徳山とくやま文ぶん宗むね

徳山とくやま文ぶん宗むね
各種かくしゅ表記ひょうき
ハングル：	홍문종
漢字かんじ：	洪ひろし文ぶん宗むね
発音はつおん：	ホン・ムンジョン
ロろーマ字まじ：	Hong Mun-Jong
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徳山とくやま文ぶん宗むね（洪ひろし文ぶん宗むね）
基本きほん情報じょうほう
国籍こくせき	韓国かんこく
出身しゅっしん地ち	日本にっぽん・大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し生野いくの区く
生年月日せいねんがっぴ	1954年ねん11月11日にち（69歳さい）
身長しんちょう; 体重たいじゅう	180 cm; 72 kg
選手せんしゅ情報じょうほう
投球とうきゅう・打席だせき	左ひだり投とう左ひだり打だ
ポジション	外野がいや手しゅ
プロ入いり	1976年ねんドラフト2位い
初はつ出場しゅつじょう	NPB / 1977年ねん4月がつ2日にち; KBO / 1984年ねん
最終さいしゅう出場しゅつじょう	NPB / 1983年ねん6月がつ22日にち; KBO / 1990年ねん
経歴けいれき（括弧かっこ内ないはプロチーム在籍ざいせき年度ねんど）
	興國こうこく高等こうとう学校がっこう; 立命館大学りつめいかんだいがく; クラウンライターライオンズ; 西武せいぶライオンズ (1977 - 1980); ロッテオリオンズ (1981 - 1983); ロッテ・ジャイアンツ (1984 - 1988); 太平洋たいへいようドルフィンズ (1989 - 1990);
	この表ひょうについて

徳山とくやま文ぶん宗むね（とくやまふみむね、本名ほんみょう：洪ひろし文ぶん宗むね（ホン・ムンジョン、ハングル：홍문종）、1954年ねん 11月14日にち^[1] - ）は、大阪おおさか府ふ大阪おおさか市し生野いくの区く^[2]出身しゅっしんの元もとプロ野球やきゅう選手せんしゅ（外野がいや手しゅ）。在日ざいにち韓国かんこく人じん^[3]。

経歴けいれき

興國こうこく高だかでは、1972年ねん夏なつの甲子園こうしえん府ふ予選よせん準決勝じゅんけっしょうに進すすむが、明星みょうじょう高だかに惜敗せきはい。卒業そつぎょう後ごは立命館大学りつめいかんだいがくに進すすみ、中心ちゅうしん打者だしゃとして活躍かつやく。関西かんさい六ろく大学だいがく野球やきゅうリーグでは優勝ゆうしょうに届とどかず、3位い3回かいにとどまる。1975年ねん春季しゅんきリーグでは神かみ院いん大だいから1試合しあい個人こじん最多さいたとなる7打点だてんのリーグ記録きろくを達成たっせい。外野がいや手しゅとしてベストナインにも選えらばれた。

1976年ねんのドラフト2位い指名しめいでクラウンライターライオンズに入団にゅうだん。俊足しゅんそく、強打きょうだの外野がいや手しゅとして期待きたいされたが、伸のび悩なやみ二に軍ぐんではそこそこ活躍かつやくするものの一軍いちぐんではまったく成績せいせきを残のこせなかった。1980年ねんオフに戦力せんりょく外がい通告つうこく。その後ご、ロッテオリオンズへ移籍いせき。

1983年ねん限かぎりでロッテオリオンズを退団たいだんすると、1990年ねんまで登録とうろく名めいを本名ほんみょうの「洪ひろし文ぶん宗むね」として韓国かんこく球界きゅうかいでプレーした。

ロッテ・ジャイアンツでは、韓国かんこく球界きゅうかい1年ねん目めの1984年ねんシーズンから、当年とうねんの打撃だげき三さん冠かんのタイトルに挑戦ちょうせん中ちゅうだった三星みつぼしライオンズの李り萬まん洙と首位しゅい打者だしゃを巡めぐって熾烈しれつな競争きょうそうを繰くり広ひろげた。しかし、シーズン終了しゅうりょうが近ちかづくにつれ、同僚どうりょうに打撃だげき三さん冠かんを取とらせようとした三星みつぼし投手とうしゅ陣じんがわざと勝負しょうぶを回避かいひして、9打席だせき連続れんぞくで敬遠けいえんする珍事ちんじを経験けいけんする。結局けっきょくその年としは打率だりつ2位いに終おわった。1989年ねんに太平洋たいへいようドルフィンズへ移籍いせき後ごはやや衰おとろえが見みえ始はじめたものの、黎明れいめい期きの韓国かんこくプロ野球やきゅうを支ささえた。

