息いき石せき耳みみ命いのち

『日本書紀にほんしょき』に基もとづく関係かんけい系図けいず

3安寧天皇あんねいてんのう

渟名底そこ仲なか媛ひめ命いのち

息いき石せき耳みみ命いのち

天てん豊津とよつ媛ひめ命いのち

4懿徳天皇てんのう

5孝昭たかあき天皇てんのう

息いき石せき耳みみ命いのち（おきそみみのみこと/いきそみみのみこと、生なま没年ぼつねん不ふ詳しょう）は、『日本書紀にほんしょき』等とうに伝つたわる古代こだい日本にっぽんの皇族こうぞく。

第だい3代だい安寧天皇あんねいてんのうの第だい一いち皇子おうじで、母ははは皇后こうごうの渟名底そこ仲なか媛ひめ命いのち。同母どうぼ弟おとうとには第だい4代だい懿徳天皇てんのうらが、子こには天てん豊津とよつ媛ひめ命いのち（懿徳天皇てんのう皇后こうごう）がいる。『先代せんだい旧きゅう事こと本紀ほんぎ』によると、跡継あとつぎはいないという。

『日本書紀にほんしょき』の一いち書しょでは安寧天皇あんねいてんのうの第だい一いち皇子おうじを常津つねづ彦某兄けい（とこつひこいろね）とし、この名前なまえの方ほうが母おもや娘むすめの名前なまえとの類似るいじが認みとめられる。『古事記こじき』は常つね根津ねづ日子にっし伊い呂りょ泥どろ命いのち（とこねつひこいろねのみこと）とする。