとしている。イラストも堪能かんのうであり、著作ちょさくのカバー折おり返かえしや同人どうじん誌しなどで自みずからイラストを描えがいている。これを活いかし、作品さくひんのイメージをイラストレーターに伝つたえる際さいにも、イメージをイラストにしてやり取とりしている。

自身じしんについて、設定せっていを次つぎから次つぎに後こう付つけしてしまう悪癖あくへきがあると述のべている。

「ネット流行りゅうこう語ご100 2020」に入はいっていた「あんたはここでふゆと死しぬのよ」が何なになのか気きになって検索けんさくした事ことから、詳くわしく知しる為ためにアプリゲーム『アイドルマスター シャイニーカラーズ』を始はじめた事ことが話題わだいになった。休憩きゅうけい時間じかんなど、空あいた時間じかんにプレイしている。一番いちばんの推おしはその言葉ことばの元もとになった黛まゆずみ冬ふゆ優子ゆうこだが、ゲーム内ないに登場とうじょうする色々いろいろなキャラも同様どうように好すきである。

作品さくひんリスト

• アクセル・ワールド（『電撃でんげき文庫ぶんこ』、アスキー・メディアワークス、イラスト：HIMA、既刊きかん27巻かん）
• ソードアート・オンライン（『電撃でんげき文庫ぶんこ』、アスキー・メディアワークス、イラスト：abec、既刊きかん36巻かん〈本編ほんぺん28巻かん、外伝がいでん8巻かん〉）
• 絶対ぜったいナル孤独こどく者しゃ（『電撃でんげき文庫ぶんこ』、アスキー・メディアワークス、イラスト：シメジ、既刊きかん5巻かん）
• デモンズ・クレスト（『電撃でんげき文庫ぶんこ』、アスキー・メディアワークス、イラスト：堀口ほりぐち悠紀子ゆきこ、既刊きかん3巻かん）

出演しゅつえん

アニメ

• アクセル・ワールド（ブリキ・ライター　2012年ねん）

Webラジオ

• アクセル・ワールド 〜加速かそくするラジオ〜（2013年ねん1月がつ28日にち ゲスト）

ウェブ番組ばんぐみ

• 川原かわはら礫つぶてチャンネル（ニコニコチャンネル・ニコニコ生放送なまほうそう、YouTube電撃でんげき文庫ぶんこチャンネル 2020年ねん11月 - レギュラー出演しゅつえん）

その他た

• N高等こうとう学校がっこう・電撃でんげき×エンタメ授業じゅぎょう講師こうし（2016年ねん - ）

関連かんれん項目こうもく

• 日本にっぽんの小説しょうせつ家か一覧いちらん
• SF作家さっか一覧いちらん
• ファンタジー作家さっか一覧いちらん
• ライトノベル作家さっか一覧いちらん

外部がいぶリンク

• WordGear - 本人ほんにんによるサイト。
• 川原かわはら礫つぶて (@kunori) - X（旧きゅうTwitter）