詳細しょうさい情報じょうほう

年度ねんど別べつ打撃だげき成績せいせき

年とし度ど	球たま団だん	試ためし合ごう	打だ席せき	打だ数かず	得とく点てん	安やす打だ	二に塁るい打だ	三さん塁るい打だ	本ほん塁るい打だ	塁るい打だ	打だ点てん	盗ぬすめ塁るい	盗ぬすめ塁るい死し	犠打だ	犠飛ひ	四よん球たま	敬けい遠とお	死し球たま	三さん振ふ	併殺ころせ打だ	打だ率りつ	出で塁るい率りつ	長なが打だ率りつ	O P S
1977	クラウン	23	22	21	1	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	1	0	0	6	0	.000	.045	.000	.045
1981	ロッテ(O)	3	2	2	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	.000	.000	.000	.000
1982		11	13	10	3	0	0	0	0	0	0	0	0	0	0	3	0	0	2	0	.000	.231	.000	.231
1983		7	9	9	1	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	0	0	0	4	0	.111	.111	.111	.222
1984	ロッテ(G)	100	415	360	62	122	25	7	11	194	53	36	20	1	4	43	12	7	36	2	.339	.415	.539	.954
1985		107	445	393	42	102	23	2	11	162	58	16	12	6	4	42	1	0	36	3	.260	.328	.412	.740
1986		103	439	387	46	106	20	3	3	141	29	39	17	4	2	46	3	0	44	3	.274	.349	.364	.714
1987		108	466	415	59	119	19	4	7	167	49	25	9	5	1	40	1	5	26	5	.287	.356	.402	.758
1988		87	359	319	46	89	13	3	4	120	25	22	11	1	2	36	3	1	18	4	.279	.352	.376	.728
1989	太平洋たいへいよう	114	433	381	60	92	15	3	6	131	31	16	8	10	1	39	2	2	40	5	.241	.314	.344	.658
1990	太平洋たいへいよう	74	219	179	23	42	6	1	1	53	14	7	7	4	0	35	2	1	25	3	.235	.363	.296	.659
NPB：4年ねん		44	46	42	5	1	0	0	0	1	0	0	0	0	0	4	0	0	12	0	.024	.109	.024	.133
KBO：7年ねん		693	2776	2434	338	672	121	23	43	968	259	161	84	31	14	281	24	16	225	25	.276	.353	.398	.751

表ひょう中ちゅうのロッテ(O)（1981年ねん - 1983年ねん在籍ざいせき）は、NPBのロッテオリオンズ
表ひょう中ちゅうのロッテ(G)（1984年ねん - 1988年ねん在籍ざいせき）は、KBOのロッテジャイアンツ

記録きろく

NPB

初はつ出場しゅつじょう：1977年ねん4月がつ2日にち、対たい日本にっぽんハムファイターズ前期ぜんき1回戦かいせん（平和へいわ台だい球場きゅうじょう）、9回かい裏うらに坪井つぼい信三しんぞう路ろの代打だいだとして出場しゅつじょう
初はつ先発せんぱつ出場しゅつじょう：1977年ねん9月がつ17日にち、対たい日本にっぽんハムファイターズ後期こうき12回戦かいせん（平和へいわ台だい球場きゅうじょう）、8番ばん・右翼うよく手しゅとして先発せんぱつ出場しゅつじょう
初はつ安打あんだ：1983年ねん6月がつ11日にち、対たい南海なんかいホークス9回戦かいせん（川崎球場かわさききゅうじょう）、8回かい裏うらに佐藤さとう健一けんいちの代打だいだとして出場しゅつじょう、山内やまうち和宏かずひろから単打たんだ

背番号せばんごう

28 （1977年ねん - 1980年ねん）
49 （1981年ねん - 1983年ねん）
8 （1984年ねん - 1988年ねん、1990年ねん）
37 （1989年ねん）

登録とうろく名めい

徳山とくやま文ぶん宗むね （とくやまふみむね、1977年ねん - 1983年ねん）
洪ひろし文ぶん宗むね （ホン・ムンジョン、1984年ねん - 1990年ねん）

脚注きゃくちゅう

^ https://npb.jp/bis/players/31733844.html
^ 鄭てい仁和ひとかず『いつの日ひか海峡かいきょうを越こえて ―韓国かんこくプロ野球やきゅうに賭かけた男おとこたち』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1985年ねん、150頁ぺーじ。
^ ＜野球やきゅう＞ハンファ、在日ざいにち同胞どうほうの姜きょう秉秀と契約けいやく

外部がいぶリンク

選手せんしゅの各国かっこく通算つうさん成績せいせき Baseball-Reference (Japan)

[1] ttps://npb.jp/bis/players/31733844.html

[2] 鄭てい仁和ひとかず『いつの日ひか海峡かいきょうを越こえて ―韓国かんこくプロ野球やきゅうに賭かけた男おとこたち』文藝春秋ぶんげいしゅんじゅう、1985年ねん、150頁ぺーじ。

[3] ＜野球やきゅう＞ハンファ、在日ざいにち同胞どうほうの姜きょう秉秀と契約けいやく

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